フリーテルからMNPした結果、手元には2台のiPhoneがあります。
1台は、今回契約したワイモバイルのiPhoneSE(32GB)。もう1台は、2年前まで使っていたソフトバンクのiPhone5s(16GB)です。
iPhone5sは、音楽を流したり、レシピを見たりなど、台所専用機として活躍してくれていました。ですが、新しくiPhoneSEがやってきたことで、手持ち無沙汰になってしまったのです。担ってきた役割が、完全に被ってしまいました。
しかも、充電器としてLightningドック付スピーカーを使っているので、居場所自体が無くなってしまったのです。
まだまだ十分現役で使えるiPhone5sなので、次はアウトドア専用のタフネスカメラ(子供用)として第3の道を歩んでもらうことにしました。
初期化とアクティベーション
iPhone5sを初期化する(工場出荷時の状態に戻す)
たいしたアプリも入れていなかったので、そのままでも良かったのですが、子供に使わせるということで、なんとなく初期化しておくことにしました。
初期化の作業手順は、Appleの公式サイトを参照。
- iPhoneの「設定」>「iCloud」の順に選択し、「iPhone を探す」をオフにする。
- iTunesがインストールされているMac(またはWindowsパソコン)に、ケーブルを使って接続。
- パスコードの入力など、画面操作に従って作業を進める。
- メニューから、該当するiPhoneを選択。
- 「概要」パネルで「(iPhone名)を復元」 をクリック。
- 確認画面が表示されたら「復元」をクリック。
iPhone5sが再起動するまで少し時間がかかりましたが、作業自体はとても簡単です。
iPhone5sのアクティベート(ライセンス認証)
問題は、次の工程のアクティベーションで発生しました。
アクティベーションとは、iPhoneを使えるようにするための認証作業のこと。SIMカードに書き込まれた情報がAppleのアクティベーションサーバに送信され、認証作業が行われます。なのでアクティベーションを行うには、SIMカードが必要になります。
ソフトバンクとの契約を解除したのが約1年前。その時にSIMカードを返却してしまったので、手元には残っていません。
さてどうするか。
フリーテルのSIMカードを挿してみる
そういえば、フリーテルのSIMカードが、Nexus5xに挿しっぱなしになっているのを思い出しました。フリーテルでは解約時、SIMカードの返却を義務付けていないのです。
iPhone5sに挿してみました。
が、失敗。エラーメッセージが出てしまい、アクティベートすることはできませんでした。
SIMカードを借りる
調べてみると、友達や家族など、ソフトバンクユーザーにSIMカードを一瞬だけ借りることで対応できるそうです。
けれども、友達にSIMカードを借りるというのは、少々気が引けます。こうした事情に詳しい人なら良いのかもしれませんが、そうでない場合、情報を不正に操作しているような感じがして、良い気分はしないんじゃないかと思うのです。説明するのも難しいですしね。
ちなみに家族は全員ドコモかau。なので、SIMカードを借りるという方法は、却下となりました。
アクティベーション用SIMカードの購入を検討
世の中には便利なモノがあるもんで、「アクティベーション用SIMカード」というものが販売されています。Amazonで検索すれば、1,000円以下で見つかります。
余計な出費と時間がかかってしまいますが、致し方ありません。この方法なら、誰に迷惑をかけることなく、確実にアクティベーションが行えます。
けれど、注文寸前でこんなことを思いつきました。
「ワイモバイルのSIMカードを挿してみたらどうなるだろう?」
ワイモバイルのSIMカードで、アクティベート成功!
見事、ワイモバイルのSIMカードでアクティベートに成功しました!ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドということで、相性が良いようです。
新品のSIMカードで試してみるのは、少々軽率な行動でしたが、上手くいって一安心。これでiPhoneSEが使えない、なんてことになっていたら大惨事になっていましたよ。
まとめ
強調しておきます。
「ワイモバイルのSIMカードで、ソフトバンクのiPhone5sはアクティベート可能」
何も考えずに初期化してしまい、思わぬつまづきがありましたが、なんとか無事にまっさらな状態にすることができました。
次回は、防水ケースのレビューです。