【格安SIMにMNP】SIMフリー?白ロム?5年間使えるスマホ、4つの条件

5年間使えるスマホ

1ヶ月で500MB以下の通信量、1日5分程度の通話。

これが僕のスマホの使い方です。

いわゆるライトなユーザーなもので、大手キャリアのプランを使い続けるのはあまりにもったいないと判断し、格安SIMことMVNOに移る決心をしました。

【格安SIMにMNP】毎月4000円安くなる!通話量・通信量を確認するところからはじめましょう。
現在僕は、SoftbankのiPhone5sを使っています。一昨年の12月に本体一括0円で契約し、約1年間が経過しました。スマ放題の小容量(...

お次は端末をどうするか考えなければなりません。

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格安SIMを使えるのは、SIMフリー端末と白ロム端末

現在使用中のiPhone5sはまだまだ綺麗で、操作も慣れているので、このまま使い続けたいのですが、残念ながら格安SIMを使うことはできません。なぜならSoftbankのSIMロックがかかっているからです。

SIMロックとは?

ちらほら耳にはしていましたが、これを機会にきちんと勉強しました。

SIMとは

そもそもSIMとは何か?

SIMカード(シムカード、Subscriber Identity Module Card)とは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている、加入者を特定するためのID番号が記録されたICカード。(wikipediaより引用

つまり、通信するために必要な情報が書き込まれたカード、のこと。このカードをスマホに挿すことで、通話や通信ができるようなります。

SIMロックとは

それではSIMロックとは何か?

SIMロック(シムロック、SIM lock)とは、特定のSIMカードを差し込んだ場合のみに動作するよう携帯電話や通信モジュール等の通信端末に施される機能制限のこと。(wikipediaより引用

こちらはスマホ本体側の話。

適合するSIMカードでしか通信・通話ができないよう、本体側にも何やら制限をがかけられている。その状態のことをSIMロックといいます。

SIMロックをかけているのは、docomo、au、Softbankといった大手キャリアの3社。

”docomoのスマホには、docomoのSIMカードしか使えない”、というように、スマホ本体とSIMカードを自社で管理(紐付け)しているわけです。

キャリアがセット販売している端末は、初期状態でそれぞれのSIMロックがかけられています。

SIMフリーとは?

一方、SIMロックが解除された端末のことを、SIMフリー端末といいます。

スマホ本体側に制限がない状態なので、あらゆるSIMカードがウェルカム状態です。一部、通信規格や周波数帯域の違いで使えないものもあるようですが、ほとんどの格安SIMカードで問題なく通信・通話が可能です。

MVNO各社がセット販売している端末は、このSIMフリー端末です。

白ロムとは?

他方、世の中には、”白ロム”と呼ばれる端末が存在します。実は、この白ロム端末でも格安SIMを利用することが可能なのです。

白ロム端末の正体

「格安SIMが使える」と聞けば、SIMフリー端末と同じように思えますが、両者には大きな違いがあります。それは、

”白ロム端末には、大手キャリアのSIMロックがかかっている”

という点です。

キャリアのSIMロックはかかったまま

先ほど、キャリアが販売する端末にはSIMロックがかけられている、と書きました。キャリアと契約をすれば、SIMカードが渡され、通信・通話ができるようになります。

例えば、契約が解除され、不要となったスマホは、中古品としてオークションやショップで売られます。SIMロックは、前の持ち主が解除しない限り、かかったままになっています。

SIMカードは挿されていない

SIMカードには、通信や契約者に関わる重要な情報が書き込まれているので、挿したまま別の誰かに手に渡るなんてことは、絶対にあってはなりません。だから当然、抜き取られた状態で販売されています。

この抜け殻のような端末のことを、”白ロム端末”と呼んでいるのです。

新たに契約したSIMカードを挿せば、通信・通話が可能になります。

割安感があって人気

最近は、中古品だけでなく、未使用品も白ロム端末として売られています。同機種のSIMフリー端末とくらべ、割安で売られているので、お得感のある端末として人気です。

MVNO選びに制限が残る

新品で安く手に入り、そのうえ格安SIMも使えるのなら、白ロム端末を購入するのがベストのように思えます。

確かにそうなのですが、キャリアのSIMロックが生きている、という点に注意しなければなりません。

MVNOというのは、大手キャリアの通信網を間借りして提供されているサービスです。MVNOが取り扱うSIMカードには、間借り先の通信仕様に合うよう情報が書き込まれています。

つまり、「通信網の提供先キャリア」と「白ロム端末の販売元キャリア」を一致させてはじめて通信・通話が行えるようになるのです。

SIMフリー端末と比べMVNO選びの自由度が小さい、という割りと大きなデメリットを含んでいます。

5年使える端末とは

ここまで整理することで、ようやく本題に入ることができます。

1.SIMフリー端末である

いきなりこの項目からいきましょう。

現在、MVNOのほとんどがdocomoの回線を使用しています。auの回線は、mineoとUQ mobileだけ。Softbank回線にいたっては、今のところゼロです。

だったらdocomoの白ロム端末を選ぶのが順当のように思えます。割安ですしね。

けれどもこれから先、通信業界は、目まぐるしく変化していくだろうと予想します。

とても条件の良いMVNOが、au系やSoftbank系から出現するかもしれません。その場合、docomoの白ロム端末を使っていては、その恩恵を受けられない事態に陥ります。

けれどもSIMフリー端末ならば、業界の変化に対して柔軟な対応が可能。縛りがないので、契約者優位な立場を確立しやすいといえます。

せっかく大手キャリアから離れるのなら、とことん自由になる方が良い、というのが僕の考えです。

2.対応する通信規格や周波数帯域の幅が広い

これも、選択の自由を狭めないポイントです。

例えば、docomoの回線には、LTE(4G)と3Gという2つの通信規格があります。使用する地域や速度によって、周波数帯域(Band)が細かく設定されています。

ある地域の山間部では、LTEの800MHz(主にBand19)というように、飛んでいる電波に種類があるのです。

もしも受信できる周波数が1つや2つしかない端末ならば、通信環境(電波状況)が変わったときに通信や通話ができない、という問題が発生してしまいます。

この先、ひょっとしたら引越しをするかもしれないですし、出張の機会が多くなるかもしれません。あるいは、家の近くに大きな建物が建つ可能性だってあります。

受信できる電波は、できるだけ多い端末を選択しておく方がいいでしょう。

3.スペックはミドルレンジ以上のものを

MVNOが世に出だした当初、セット販売していた端末は、低スペックなモデルが多かった。

”格安”SIMという名の表すとおり、”安い”ことが一つの特徴だったので、スペックよりも値段を優先するという、大手キャリとの差別化を図った結果だったのでしょう。

けれども最近では、ハイスペックなモデルや一芸に秀でたモデルが登場してきて、選択の幅がずいぶんと広がってきています。

3万円ぐらいで買えるミドルスペック端末がオススメ

上を見ればキリがないとはいえ、あまりに低スペックなモデルを購入すれば、5年先まで使い続けるのは、少々苦しくなってしまいます。

僕がオススメするのは、5年償却で3万円、つまり月額500円ぐらいで手に入る、ミドルスペックのモデルです。

現時点でミドルスペックなら、5年先でもギリギリ使えていると予想します。

iPhoneでいえば、iPhone4sが5年前のモデル。今でも現役で使っておられる方は多いのではないでしょうか。ちなみに5年前に発売されたカメラといえば、X-Pro1。僕は現役で使っています。デジタル機器は5年というのが、ひとつの目安ですね。

ではどれぐらいのスペックならば、ミドルレンジモデルだといえるのか?見るべきポイントは、CPUメモリ。次に電池容量画面サイズです。

CPU

iPhoneシリーズなら、選択肢が少なく、CPU性能は年代順なのでわかりやすい。

Apple Storeでは、時期によりますが、たいてい2世代前のモデルまで売られています。現行機がハイスペックモデル、1世代前のモデルがミドルスペックというように、シンプルな体系です。

今、1世代前のモデルはiPhone6です。A8と呼ばれるCPUを搭載しています。

A8のスペック
CPUクロック1.4GHz
コア数2
GPUコア数4

一方、Android系は種類が多いので、ややこしい。単純化のために、これ以降、iPhone6を基準として考えていくことにします。

A8に相当するスペックを持つCPUはズバリ、クアルコム社のSnapdragon800シリーズが有名です。

”シリーズ”なので、808、810などいろいろありますが、800番台であれば、ミドルレンジ以上の処理能力を持っているとみなしていいでしょう。あとはクロック数やコア数が、A8と同等、もしくはそれ以上のものを選べばいいということになります。

メモリ

 iPhone6のシステムメモリは、いろいろな検証サイトの情報ですが、1GBだそうです。

ならばAndroid端末を選ぶときにも1GBを基準にすればいい、といいたいところですが、残念ながらそういうわけにはいきません。

Android端末は、iPhoneに比べてメモリの管理が効率的ではなく、必要以上にメモリを消費するようです。このあたり、ハードとソフトが一体で設計されているiPhoneの強みといえます。

よって、2GB以上のメモリが積まれていることが、最低条件だと考えます。

電池容量

iPhone6の電池容量は、1810mAh。ソースはメモリのときと同様、各種検証サイトです。

ここから考えれば、2000mAhぐらいは欲しいところ

ただしこれは新品の時の話。

電池は5年使えば、必ず劣化します。劣化すれば使用時間が短くなるので、容量の小さなものだと耐用年数に不安が残ります。FREETELのFREETEL Priori3 LTE のように、電池が交換できるものだといいのですが、そうでなければ経年劣化を考慮にいれ、3000mAhぐらいのものを選ぶことをオススメします。

画面サイズ

片手操作を前提とした場合、”手の大きさ”という物理的な制約がある以上、画面サイズには限界があります。4〜5インチの間で、自分にとってのベストを決める現状は、5年後も変わらないだろうと思います。

僕は4インチのiPhone5sがとても気に入っています。手のおさまり具合、画面の端まで指が届くこと、服のポケットにすっぽり収まることなど。本当に使いやすいサイズだと思います。

けれども最近、文字を読むのが辛くなってきました。悲しい。

5年後に、今よりも目が良くなっているとは考えにくいので、4インチよりも大きなものの方が幸せかもしれません。

4.搭載OSは最新のものを

現時点で搭載OSが古い端末、あるいは最新OSへのバージョンアップに耐えられないようなスペックの端末は、5年後、様々な不具合と付き合わなければいけないかもしれません。

  • 対応アプリがない。
  • アプリのサポートが終了している。
  • OSのバージョンアップができない。
  • 革新的なサービスが使えない。

などなど。

一番辛いのは、「革新的なサービスが使えない」ことですね。

5年前には、クラウドサービスが、これほど生活に溶け込むとは思っていませんでした。スマホでカメラをリモート・コントロールするなんて、考えもしなかった。

5年後のテクノロジーの進化って、もっと僕たちを自由にするものだと思います。最新技術にいち早く飛びつくようなガジェットフリークではありませんが、必要な時にはスムーズに対応できるようにはしておきたいとは思います。

まとめ

”5年後にも使えるスマホ”って、言い換えれば、”変化に対応できるスマホ”ということになります。

  • 技術の変化
  • 使用環境の変化
  • 使用者自身の変化
  • 社会の変化

これまで使ってきたiPhone5sをみても、ハード的には2年ぐらいじゃ壊れないですよ。白物家電のように”10年”とは言いませんが、5年は使い続けられるものを選ぶ方が未来は明るい、とちょっと大げさに言っておきますね。

次回は、僕が検討した端末を紹介します。

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