先日、Karrimor(カリマー)のジャケットを購入した話を書きました。
カリマー公式サイト内にあるWEBアウトレットを利用したのですが、旧モデルながら20〜40%オフで販売されていて、かなりお得に買えました。
1シーズンくらい前のモデルなら、色・サイズとも豊富で、現行モデルにはない配色のウェアなんかが見つかったりして、眺めるだけでもおもしろい。
品質に大きな差があるわけでもないし、なにより安心の正規品というお墨付き。新しいモノによっぽどのこだわりがなければ、まず公式アウトレットをチェックすべきだと思います。
そんなわけで、アウトドアブランドが運営する公式アウトレット(オンラインストア)を、毎シーズンのチェックリスト用としてまとめてみました。
実際に使ったことのあるブランド
karrimor(カリマー)
まずは、つい最近購入したkarrimor(カリマー)。
イギリス発のブランドで、ウェアはもちろんリュックや帽子の扱いもあります。ブランド名の語源が「carry more=もっと運べる」というだけあって、ウェアよりもリュックの方が人気のようですが、どうでしょう。
僕もかれこれ20年前、カラーリングに惹かれてリュックを買いました。ridge(リッジ)
というモデルで、容量は25L。確か、当時も2万円ぐらいだったんじゃないかな。若干、色褪せてはいますが、破れやほつれはなく、今でも現役で活躍しています。
カリマーのアイテムは、本格的な登山から普段着として使えるもの、通勤通学で活用できるものなど、幅広くラインナップされています。さきほども少し触れたように、カラーリングが美しく、ロゴマークの付け方もさり気ないので、何に合わせやすいんだと思います。
カリマーのWEBアウトレットでは、前シーズン〜3年前ぐらいの旧モデルがラインナップされています。20〜40%オフになっていて、選択肢はかなり広いと思います。
patagonia(パタゴニア)
お高いイメージのpatagonia(パタゴニア)ですが、WEBアウトレットを利用すれば、だいたい20〜30%オフで購入することができます。
Phantom JKT(カリマー)を購入する際には、トレントシェル・ジャケットにするか迷いました。
その時は定価のままだったので候補から外しましたが、今のようにアウトレットに並んでいればこっちにしたかも。
パタゴニアのWEBアウトレットは型落ち感が強くて、色やサイズのバリエーションが、カリマーに比べて少なめ。なので絶対に欲しいアイテムは、現行品で手に入れる方が良いでしょうね。アウトレット狙いは運任せです。
Foxfire(フォックスファイヤ)
地味でお◯さん臭いイメージのFoxfire(フォックスファイヤ)ですが、2017年秋にWEBサイトもリニューアルされ、近年はアイテムのデザインクオリティが上がってきたような印象です。僕が歳をとっただけかもしれませんが。
アースカラーを中心とした低彩度のカラーリングのものが多く、派手さはありません。けれどもメイド・イン・ジャパンということもあり、機能性・品質とも高く、落ち着いた雰囲気が好みの方にはイチ押しのブランドです。
もともとの商品数が少ないので、WEBアウトレットに並ぶ商品も少なめです。シーズンオフのアイテムが安くなっているわけではなく、その季節で使える旧モデルが売られています。シーズンの終盤には、順次、現行モデルが対象になっていくので、こまめなチェックが欠かせません。価格は30〜40%オフと、かなりお得な設定なのもうれしいところです。
ちなみに僕は、一昨年の2月にダウンジャケットを購入しました。
Columbia(コロンビア)
アウトドアブランドというか、どちらかというと街着が中心のColumbia(コロンビア)。派手めなものから地味めなものまでラインナップされていて、しかも比較的リーズナブルなので、幅広い層にフィットするブランドという印象です。
本格的なアクティビティを専門にされている方からすると、おもちゃのようなスペックかもしれませんが、低山キャンプまでなら十分対応可能な実力は持っていると思います。
僕は「オムニウィンドブロック」という防風機能が付いたベストを持っています。真冬じゃなければ、これ1枚で外出できるほど暖かいので、かなり重宝しています。4シーズン目に突入し、さすがに表地のフリースはヘタってきましたが、裏地のオムニウィンドブロックは健在なので、まだまだ保温力は損なわれていません。
WEBアウトレットでは、シーズンオフのアイテムが扱われ、アイテム数はそれほど多くありません。これなら好日山荘とかで買う方が、欲しいものが安く見つかるんじゃないでしょうか。
mont-bell(モンベル)
アウトドアブランド界のユニクロとも言うべき存在のmont-bell(モンベル)。ウェアからギアまで、ありとあらゆるアイテムが取り揃えられています。お手頃価格の割には、品質・機能とも中レベル以上で、コストパフォーマンスに優れたブランドです。
気付けばモンベル製品を手にしていることが多いわけですが、最も古いものを探してみたところ、20年前に購入したGORE-TEXのジャケットがありました。数年に一度の割合で撥水加工を施していることもあって、今でも現役で使用中です。
モンベルのWEBアウトレットは、カタログ掲載が終了した廃盤品がラインナップされています。なので色・サイズには偏りがあります。それでもアイテムの種類自体は多いので、ニーズを満たすものに出会える確率は高いと思います。割引は10〜30%までと、少々渋めかな。
GREGORY(グレゴリー)
GREGORY(グレゴリー)と言えばバックパック。本格登山用から、今ではタウンユースにも合うリュックやカバンを多数ラインナップしています。高機能かつ高価格なところから「山のロールスロイス」という呼ばれています。
僕が持っている古い方のグレゴリーのリュックは、通称「青文字タグ」と呼ばれるもの。4年間しか使われず、ちょっとしたレアモノのようです。その後、シルバー文字に変更され、20年近く使用された後、2016年から現在のロゴマークが使われるようになりました。直線を基調としたスタイリッシュなイメージで、キレイめな格好にも馴染みます。
WEBアウトレットでは旧モデルが、30〜50%オフになっています。旧モデルと言っても、ほとんどの場合、現行品とはカラーリングの違いしかないわけなので、好みに合えばかなりお得な買い物になります。
KEEN(キーン)
「足元が変わればアウトドアは一変する」とは、今考えた即席の格言ですが、KEEN(キーン)のシューズをTPOに応じて履き分けるようになってから、アウトドアが一層快適に、楽しくなりました。
テント周りでくつろいでいる時は『YOGUI(ヨギー)』を履き、
水辺での遊びを含む活動全般には『Newport H2 (ニューポート エイチツー)』、
山登りなどしっかり歩くときは『Targhee II WP (ターギー2)』を履く。
シーンに最適なシューズを選択することで、ケガや疲労の予防になり、シューズ自体も長持ちさせることができます。
キーンのWEBアウトレットでは、旧モデルはもちろん、現行モデルでもシーズンの中頃から割引が行われます。30〜40%オフのものが多いようですね。カラーやサイズの在庫もひと目で分かるので、とっても使いやすいサイト設計になっています。購入すると、次回の買い物に使える10%オフ・クーポンが貰えたり、何かと良いイメージのブランドです。
A&F COUNTRY(エイアンドエフカントリー)
国内含む、世界のアウトドア用品のセレクトショップ的なA&F COUNTRY(エイアンドエフカントリー)には、聞いたこともないようなブランドのアイテムが取り揃えられています。
アイテムの種類も豊富で、ギアからアパレルまで、ありとあらゆるものが揃っている感じ。アウトドアに限らず、日常使いで活躍するものも扱われているので、もはやライフスタイルショップで買い物する感覚です。ここで買ったホットサンドクッカーは、普段の朝食で使用しています。
WEBアウトレット では、シーズンや新旧モデルに関係なく、セールが行われているようです。と言うか、ブランドもアイテムも多岐に渡るので、何が現行モデルなのか分かりません。価格も30%オフのものから、なかには90%オフのもの(書籍とか)があったりと幅があるので、時間があるときにポチポチ眺めるとおもしろいです。
snow peak(スノーピーク)
アメニティドームやパイルドライバーなど、後世に残る傑作を生み出す心憎いブランド、snow peak(スノーピーク)。オリジナリティ溢れるアイテムは、後追いするメーカーが多数現れるほど。高品質でオシャレ、けれども少々高額、というのが大方の人が持つイメージではないでしょうか。
そんなスノーピークも、年に2回行われる「雪峰祭」では割引価格で購入することができます。店頭展示品や訳あり品、廃盤品といったあたりが、定価の20〜30%オフに。ただし実店舗のみ。オンラインストアでは、セール品の取り扱いはありません。でも、雪峰祭限定のアイテムは買うことができます。
まだ使ったことのないブランド
finetrack(ファイントラック)
メイド・イン・ジャパンのfnetrack(ファイントラック)は、周りから「ファイントラックが良いよ」という話を山ほど聞くので憧れているブランド。ちょっと僕にはガチ過ぎて、あと高価格なこともあって、おいそれとは手が出せないでいます。
商品ページも、高機能っぷりがビシビシと伝わってくるような熱の入った造り込みがされていて、めちゃくちゃ格好いい。いつかは何かのアイテムで、とは思うものの、やっぱり自分にはオーバースペックのような気もします。カラーリングも含め、決してタウンユース向きではないですね。
アウトレットについては、不定期&期間限定で開催されている模様。生産終了品が対象となっています。メールマガジンに登録しておけば、アウトレットの開催情報がいち早く手に入れられるようです。
Haglofs(ホグロフス)
Haglofs(ホグロフス)は、もともとスウェーデンのブランドで、現在はアシックスが買収し、全額出資子会社となっています。
上品かつ高級、高品質感漂うアイテムが多く、それにともなうように値段も超高額。10万円を超えるアウターや、5万円を超えるバックパックがあったりと、とてもじゃないけど僕には買えません。
そんな高級ブランドのホグロフス商品が、WEBアウトレットでは25〜30%オフで購入することができます。とは言いながらも、まだまだ庶民の出る幕はではありませんが。
あとがき
考えてみれば、結構WEBアウトレットで購入したものを持っているな、と。
店頭ではサイズが無かったり、好きな色が無かったり、そもそもお目当てのブランドが無かったりと、二の足を踏むことが多い。試着したデータを参考に、家に帰ってネットで購入、というのがパターン化されつつあります。
まだWEBアウトレットを開始していないブランドも、遅かれ早かれ始めていくでしょうし、そしたらまたここに追記していきます。