今回ヨーグルティアで培養するのは、淡路島牛乳の『淡路島プレーンヨーグルト』。
名前だけ見ると、ごく普通のプレーンヨーグルトのようですが、実は乳脂肪分が脅威の1.0%という低カロリーを特長としたヨーグルトです。
でも、ここでは培養できるかどうかがテーマ。脂肪分が少ないことは、どう影響するのか?
それでは以下レポートしたいと思います。
『淡路島プレーンヨーグルト』とは?
前回の『白バラヨーグルト生乳100』の時もそうでしたが、商品名に”淡路島”が付くと、良いモノ感が出ますね。
「淡路島たまねぎ」や「淡路島ビーフ」など。実際に美味しいからこそ育ったブランドパワーです。
すでに書いたとおり、このヨーグルトの乳脂肪分は1.0%。一般的なプレーンヨーグルトは3%台のものが多い中、1.0%というのは驚異的な数字です。
それでもパッケージのどこにも低脂肪とは書かれていないのが不思議。
安定剤や香料が不使用など、かなり健康に配慮したヨーグルトです。
公式サイトには下記のとおり紹介されています。
程よい酸味とクセのない味わい、生地はやや柔らかめでお召し上がりやすく仕上げました。
食べてみたところ、ほぼ同じ印象を持ちました。
少し酸味を感じるものの、全体的には優しい味の食べやすいヨーグルトです。
ただし、”やや柔らかめ”という紹介文には納得できかねます。
オリジナルは、液体一歩手前ぐらいのユルユルさ。容器に入れると、底面いっぱいに拡がってしまいました。ちゃんと固まるのか、不安です。
『淡路島プレーンヨーグルト』をヨーグルティアで培養
準備&設定
とは言っても、何か策があるわけでもなし。いつも通り「ヨーグルティア(タニカ)」で培養しましょう。
電子レンジで殺菌(500Wで1分30秒)した容器に、種菌として淡路島プレーンヨーグルトを100gほど入れます。
今回は、温度を1度低くしてみました。
- 温度:40度
- 時間:10時間
低温でじっくり時間をかける方が、菌が活動しやすいかなと想像して。根拠はありませんが。
あとは祈るのみです。
完成
意外にも。そこそこ固まりました。
一般的なヨーグルトほどではないものの、揺らしても崩れないぐらいの固さはあります。
オリジナルがユルユルだっただけに、それよりも固くなったのは驚きです。温度を下げたのが良かったのかな。
少し酸味が強まりましたが、あいかわらずあっさりとした優しい味。
あっさりし過ぎていて、ヨーグルト感は弱いです。誇張して言えば、牛乳が固まっただけのような感じになってしまいました。いわゆるヨーグルトを求めるなら、物足りないかな。
あとがき
とはいえ、培養については成功と言っていいでしょう。
3回目も同じように固まったし、味についても同じように薄めではありますが、不満に感じるレベルではありませんしね。
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