毎日ヨーグルトを食べることを習慣にするには、コストと手間を削減するのがポイント。
ということで導入したヨーグルトメーカー、タニカの「ヨーグルティア」。これまで様々な市販のヨーグルトを培養してきました。
上手くいく場合がほとんどですが、なかには不向きなヨーグルトもあったり。事例がたくさんたまってきたので、まとめてみました。
ヨーグルティア(タニカ)で培養した市販のヨーグルト
濃密ギリシャヨーグルト パルテノ|森永乳業
一番最初に培養したのが、森永乳業の『濃密ギリシャヨーグルト パルテノ』。
ねっとりした食感で、逆さにしても落ちてこないほど高粘度のヨーグルトです。
R-1ヨーグルト(ブルーベリー味)|明治
一時期、インフルエンザに効果があると話題になったヨーグルト、明治の『R-1』。
プレーンタイプは培養できることが実証済みでしたが、味が付いたタイプではどうなるのか、初の試みでした。
ビヒダス|森永乳業
僕の中では、最もベーシックなヨーグルトである森永乳業の『ビヒダス』。
やる前から培養できることは確信していましたが、やはり結果はその通りでした。
おいしいカスピ海ヨーグルト|グリコ
その昔、自家製ヨーグルトが流行ったことがありました。その時、母がせっせと作っていたのが「カスピ海ヨーグルト」だったと記憶しています。
あの時は種菌に粉末タイプを使用していたみたいですが、今は完成形が市販されています。そのひとつがグリコの『おいしいカスピ海ヨーグルト』。クセのある味ですが、それがまた美味しいんですよね。
恵 ガセリ菌SP株ヨーグルト|雪印メグミルク
最近は、数多くの機能性ヨーグルトが発売されています。ダイエット効果が期待できる特性を持った雪印メグミルクの『恵 ガセリ菌SP株ヨーグルト』も、そのひとつ。
培養したヨーグルトに、どれほどのガセリ菌が残っているのかは未知数。オリジナルに比べ、味がずいぶん違うものに変化したので、期待はできないかもです。
明治プロビオヨーグルト PA-3|明治
「プリン体に効き目アリ」という、明治の『PA-3』。僕は痛風持ちではないので、積極的に食べようというヨーグルトではありません。モノは試しということで。
けれども、これが初めての失敗。未だ、原因と対策については練れていない状況。なかなか買う気になれませんが。
LG21(明治)の培養分を使ってギリシャヨーグルトを作る
培養したヨーグルトから、あのねっとりクリーミーなギリシャヨーグルトが作れないか実験しました。元種として使ったヨーグルトは、明治の『LG21』。
ギリシャヨーグルトといっても、水切りができればOK。簡単に、クリームチーズのようなギリシャヨーグルトが作ることができます。
信州あづみの発 はちみつヨーグルト|バロー(信州ミルクランド)
『信州あづみの発 はちみつヨーグルト』は、現時点で一番のお気に入り。デザート感覚で食べても良いぐらい美味しいヨーグルト。
培養すると、どうしてもオリジナルに比べて風味が落ちます。もったいない気持ちを抑えてのチャレンジでしたが、予想に反して美味しさがキープされたので嬉しい驚きでした。
BifiX(ビフィックス)ヨーグルト[プレーン]|グリコ
オリジナルはかなりトロットロッなグリコの『Bifix(ビフィックス)ヨーグルト[プレーン]』。もはや液体、飲むヨーグルト。
こんなにユルくて固まるのか疑問でしたが、ギリギリセーフ。オリジナルよりも固くなったのは、初めてのことで、しかも酸味が抜けて、ちょっと美味しくなりました。
小岩井生乳100%ヨーグルト
ビフィックスヨーグルトに負けず劣らず飲むヨーグルト状態の『小岩井生乳100%ヨーグルト』。容器自体、そのまま注ぐこと前提で作られた三角の形状。メーカー認定の液状っぷり。
さすがにここまでユルいと、ちゃんとは固まりませんでした。でもマイルドな美味しさはオリジナルを引き継いでいます。
北軽井沢発 生乳100%ヨーグルト
『北軽井沢発 生乳100%ヨーグルト』は、スーパー「バロー」のPB商品。100%の生乳から作られているということで、上手く固まるか不安からの挑戦でした。
結果は、まずまずの成功。多少の酸味は発生したものの、マイルドな口当たりはオリジナルと同程度で美味しく仕上がりました。
プロバイオティクスヨーグルト
バローのPBヨーグルト第3弾は『プロバイオティクスヨーグルト』。昨今のスイーツ的なヨーグルトとは違って、体に効きそうな味のヨーグルトです。
培養後は酸味が強くなって、はちみつや砂糖は必須。ヨーグルトが苦手な人は、さらに食べるのが嫌になる可能性大です。
豆乳グルト
名前の通り豆乳から作られている『豆乳グルト』。牛乳由来じゃないヨーグルトは初めての挑戦だったので興味津々でした。
結果は史上最悪の事態。全く固まらず、ほぼ液体のまま。発酵で生まれた酸味と豆乳は、おそろしいぐらいに相性が悪く、激マズでした。
白バラヨーグルト生乳100
生乳100%で作られたヨーグルト第3弾は、白バラブランドの『白バラヨーグルト生乳100』。乳酸菌にはビフィズス菌BB-12を使われ、美味しくて体に良いヨーグルトに仕上がっています。
生乳タイプが固まりにくいのはこれまでと同じ。でも味はオリジナルと変わらずマイルドで美味しく仕上がりました。
淡路島プレーンヨーグルト
乳脂肪分1.0%という低カロリーな『淡路島プレーンヨーグルト』。一般的なプレーンヨーグルトの脂肪分が3%程度なので、これだけ脂肪分が低くても培養できるのかドキドキ。
ですが、オリジナルよりもしっかり固まるという意外な結果に。味の方は、かなりヨーグルト感が薄いものになりましたが。
家族の贅沢 クリーミーカスタードバニラヨーグルト
名前の通り、スイーツ寄りな味の『家族の贅沢 クリーミーカスタードバニラヨーグルト』。ヨーグルトよりもプリンみたいで子供たちは大絶賛。
これぐらいヨーグルトとかけ離れた味付けでも、きちんと培養できるのか心配でしたが全く問題なし。オリジナルよりも固くなったうえに、カスタードやバニラの風味がかすかに残って、美味しさが持続。
我が家の定番にしても良いぐらい、上出来な結果となりました。
新しい種類のヨーグルトを培養したら、随時更新していきます。