iPhoneSEの液晶画面を保護するため、ANKER製のガラスフィルムを使っていましたが、
半年経たないうちに、傷や割れ、欠けが目立つようになってしまいました。
地面に落とした記憶もありませんし、ポケットにはカギのような硬いものと一緒に入れないよう注意してきました。気付かないうちに、少しづつダメージが蓄積してしまった感じです。
Nexus5Xに貼り付けていたガラスフィルム(LiLiE製)では、こんなことにはならなかったので、仕様に違いがあるのか比べてみたところ、
- 【厚み】ANKER製:0.38mm、LiLiE製:0.3mm
- 【ガラス製造メーカー】ANKER製:不明、LiLiE製:AGC旭硝子
このあたりが気になる部分です。
製造メーカーが日本製というのは、やはり大きなポイント。薄いのは耐久性が落ちるかもしれませんが、引っかかりにくくなり、ガラス欠けを防ぐ効果があるのかも。
というわけで、この2つの点を重視して、新しいガラスフィルムに交換しました。
C-Glass(NEWLOGIC製)
購入したのはNEWLOGIC製のC-GLASSというガラスフィルムです。ガラス自体は日本製で、厚みは0.2mm。1,000円以下と安く、評価も上々だったので決定しました。
0.2mm以外にも、0.15 mmのものや前面カメラ用の穴が空いているものなど、複数ラインナップされています。
いきなりこれまでの半分以下の厚みというのも恐いので、0.15mmは除外。前面カメラ用の穴も、空いているほうが画質は良いのでしょうが、全くと言っていいほど使うことはないものなので、少しでも耐久性の良さそうな覆われているものを選んだ次第です。
交換作業
まずは古いガラスフィルムを取り外します。
かなりしっかりくっついているので、素手ではどうにもなりません。マイナスドライバーを差し込んではiPhone自体に傷が付く恐れがあるので、そこそこの硬さをもった薄いものはないかと考えたところ、側にあったギターのピックを使うことにしました。
何とか剥離に成功!
作業後、ネットで調べてみると、クオカードを使ったり、なかにはカッターを使っている方もおられます。いずれにしろ、指を切らないよう十分に気を付けなければなりません。
パッケージの中にはガラスフィルムの他、
- マイクロファイバークロス
- ウェットタイプクロス
- ドライタイプクロス
- ホコリ吸着シール
が入っています。ANKER製には、スティッキーという名の位置決め用仮固定シールが用意されていましたが、こちらには無し。あれがあると貼りやすいんですけどね。
とにもかくにも、貼り付けてみました。
が、力及ばず。デカデカと気泡が混入してしまいました。やっぱりこういう作業は得意ではありません。説明書きには、「自己吸着で1〜2日経てば消える」とありますが、あまりに大きいので強制的に除去することに。
まずは定石通り、マイクロファイバークロスを押し当て、中央から外側へ向かって押し出してみました。けれども、ほとんど抜けません。少し移動したかなと思っても、すぐに元の位置に戻ってしまいます。周囲の密着度合いが高いんですね。
そこで考えたのが、ドライヤーでガラスフィルムを温めること。そうすることで密着していたのが緩まり、気泡が動きやすくなるんじゃないかと。
狙いは的中!
気泡を中心にドライヤーで10秒ほど温め、マイクロファイバーを使って押し出してやることができました。オススメですよ、この方法。
使用感
これまで使っていたものよりも0.18mm薄くなったわけですが、指先が感じる差はかなり大きい。
第一に、ホームボタンが押しやすくなりました。以前は指先で突くように押さなければならなかったものが、段差が小さくなったことで、指の腹で押し込めます。おかげでTouch IDもスムーズに機能します。
第二に、手に持ったときのフィット感がアップしました。本体との一体感が増したことと、エッジ部分のラウンド加工が効いています。
ANKER製のものもエッジはラウンド加工が施されていて快適だと思っていましたが、人間の手は凄いもので、たった0.18mmのガラスの存在でさえも、重く厚いものだと感じ取ってしまうようです。素のiPhoneに近い0.2mmのガラスフィルムの方が、明らかに持ちやすく、手に馴染みます。
ちなみに、タッチの滑らかさや透明度については、大差がないように思います。どちらも操作は滑らかで、画面は鮮明です。
あとがき
使い心地については、ANKER製でも満足していたので、重要なのはどれだけの耐久性を発揮してくれるかです。これについては、追ってレポートしたいと思います。
C-GLASSシリーズについては、iPhone SEのような4インチ画面以外にも、iPhone8などの4.7インチ用、iPhone 8 plusなどの5.5インチ用も用意されています。いずれも評判は良いようなので、ガラスフィルムの選択肢としていかがでしょうか。