Siroca(シロカ)のオーブントースター「すばやきトースター」レビュー

すばやきトースター(シロカ)|ロゴマーク
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Siroca(以下シロカ)のオーブントースター「すばやきトースター」を買いました。プレミアムじゃない方のシンプルなやつ。品番はST-2D351。

高級オーブントースターで定番のバルミューダアラジンなんかと迷いましたが、焼き上げ速度、使い勝手、値段など総合的に見て、我が家にとっては「すばやきトースター」がベストだと判断しました。

早速レビューしたいと思います。

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Siroca(シロカ)のオーブントースター「すばやきトースター」

すばやきトースター(シロカ)|外観

初めての高級オーブントースター。

ずっと前から気になっていましたが、15年使ってきた2,000円のトースターが依然として壊れる気配がないので、買い替えのふんぎりがつかずにいました。

すばやきトースター(シロカ)|トースト

けれど子供も大きくなり、朝食にトーストを出すと、1人1枚必ず食べるように。

火力の弱い古いトースターでは、家族4人分のトーストを焼き上げるのに15分ほどかかってしまいます。これが結構大変。

てなわけで、買い替えを決断した次第です。

素速く焼き上げ、美味しさを閉じ込める仕組み

すばやきトースター(シロカ)|カーボンヒーター

すばやきトースター」には、3本のカーボンヒーターが搭載されています。上側に1本、下側に2本。端にいくほど巻きが重なっているのは、温度の均一化を図るため。

カーボンヒーターは火力が強く、発熱までの時間も約2秒と一瞬。食パンの表面を素速く焼き上げて、中の水分や旨味を閉じ込めるのに適しています。

ちなみに高性能なグラファイトヒーターが魅力のアラジンですが、グラファイトヒーターは上側のみ。下側は安価な石英管ヒーターが使用されています。

すばやきトースター(シロカ)|LOW−Eガラス

扉は遮熱性に優れた「LOW-Eガラス」のペアガラス構造。熱漏れを防ぎ、庫内の高温状態をキープします。

実際、使用中にガラス部分を触っても、ほんのり温かいだけで熱くはありませんでした。ばっちり役目を果たしています。

すばやきトースター(シロカ)|リフレクター

庫内には、チョコモナカジャンボのような形状の「リフレクター」がレイアウトされています。分散しがちな庫内の熱をパンに集中させて、高温エリアの偏りをなくし、焼きムラを防ぐことができます。

すばやきトースター(シロカ)|コンベクションファン

さらに「コンベクションファン」によって空気を対流。庫内の熱を均一にするなど、食パンを美味しく焼くための工夫が随所に散りばめられています。感心!

クルクル、ピッ!簡単シンプルな操作性

すばやきトースター(シロカ)|操作ダイヤルとスタートボタン

操作はダイヤルを回して、STARTボタンを押すだけの簡単仕様。クリック感が気持ち良くて、無意味にクルクル回したくなります。

すばやきトースター(シロカ)|デジタル表記

デジタル表記の液晶パネルは、温度・時間・メニューなどを表示。大きくて、見やすいフォントが採用されているので、ひと目で内容が分かります。

すばやきトースター(シロカ)|オートモードメニュー

オートモード」はトースト(枚数/焼き色)の他、冷凍食パンやチーズトースト、フレンチトーストやクロワッサンなど、実用的なメニューが揃っています。

個人的には、焼き芋がラインナップされているのが嬉しいポイント。40歳を超えてから、シンプルな甘さが身にしみるようになりました。

すばやきトースター(シロカ)|マニュアルモードメニュー

マニュアルモード」では、温度が60℃〜280℃(20℃刻み)、時間が5秒〜90分で設定可能。冷凍食品のパッケージ通りの作り方に合わせることができます。

焼き芋なんかも手間なし、簡単に作ることができますよ。

古いトースターもダイヤル操作でしたが、ジジジっとアナログ式。かなりアバウトだったもんで、でき上がりまでに何度か調整する必要がありました。その手間から開放されます。

広くてオープンな庫内

すばやきトースター(シロカ)|厚切りトーストも余裕の庫内高さ10cm

庫内の高さは10cmと高く、厚く切った食パンや具材をたんまりのっけても、まだまだ余裕があります。

すばやきトースター(シロカ)|フルオープン

焼き網を外せば、扉がフルオープン。パンくずトレーもすっと引き出せて、お手入れもラクチン!

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トーストを焼く!

すばやきトースター(シロカ)|トーストを焼く

それでは早速焼いてみます。オートモードの「トースト・1枚・ふつう」を選択。クルクルピッ!

ちなみに今回焼く食パンは我が家の定番、バローの『北欧ミルク食パン』です。

すばやきトースター(シロカ)|トーストを焼いている

一瞬で庫内が真っ赤に明るくなります。

すばやきトースター(シロカ)|残り20秒、焼き色が付き始めた

残り20秒ぐらいから焼き色が付きはじめました。

すばやきトースター(シロカ)|トーストでき上がり

でき上がり。こんがり、ムラなく、とっても綺麗に焼き上がりました。

すばやきトースター(シロカ)|トースト裏面

裏側もこんがり、綺麗。

すばやきトースター(シロカ)|トースト

外はサクッ、中はモチッ!なのは、古いトースターと同じ。けれどもクオリティが全くの別物です。

すばやきトースター(シロカ)|トースト

中のモチモチ度合いは数段レベルが上のもの。もともと含まれていた水分が減ることなく、そのまま残っている感じ。

すばやきトースター(シロカ)|トースト

また口の中に広がる風味も、より強く感じられるようになりました。旨味が熱で覚醒し、口の中で一気に開放。生で食べるよりも豊かで美味しく、味に奥行きを感じます。

今までのトーストはかなり水分と風味が飛んでいたんだと、初めて気付かされた次第です。

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あとがき

古いトースターだと仕上がりがまちまちで、焼き目の具合を見て何度か調整が必要でした。それを思うと。こんなに簡単な操作で自動的に美味しいトーストが焼き上がるなんて、実はかなり革命的な出来事。

バルミューダのようなスチーム機能で焼いたトーストを食べたことがないので比較はできませんが、「すばやきトースト」で焼いたトーストの美味しさは間違い無いものです。

逆にスチームを使わずに焼くことで、90秒という速さで焼き上がるメリットの方が、我が家にとっては大きいです。