今回ヨーグルティアで培養するのは、安曇野食品工房の『家族の贅沢 クリーミーカスタードバニラヨーグルト』。
クリーミーでカスタードでバニラということで、かなり甘めのスイーツ系ヨーグルトですが、果たして無事に培養できるのか?
以下レポートです。
『家族の贅沢 クリーミーカスタードバニラヨーグルト』とは
安曇野食品工房が販売する『家族の贅沢 クリーミーカスタードバニラヨーグルト』は、その長い名前から想像できる通りの美味しいヨーグルトです。
原材料には卵黄、生クリームが入っています。バニラエッセンスで香りが付けられているので、プリンみたいな味。酸味が苦手な子どもは「これ美味しい!」と大喜びでした。まさに”家族の贅沢”。
舌触りもとっても滑らかでクリーミー。
一般的なプレーンタイプのヨーグルトより柔らかめですが、ある程度の固さはあります。培養して固まるかという不安は、この時点ではありません。
どちらかと言えば、酸味が少ないことが懸念材料。「酸味が強い=乳酸菌が多い」という誤った解釈からの発想ですが、実際、スイーツ寄りの成分がどう影響するのかは心配ではあります。
『家族の贅沢クリーミーカスタードバニラヨーグルト』をヨーグルティアで培養
準備&設定
それでは、いつも通り「ヨーグルティア(タニカ)」で培養します。
電子レンジで殺菌(500Wで1分30秒)した容器に、種菌としてクリーミーカスタードバニラヨーグルトを適当量入れ、牛乳1Lを注いでよくかき混ぜます。
で、ヨーグルティアを以下の通り設定。
- 温度:40度
- 時間:10時間
前回、オリジナルがユルユルな『淡路島プレーンヨーグルト』がしっかり固まったので、同じ設定で試してみます。
完成
無事、完成!普通にちゃんと固まりました。
しかも結構キレイな仕上がり。
スプーンですくっても崩れ落ちません。明らかにオリジナルよりも固まりました。
どうやら設定を1度低くするのは効果があるのかもしれません。
特筆すべきは味。
ほんのりカスタードとバニラの風味が残っていて。舌触りのクリーミーさも健在。わずかながら酸味を感じるようになりましたが、ヨーグルトらしくなったと思えば、それまでの話。
超マイルドな仕上がりなので、ハチミツなんかで甘さを調整すると、かなり美味しいヨーグルトになります。
あとがき
カスタードやバニラの風味って、結構強いもんなんですね。この傾向は3回転目まで続いたので、なかなかの驚き。それ以降は酸味が強く主張するようになりました。
家族全員が美味しい!となったので、培養成功です。
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