マッサージガンを買いました。MYTREX(マイトレックス)社の『REVIBE MINI(リバイブミニ)』。
40歳を過ぎてからは、体のあちこちが硬くなっているのを日々痛感。過去には足底腱膜炎に悩まされたこともあって、セルフケア目的の購入です。
使ってみて数ヶ月、肩コリ由来の頭痛の軽減や筋肉痛の早期回復に、じんわり効果を感じています。また顔マッサージも気持ち良く、単純に当てるだけでストレス解消になります。
というわけで、早速レビューしたいと思います。
マッサージガン『マイトレックス リバイブ ミニ』
知らないメーカー(発売元)だけど、信頼できるかも。
Amazonなんかでマッサージガンを検索してみると、ものすごい数の商品がヒットします。そのほぼ全てが聞いたことのないメーカー。読み方すら分かりません。
MYTREX(マイトレックス)の発売元は「創通メディカル」という福岡の会社。
これまた初めて聞く名前ですが、日本ホームヘルス機器協会(企業賛助会員)に加盟していたり、WEBサイトがしっかり造り込まれていたりと、安心な点が多い。
特に、先に発売されていたミニじゃない方の『REVIBE(リバイブ)』は評判が良く、何度かメディアで取り上げられているのを目にしました。
ロフトやヨドバシカメラなど、大手の小売店で取り扱いがあることが決め手になりました。
スペック的にはエントリーモデル
もちろんスペックについても色々と比較検討しました。
振動数は毎分最大3,000回。Amazonに並ぶその他マッサージガンの中で真ん中ぐらいの性能です。
先述のREBIVEや、その上のハイエンドモデル『REBIVE PRO(リバイブ プロ)』が毎分最大3,300回なので1割ほど少ない。
また振幅(ストローク)も7mmと、巷のハイスペックモデル(14mmとか)に比べると見劣りします。
振動数が5回/秒少ないことや、ストロークの短さがどれぐらい影響するのかは、後ほど。
バッテリー容量が2,500mAhなのは、ハイエンドモデル含め、その他多くのマッサージガンと同じ。フル充電+振動レベル2で、およそ4時間ほど使用できます。
パワー的にはエントリーモデルの本機ですが、その反面、動作音が約40db(図書館レベル)と静かなのはメリットです。テレビを観ながらでも、動作音がうるさくて邪魔になることはありません。
上位モデルと変わらない豊富なアタッチメント
約18cm✕18cmのハードケースに、全ての部品が収まっています。
ハードケース付きにも関わらず、さらに携行用のキャリングポーチが付属。旅行や出張なんかの時、アタッチメントを装着したままカバンに放り込むのに便利です。
充電ケーブルはUSB。本体側はType-Cが採用されています。ACアダプターは付属されていないので別途必要。出力が5V/2AのものならOK。
もちろんモバイルバッテリーも使用可能。
ちなみにiPhone付属の充電器は5V/1Aなので、充電に時間がかかってしまいます。
アタッチメントは5種類。形状こそ微妙に違うけど、数と種類は上位モデルのREVIVEと同じです。
「球型」は、硬質なスポンジ素材(EVA樹脂)でできています。太ももや背中、お尻など、大きな筋肉を広範囲にほぐすのに使います。
「緩衝型」はシリコン素材。空気入れみたいに、押すとプニョプニョ変形します。顔や首など、柔らかめの刺激が求められる部位に使います。
残り3つは、硬めのプラスチック(ABS樹脂)製。
「平型」は見た目の通り、面で刺激したい部位に使います。説明書では、ふくらはぎが例に挙げられています。
逆に「円柱型」は、ピンポイントで刺激したい部位に使います。
足裏や手の平などが想定されていますが、全般、だるさを感じる部分を集中して攻めるのに最適です。
「U字型」は、骨や腱をまたいで筋肉を両側からほぐす場合に有効です。
アキレス腱や前腕、背骨周りなんかにフィット。個人的には、肩コリの主な震源である僧帽筋の付け根辺りを攻めるのに使っています。
本体はめっちゃコンパクト!操作も簡単。
”ミニ”というだけあって、本体はめちゃくちゃコンパクトです。手の中にすっぽり!良い感じに収まります。
重さも約370g(本体のみ)と、マッサージガンの中ではトップクラスの軽さ。REVIBEの約680g(本体のみ)に比べると半分ほどですから、圧倒的に取り回しがラクです。
使い方も、めちゃくちゃシンプル。
まずはアタッチメントを装着。少し強めの力でねじ込みます。
あとは本体に1つだけある電源ボタンを長押しするだけ。ONになればランプが点灯します。
ボタンを押すごとに、振動レベルが1から5段階に切り替わります。振動レベル5の状態でボタンを押すと電源がOFFになる仕組み。めちゃ簡単。
想像よりパワフルで取り回しがラク
実際に使ってみると、サイズを超えたパワフルさに驚きました。正直、振動レベル1であっても、部位によっては十分と思える強さです。
振動レベルごとの回転数は以下の通り。
振動レベル | 1分あたりの回転数 |
1 | 1600回 |
2 | 2100回 |
3 | 2400回 |
4 | 2700回 |
5 | 3000回 |
フェイスケア
フェイスケアで使う場合は、振動レベル1が推奨されています。
肌に軽く当てて滑らすと、ものの数秒でヒリヒリポカポカ。肌の血行が良くなるのを実感。逆にレベル2以上で使うと痛いぐらいです。
めちゃくちゃ気持ち良いので、テレビを観ながらいつまでもマッサージできてしまうのが恐い。でも3分を目安に使いましょう、ということです。
肩コリ
僕の場合、頭痛の主な原因は肩コリであることが多いです。肩から首、こめかみがぎゅぅっと固くなって頭痛発生、というのがお決まりのパターン。
僧帽筋と肩とのジョイント部分を重点的にほぐします。振動レベルは3が基本。1分も経たないうちに血の流れが良くなり、指先から目の周りまでじんわり温かくなります。フェイシャルケアの要領で、こめかみを軽くほぐすのも効果あり。
頭痛がピタッと無くなることは少ないですが、軽くなるのは間違いありません。助かってます。
筋肉痛
筋肉痛の回復を早めてくれる効果もあります。
振動レベルは1〜3程度で十分。ゆっくり滑らす程度の負荷で何度も往復。感覚的な話ですが、お風呂上がりに使うと効果アップな気がします。
「なでるように、滑らすように」がオススメの使い方
グリグリ押し付けてしまうと、揉み返しが発生したり、振動が止まったり、跳ね返ったりなど、リスクがいっぱい。強めの刺激が欲しい場合でも、押し付けるのはNGです。
あくまでも血の流れがスムーズになるようなイメージで。「なでるように、滑らすように」が基本です。
振動レベル5だと押し付けなくても満足する刺激が得られるし、1人で手が届きにくい部位でも「なでるように、滑るように」が実行しやすくなります。
あとがき
小さいので満足するだけのパワーがあるのか不安でしたが、全く問題無しでした。
僕自身、圧には強い方だと思って生きてきたけれど、振動レベル3(2400回/分)までで丁度良い感じ。逆に、レベル5(3000回/回)はあまり使わないですね。家族全員がそんな感じ。
小さい分、取り回しがラクだし、リビングに置いてても邪魔に感じない。
子供でも使える大きさなので、進んで背中のマッサージをしてくれるのは嬉しい誤算でした!