アップデートしようか迷っていた最新のmacOS BigSur。意を決して、正月休みの間にエイヤッ!と済ませてしまいました。
今回のバージョンは11。約20年間続いたOS X(10〜)からのメジャーアップデートです。
新しいモノは好きな方ですが、OSについては慎重派。少なからず、予期せね不具合に見舞われる可能性があるからです。
Canonの古いプリンター(MG5430)はBigSurに対応している?
特に今使っているCanonのプリンターはMG5430という古いもの(2012年製)。これまで約8年間、ノントラブルで稼働してくれました。これがOSをアップデートしたために、買い替える始末になるのは避けたいのです。
で、Canonの公式サイトを確認してみるも、やっぱりBigSurには対応していないみたい。
でもMG5430はAirPrintに対応しています。Wi-Fi接続で、特定のドライバをインストールしなくてもプリント可能な地味にありがたいシステム。
これなら大丈夫かも!
macOS BigSur 11へアップデート
BigSurへアップデート可能か確認
アップデート前にコンピューター環境の確認。
- 本体:iMac(2019)
- アップデート前OS:macOS Catalina(10.15.7)
1世代前のiMac、1つ前のOSなので、もちろんアップデート可能。あと6年ぐらいは大丈夫そうね。対応状況は公式サイトで確認できます。
各OSからのBigSurへのアップデート方法
手順は実に簡単。[システム環境設定]から[ソフトウェアアップデート]を開き、[今すぐアップデート]ボタンをクリックするだけ。あとはお茶でも飲みながら、のんびり待ちましょう。
使用しているOSが10.9〜10.13なら、AppStoreからBigSurをダウンロードすることでアップロードが出来るようです。
OSが10.8の場合は、まずEl Capitan(10.11)にアップグレードし、それからBigSurという流れになるみたい。めちゃ時間がかかるけど、なんとかなるもんだ。
BigSurへアップデートするのにかかった時間
アップデートにかかった時間は、大体1時間ちょっと。ダウンロードに20分、インストールに40分。使用環境が比較的新しいからなのか、思っていたよりも早く終わりました。
アプリケーション&プリンター作動状況
各種アプリケーション作動状況
各アプリケーションもキビキビ動きます。僕の場合、多くはMacデフォルトアプリを使っているので、そのあたりは当然ながら何の問題もありません。
外部アプリケーションとしては、
- Google Chrome
- LINE
- Pixelmator Pro
- Affinity Designer
- HandBrake
- CotEditor
- FileZilla
- ⌘英かな
- Clipy
こんな感じ。いずれも問題無く、これまで通り軽快に動いています。
プリンターの作動状況
一番の心配であったプリンター(MG5430)ですが、こちらも問題なく動きました。びっくりするくらいスムーズに、今まで通り各機能が使えています。接続はAirPrintです。
以前ドライバー経由で使っていた時に、両面印刷が使えないといった不具合が発生したことがあったのですが、AirPrintなら同じUIのままで操作も同じ。素晴らしい!
BigSurの使用感
というわけで、BigSur快適です。壁紙もキレイ。iPhone(iOS)との親和性が、より高くなりました。通知センターのウィジェットなんて、そっくりそのままですしね。おかげで多用するようになりました。コントロールセンターの使い勝手も良好です。
あと標準の写真.appが軽快になりました。起動を含め、全体的に動きが速く、安定したように感じます。SDカードからの取り込みもスムーズに行えます。
外付けHDDに800GBほどのデータを突っ込んでいるので、もっさりしててもしょうがないかー、なんてあきらめモードだったので嬉しい!
あとがき
久々のメジャーアップデートだったので少々二の足を踏んでいましたが、あっさりクリアといった感じです。
あわててアップグレードする必要は無いと思いますが、写真.appなどちょこちょこ動作に不満を持っている方は、やってみる価値あるかも。
しっかし写真データが膨大。来年6月からはGoogleフォトの仕様が変更になるので、ここらでAmazon Photosへのバックアップを検討しても良いですねー。