ファミリー&オートキャンプのシュラフは、バロウバッグ(モンベル)がオススメ!

バロウバッグ#3(モンベル)
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現在、「キャンプの荷物をコンパクト化計画」に着手しています。まず取り組んだのが、椅子の見直しでした。

これらのリプレイスはかなり効果が高く、ラゲッジスペースに余裕が生まれたのはもちろん、運搬がラクになったことも大きなメリットでした。

そして次に目を付けたのが、寝具関係です。

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これまでの就寝事情

昨年までの我が家の就寝スタイルは、

  1. インナーマットの上に「起毛ラグ」を敷く
  2. 布団用の「敷きパッド」を敷き詰める
  3. 気温に応じて、「タオルケット」や「毛布」などを掛ける

というものでした。

これだけの量にもなると、RVボックス1つには収まりきらず、隙間にねじ込んだり、座席に積んだりなど、積載に苦労します。特に、春・秋キャンプが大変で、防寒着や重ね着用の服など衣類もボリュームアップするため、荷室はパンパン状態になってしまいます。

焚き火用に乾燥させておいた枯れ枝も持って行けないようじゃイカン!ということで、今年の春、寝具を全てシュラフ(寝袋)に置き換えました。

大人用はモンベルの「バロウバッグ#3」、

子供用はコールマンの「キッズマミー」です。

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バロウバッグ#3(モンベル)

バロウバッグ#3(モンベル)|サンライズレッド

シュラフを大別すると、ダウン素材のものと化繊素材のものがあります。バロウバッグは化繊素材のもの。エクセロフトという名前の、ポリエステル繊維で作られた中綿が使われています。

シュラフを選ぶときに、ダウンか化繊かで結構悩みましたが、我が家の使用環境では化繊がベストという結論になりました。

化繊シュラフは、使うのも管理するのもラク!

バロウバッグ#3(モンベル)|取扱説明

化繊シュラフの良いところは、気兼ねなく使えるところ。

汚れても洗える

もし仮に(といってもかなり高い確率で)シュラフが汚れた場合、化繊シュラフは家庭で洗濯ができます

【洗濯方法】

洗濯用洗剤を使用し、ぬるま湯(約30℃)で軽く押し洗いをしてください。

(中略)

脱水機をご使用の際は、あらかじめ製品の水分を手で絞り、脱水槽の中に均等に配置して脱水してください。完全に水分をきり、風通しのよい日陰で十分に乾燥させてください。中の化繊綿にダメージを与える恐れがあるため、乾燥機は使用しないでください。

(バロウバッグ付属の取扱説明より)

使用を重ねるごとに、徐々に汚れは蓄積していきます。ましてや小さな子供と一緒だと、どれだけ注意していても、テントの中に土や砂を連れ込んできます。彼らはそういう生き物なのです。

ダウンシュラフが洗濯できないわけではないけれど、

  • 専用の洗剤を使わないといけない
  • 絞って脱水すると羽毛にダメージを与えるので、脱水機はNG
  • 乾燥機(低温)は必須

など、いろいろと制約があるので、洗うのが億劫になりそう。なので家庭で、しかも特別な洗剤など使わずに洗えるのは、化繊シュラフの大きなメリットです。

保管も普通に

保管についても、結構ラフな感じで構わない。

【保管方法】

使用後は風通しの良い日陰に置き、時間をかけて十分に乾燥させてください。
長時間にわたり、圧縮したままの状態で保管せず、乾燥後は大きな通気性のある袋に収納、日陰の風通しの良い場所で保管してください。

(バロウバッグ付属の取扱説明より)

ポリエステル繊維は吸湿性が低い、という特長を持っています。おかげで細菌やダニ、カビなどが発生しにくく、室内保管であればまず大丈夫。ダウンシュラフほど神経質になる必要はありません。

オフシーズンは、専用の「ストリージバッグ」に入れておくのがベストでしょうけど、

100均の洗濯ネットや布団収納袋なんかでも代用できます。スペースに余裕があれば、お店のように吊るしておくのもいいですね。圧縮状態が保温性能低下の原因になるので、ふんわりさせておくことが重要です。

濡れても保温性能は低下しない

吸湿性が低いとは、言い換えれば水分を含みにくいということ。おまけに速乾性に優れているので、濡れても保温性能をキープし続けます。

ダウンシュラフは濡れると膨らまず、保温性能が得られません。乾きも遅いので、水分は大敵なのです。なのでシュラフカバーを付けたり、表生地に撥水性能を持たせたりしなければなりません。

ファミリーキャンプをするような場所で、しかもテントの中であれば、結露が発生するようなことはないでしょうけど、子供と一緒なら何が起きるか分かりません。濡れても大丈夫、というのは本当に心強い!

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スーパースパイラルストレッチシステムで、窮屈感ゼロ!

バロウバッグ#3(モンベル)|スーパースパイラルストレッチシステム

スーパースパイラルストレッチシステム」って、必殺技みたいな名前ですけど、これが優れもの。体にフィットしながら動きに追随するので、無駄な隙間が生まれず、保温力が低下しません。それでもってシュラフ全体が伸縮するので、全く窮屈感がないんです。寝返りだって、あぐらだってかけます。包容感が最高で、めちゃくちゃ気持ち良い!

普段、寝返りのタイミングで目が覚めることが多い僕ですが、バロウバッグで寝た夜は、疲れのせいもあって、朝までぐっすり眠れます。包まれながら寝返りするのに幸せを感じ、何度もコロコロしちゃうほど。バロウバッグで寝るためにキャンプをするのもアリですね!

リミット温度1℃は、4月から11月まで快適!

バロウバッグ#3(モンベル)|快適温度6℃、限界温度1℃

バロウバッグ#3の対応温度域は、

【コンフォート温度】6℃寒さに対する耐性の低い人が、リラックスした姿勢で寒さを感じることなく眠れる。
【リミット温度】1℃寒さに対する耐性の高い人が、丸まった姿勢で寒さを感じることなく眠れる。
【エクストリーム温度】-14℃寒さに対する耐性の低い人が、丸まった状態で厳しい寒さを感じ、震えを伴いながら6時間持ちこたえられる。

に設計されています。

12℃を示す温度計

この日は、11月中旬の海沿いのキャンプ場でした。深夜2時、テントの中の気温は約12℃。一応、上下ともフリース(肌着・靴下無し)という格好でしたが、全く寒さは感じませんでした。キッズマミー(快適温度4℃)で寝ていた、寒さ耐性高めの息子たちは、夜中にシュラフから脱出してました。

今のところ、バロウバッグの真価を発揮するようなキャンプをしていませんが、重ね着にしたり、マットレスを敷いたりすれば、

本当に1℃ぐらいまで余裕でいけちゃうんじゃないでしょうか。「サーマルシーツ」と合わせれば、それ以下の気温でも平気かもしれません。

モンベルのシュラフの対応温度域表示はヨーロッパ規格(EN13537)に準じていますが、なかなか正確な印象です。シュラフの対応温度域表示は+5℃見ておけ、と言わるような曖昧なものでしたが、少なくともバロウバッグについてはそんなことないと思います。

L←→Rジップでドッキング。子供と寝れば、めちゃくちゃ暖かい!

バロウバッグ#3(モンベル)|ドッキング

それでも寒さを感じるのなら、シュラフを連結して、子供に抱きついて寝ましょう。これめちゃくちゃ暖かいです。

そのためには左右で開き方の異なるモデルを用意する必要があります。LジッパーモデルとRジッパーモデル。ダウンハガーとバロウバッグといったモデルの違い、あるいは#1や#3などの番手が違っても連結可能です。ジッパーは左右どちらでも使い勝手に大差はないので、2個以上揃えるときは、是非ともジッパーの向きを違えて購入することをオススメします。

大きくて重いけれど、オートキャンプなら問題無し

バロウバッグ#3(モンベル)|収納袋に入れたとこ

収納袋に入れたときのサイズは直径18cm×長さ36cmで、重さは1085g。ダウンシュラフよりもひと回り以上大きく、2倍以上重い。けれども、明らかに積載スペース&持ち運びの負担は減ります。

結露対策としてカバーが必要なダウンシュラフとならトータルの重量に差はないわけで、そもそも車を使うオートキャンプなら、メリットの方が圧勝しちゃいます。

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あとがき

シュラフ選びは結構悩みました。お店で実物を見たり、店員さんの話を聞いたり、本格的に登山をしている友人に相談したりもしました。いつもの通り、最終的にはコスパが決め手になったわけですが、カラーリングも好みで、とっても気に入っています。

荷物のボリュームも格段に小さくなりました。初めてのシュラフ選びに迷われている方は、バロウバッグはおすすめですよ!