今回ヨーグルティア(タニカ)で培養するのは、大山乳業の『白バラヨーグルト生乳100』。
名前の通り生乳を100%使用したヨーグルト。この手のタイプは、これで3つ目。過去2回は、どちらかと言えばユルユルな仕上がりだったので、今回はどうなるか興味津々。
それでは以下レポートです。
『白バラヨーグルト生乳100』とは
『白バラヨーグルト生乳100』を製造する大山乳業は、鳥取県の酪農家で組織された専門農協。1つの企業という形態ではないことに驚き。
だからなのか、良い意味で地元感があるんですね。
機能的にはビフィズス菌BB-12を搭載。いわゆるプロバイオティクスというやつで、「生きて腸まで届く」ぐらい胃酸への耐性が高い菌です。
バローの『プロバイオティクスヨーグルト』もBB-12でした。
ちなみに使用している生乳は、もちろん鳥取県内産。これで他府県産なら、エライこっちゃです。
オリジナルは意外にも普通のヨーグルト然としています。というのも、これまで食べた生乳100%のヨーグルトは、いずれもユルめだったので。しっかりとした硬さ。
食感はなめらかでシルキー。酸味が全く無いので、入れる砂糖やはちみつは少量で十分。子供もパクつくマイルドな美味しさです。
『白バラヨーグルト生乳100』をヨーグルティアで培養
それでは、いつも通り「ヨーグルティア(タニカ)」で培養します。
電子レンジで殺菌(500Wで1分30秒)した容器に、種菌として白バラヨーグルト生乳100を100gほど入れます。
ヨーグルティアの設定もいつもの通り。
- 温度:41度
- 時間:10時間
今度、試しに設定を変えてみるかな。
完成
朝にセットして夕方に完成。ホントに簡単。
やっぱり粘度は低いですね。飲むヨーグルトほど液状ではありませんが、太めのストローなら問題なく飲めます。やっぱり生乳100%は固まりにくいのかな。
味はオリジナルと変わらず美味しいです。ほんの少し酸味が加わってますが、なめらか&マイルドは健在。子供でも食べやすいヨーグルトには違いありません。
このあと3度目までは同じような仕上がりが続きました。案外、長持ちした方です。
あとがき
完璧!と言うには。ちょっと違うかなって感じですが、まぁ培養は出来ましたね。
全くの余談ですが、「白バラコーヒー」とか「白バラ牛乳」とか、”白バラ”って付くと、無条件に”美味しい”、”良いもの”、ってイメージしてしまいます。
花言葉が由来だそうなんで味は全く関係ないはずなんですけど、ブランドってやつですね。
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