Fujifilm X70の後継機を予想する。きっと最高のサブカメラになると思うんだけどなぁ。

Fujifilm X70の後継機

先日、東京で開催された「FUJIKINA 2017 東京」では、『X-E3』がお披露目されました。先代のX-E2から約4年ぶりとなるモデルチェンジなので、待ちに待った人も多かったことだろうと思います。

また同時に、『XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro』も発表されましたね。どちらかというと、僕はこちらを楽しみにしていました。ですが予想通り、自分にとっては値段と大きさがオーバースペック。すぐさまXF60mmF2.4 R Macro(以下XF60mm)を買いました。

中望遠レンズについては、富士フィルムサービスステーションで何度もレンタルサービスを利用してきましたが、

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これにてレンズ選びは、一旦終了です。

そんなこんなの「FUJIKINA 2017 東京」でしたが、開催前、X70の後継機が出るんじゃないかという噂がありました。発売後1年にも満たないX70が、まさかの生産終了となってから約1年。なかなか良い頃合いではあるので、ひょっとしたらひょっとするぞ、と密かに期待をしていたんですけどね。残念ながら、今回はおあずけでした。

ですが、Xシリーズの歴史を眺めてみると、そう遅くはないようなのです。あれやこれやと分析と妄想を交え、X70の後継機を予想してみたいと思います。

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Xシリーズの歴史

Point-1|発売日

 モデル発売
X10020113
X1010
X-S112
X-Pro120122
X-E111
XF111
X100S20132
X202
X-M16
X-E211
X-A111
XQ111
X-T120142
X309
X100T11
X-A220152
XQ22
X-T106
X7020162
X-Pro22
X-T29
X-A310
X-T2020172
X100F2
X-E39

Xシリーズの発売タイミングは、大きく分けると、毎年2回行われるのが慣例となっています。1回目は2〜3月の間、2回目は9〜12月にかけて、という感じ。

発売したモデル数(台)確率(%)
1月00
2月1040
3月14
4月00
5月00
6月28
7月00
8月00
9月312
10月28
11月624
12月14

なかでも1月発表→2月発売、というパターンが最も多く、過去7年間のうち6回がこれに当てはまります。年ベースで85%以上、機種ベースで40%の確率なのですから、2018年2月、遅くても3月には、何らかの新製品が発売される確率も高いと言えます

Point-2|レンズ交換式 or レンズ固定式(コンパクトカメラ)

 モデル発売レンズタイプ
X10020113固定式(コンパクトカメラ)
X1010固定式(コンパクトカメラ)
X-S112固定式(コンパクトカメラ)
X-Pro120122交換式
X-E111交換式
XF111固定式(コンパクトカメラ)
X100S20132固定式(コンパクトカメラ)
X202固定式
X-M16交換式
X-E211交換式
X-A111交換式
XQ111固定式(コンパクトカメラ)
X-T120142交換式
X309固定式(コンパクトカメラ)
X100T11固定式(コンパクトカメラ)
X-A220152交換式
XQ22固定式(コンパクトカメラ)
X-T106交換式
X7020162固定式(コンパクトカメラ)
X-Pro22交換式
X-T29交換式
X-A310交換式
X-T2020172交換式
X100F2固定式(コンパクトカメラ)
X-E39固定式

最近のXシリーズは、レンズ交換式タイプが多くリリースされ、レンズ固定式、いわゆるコンパクトカメラについては、現行品がX100Fだけとなっている状況です。逆に、レンズ交換式については、今回のX-E3が発売されたことによって、全ての後継機が出揃ったと言えます。

さきほど書いたとおり、「Xシリーズは2月に新製品を発売する」のが前提なら、それはレンズ固定式(コンパクトカメラ)か、全く別のモデルという可能性が高いのではないでしょうか。

「コンパクトカメラが売れない」と言われているご時世なので、X100F以外のラインナップを拡充するのはリスキーなのかもしれません。けれども、大型センサーを搭載したモデルであれば、スマートフォンとの差別化ができ、需要は見込めるのではないかと思うんですけどね。

Point-3|センサー&エンジン

 モデル発売センサー&エンジン画素数
X10020113APS-C CMOS+EXR Processor1230万画素
X1010EXR-CMOS+EXR Processor1200万画素
X-S112EXR-CMOS+EXR Processor1200万画素
X-Pro120122X-Trans CMOS Ⅰ+EXR Processor Pro1630万画素
X-E111X-Trans CMOS Ⅰ+EXR Processor Pro1630万画素
XF111X-Trans CMOS Ⅰ+EXR Processor1200万画素
X100S20132X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1630万画素
X202X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1200万画素
X-M16X-Trans CMOS Ⅰ+EXR Processor Ⅱ1630万画素
X-E211X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1630万画素
X-A111APS-C CMOS+EXR Processor Ⅱ1630万画素
XQ111X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1200万画素
X-T120142X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1630万画素
X309X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1200万画素
X100T11X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1630万画素
X-A220152APS-C CMOS+EXR Processor Ⅱ1630万画素
XQ22X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1200万画素
X-T106X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1630万画素
X7020162X-Trans CMOS Ⅱ+EXR Processor Ⅱ1630万画素
X-Pro22X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro2430万画素
X-T29X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro2430万画素
X-A310APS-C CMOS+画像処理エンジン名不明2420万画素
X-T2020172X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro2430万画素
X100F2X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro2430万画素
X-E39X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro2430万画素

Xシリーズは、2016年2月発売のX-Pro2を皮切りに、X-A3を除く全てのモデルのセンサー&エンジンが、「X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro」に置き換わりました。画素数も2400万画素オーバーとなり、新しい時代に突入した感があります。

旧センサー&エンジンは、約3年にわたって搭載されてきました。その間に後継機が出たケースは、

  • X100S→X100T
  • X20→X30
  • XQ1→XQ2

のみ。

フラグシップモデルであるX-Pro系やX-T系の後継機が登場するのは、センサー&エンジンが一新されることと同じ意味を持ちます。なので、もうしばらくの間は「X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro」の組み合わせで商品開発が進んでいくでしょう。

すると、やはりこれも「Xシリーズは2月に新製品を発売する」のが前提になるのですが、「X-Trans CMOS Ⅲ+X-Processor Pro」を搭載したモデルが登場する可能性は、限りなく100%に近いと思うのです。

Point-4|新機能

 モデル発売新機能
X10020113Xシリーズ初登場
X1010光学4倍ズームレンズ2/3インチセンサー
X-S112光学26倍ズームレンズ
X-Pro120122初のレンズ交換式
X-E111X-Pro2の廉価モデル
XF111薄型コンパクト
X100S20132新センサー&エンジン、点像復元処理、像面位相差AF
X202デジタルトランス液晶
X-M16チルト液晶
X-E211顔キレイナビ
X-A111ベイヤー式センサー
XQ111
X-T120142防塵・防滴・耐低温リアルタイム・ビューファインダー
X309クラシッククローム
X100T11アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー
X-A220152175度回転チルト式液晶、オートマクロ、瞳AF
XQ22
X-T106インテリジェントハイブリッドAF、AF-C動体予測
X7020162タッチパネルアドバンストSRオート
X-Pro22新センサー&エンジンSS1/8000秒、ACROSS、フォーカスレバー
X-T294K動画、3方向チルト
X-A310180° スライドチルト式背面液晶&美肌モード
X-T2020172
X100F2
X-E39Bluetoothタッチ操作

各モデルに新しく備わった機能を、僕が大事だと思うものを優先して、ざっくり抜き出してみました。赤字はハードウェア的なもの、黒字はソフトウェア的なものを表しています。ハイフンは、既に登場しているものを搭載しただけの、特に目新しい機能がないモデルです。

こうしてみると、新モデルが出るたびに、高い確率で新しい機能が搭載されていることが分かります。たいていはトレンドを取り入れる形ですね。

Xシリーズは、たとえ新機能が搭載されなくても、前モデルをブラッシュアップし、同世代モデルの良いところを組み込むことで、魅力的なモデルへと進化させています。ファームウェアのバージョンアップで、劇的に使い勝手がアップするのはお家芸です。

今回、X-E3に搭載された「タッチ操作」や「Bluetooth」なんかは、コンパクトカメラにとても相性の良い機能だと思います。「ミニマリズム」というコンセプトも、踏襲しやすいと思いませんか。

X70の後継機を、勝手に予想!

以上のことを踏まえ、X70の後継機をざっくり予想します。

  • 型番:FUJIFILM X80
  • 発売日:2018年2月15日(木) ←X70の発売日が3週目の木曜日だった。
  • 有効画素数:2430万画素
  • 撮像素子:X-Trans CMOS III
  • 画層処理エンジン:X-Processor Pro
  • レンズ:35mm判換算28mm相当 開放F値2.8 ←X70のレンズ在庫があるのでは。
  • 撮影感度:ISO200~12800(1/3EVステップ)
  • 露出補正:-5.0EV~+5.0EV 1/3EVステップ
  • 液晶モニター:3.0型タッチパネル付180°回転チルト式液晶モニター ←X-E3と同じ。
  • ファインダー:無し
  • フラッシュ:あり
  • 各種操作:タッチ操作とフォーカスレバー
  • Bluetooth:あり
  • 手ぶれ補正:あり ←ハードウェア的な目玉機能として希望!
  • フィルムシミュレーション:新しいフィルムシミュレーション ←希望!
  • デジタルテレコン:35mm判換算35mm、50mm、70mm ←希望!
  • その他:レンズバリア搭載 ←ハードウェア的な目玉機能として希望!

X-E3をベースに、X70をブラッシュアップしたモデルになるのが理想かな。手ぶれ補正とレンズバリアがあれば最高なんですけどね。

あとがき

X-Pro2のサブカメラとしてX70を検討していたものの、

X-Pro2、X30と立て続けにダスト混入事案が発生。やはりサブカメラにはレンズ固定式のX70が最適か。
前回、X-Pro2のサブカメラには、X30よりもX70の方がふさわしいんじゃないか、という主旨の記事を書きました。画質やスペ...

迷っているうちにX-E3が発売され、現在に至ります。

欲しいがゆえの妄想度が高い予想となりましたが、それを上回るカメラが出るのを期待して、あと半年、楽しみにして待つことにします。

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