子供の頃、プレーンタイプのヨーグルトといえば、明治のブルガリアヨーグルトか、ビヒダス(森永乳業)でした。
プレーンヨーグルトとは
プレーンヨーグルトとは、砂糖を加えていないヨーグルトのことで、基本的には”甘さ”がありません。
当時は、外フタと内フタの間に、砂糖を入れた小袋が用意されていて、それをヨーグルトに混ぜて食べるというスタイルでした。しかし添付の分量では、子供の舌を満足させるだけの甘さにはならず、追加で砂糖をドバドバと入れていた記憶があります。
そのような理由で、基本的にはプレーンタイプのヨーグルトは苦手だったのですが、ビヒダスは酸味が抑えられていて、比較的食べやすく、ブルガリアヨーグルトよりもこちらの方を選ぶことが多かったように思います。
昔話はさておき、大人になった今ではプレーンタイプのヨーグルトが大好きです。ほぼ毎朝食、食べています。子供の頃は、デザート感覚で食べていたんでしょうね。だから甘くないとやってられない。
今は健康のために食べているので、酸味が効いている方が体に良い気がしています。
準備&設定
いつも通り、電子レンジで容器&内フタ&スプーンを消毒し(500W 1分30秒)、100gほど元種となるビヒダスを入れます。
牛乳を3回に分けて入れ、よく混ぜます。牛乳もヨーグルトも”白色”なので、実際のところはよく混ざり合っているのか、よく分かりません。このあたりは雰囲気で大丈夫です。
よく混ざり合っているとしましょう。
お次は、ヨーグルティアの設定ですが、我が家の定番というか何も考えずいつものまま、
- 時間:7時間
- 温度:41℃
に設定。
暖房を効かせていない冬の台所で培養しているので、もう少し温度は高い方がいいのかなぁ、とは思っているのですが、あえて変更せず。
7時間経ちますと。
何の問題もなく、完成!
きっちり固まりました。味も元種のビヒダスとさほど変わらないように思います。少しだけ酸味が効いた、やさしい味わい。
その後、3回ほど継ぎ足し培養を行いましたが、味も固さも維持しています。
400g大容量ヨーグルトの利点
これまでとは違い、400gの大容量タイプのものを使いました。
ヨーグルトを購入後、すぐに食事と培養がスタート可能
このタイプの利点は、元種分の100gを引いた残りの300gを、すぐさま朝食として食べられるところにあります。
今までのように100gの小容量タイプのヨーグルトだと、まるごと培養に使ってしまうので、でき上がりまでは食べることができません。それが大容量タイプだと、待つことなく食事に出すことができ、同時に培養をスタートさせることが可能です。
培養コストがさらに安くなる
また4分の1しか培養に使わないので、コスト面でも魅力的。
例えば、100g=100円の小容量タイプのヨーグルトだと、
- 元種分のヨーグルト100g:100円
- 牛乳1本:172円
合計272円で、1100gのヨーグルトが完成します。
それが400g大容量タイプだと、
- 元種分のヨーグルト100g:400g=150円の1/4=37.5円
- 牛乳1本:172円
合計209.5円で、同じく1100gのヨーグルトが完成し、家族分の朝食1回分(300g)がおまけに付いてくる計算になります。
ヨーグルティアには内容器が別売されています。
これを使ってローテーションを組めば、さらなるコストカットが見込めるのですが、そこまで大量のヨーグルトを食べる家庭もまれでしょうか。
あとがき
今回も全くの手間いらずでビヒダスを培養させることに成功しました。
温度や時間は細かく設定できるのですが、ほとんど変更したことがありません。味や固まり具合に影響があるのかもしれないので、今度試してみようと思います。
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