足底腱膜炎を発症したことから、ゆるーくですがダイエットに取り組んでいます。ホントに恥ずかしいぐらいゆるゆるですけどね。
基本的には白ご飯の量を減らしたり、抜いたり。いわゆる糖質制限ダイエットというやつですが、白ご飯以外の糖質についてはほとんど制限していません。なんとなく甘いモノを控えるぐらい。
なにせ食べ物ごとの糖質なんて分かりゃしない。でも白ご飯だけなら、スケール付きのしゃもじを使えば何とかなります。
というわけで、dretec(ドリテック)の「デジタルしゃもじスケール」をご紹介します。
dretec(ドリテック)のデジタルしゃもじスケール
外観とか
ご飯をよそうだけの役割だった、それ以上の進化はないと思っていた「しゃもじ」というアナログツール。
持ち手に液晶やボタンが付いて、デジタル仕様となりました。
しゃもじ部分はご飯がくっつきにくい「つぶつぶ」仕様。新品時はご飯がするりと落ちるぐらいくつかない。取り外すことができて丸洗いOK。食洗機にも対応しています。
一方、スケール本体は水分が全く駄目な仕様なので、一緒に洗ってしまわないよう注意です。
このしゃもじで計ることができるのは、カロリー(kcal)と重さ(g)。真ん中の[切替]ボタンでパッと変更できます。
ちなみにご飯のカロリーと重さの関係は、100g=約168kcalです(文部科学省「食品成分データベース」より)。
大きく空いた穴は壁掛け用のもの。一応、精度を求められる道具なので、こうして吊るしておく方が機械的に少ないのかもしれません。
そういや同じドリテックの温度計にも、こんな穴があったっけ。
計測
では計測してみます。
まずは安定した場所にしゃもじを置いてスイッチを入れます。ここ大事なポイント!
手に持ったままだと、なかなか計測モードが始まらないので注意が必要。約3秒後、0kcalの表示が出ればOKです。
で、ご飯をすくいます。しゃもじにご飯が触れた時点から計測は始まります。完全にご飯を乗せた状態でも、計測表示は目まぐるしく変化します。
説明書によると「正確に計量をする場合は、水平に置いて本体に手を添えて本体が浮かないようにする」とありますが、実際はそんな面倒くさいことしてられません。
ご飯を追加するときも同じ。「本体を安定させた状態で[追加]ボタンを押す」なんてめちゃくちゃ面倒。ざっくり暗算する方が実践的です。
というわけで、これが100g(=168kcal)です。小盛ですね。寂しさが漂う量。
こちらが普通盛の150g(=252kcal)。これでも今まで何気に食べてた量からすると、かなり少なく感じる。
何も考えず、食べたい分だけ入れてみるとこんな感じ。測ってみると250g(=420kcal)ありました。
カレーなど好きなメニューの時は、これを2、3杯おかわりしてましたから。そりゃ痩せませんわね。
ロカボダイエットとご飯の関係
僕が行っている”ゆるゆる”糖質制限ダイエットのことは「ロカボ」と呼ぶらしい。糖質を完全にシャットダウンせずに、適正量は摂取しようという考え方。
ロカボでは、1日に摂取する糖質を、およそ70〜130gに抑えるのを目標としています。
文部科学省「食品成分データベース」によると、白米100gに含まれる糖質は約37g。普通盛150gだと約55.5gの糖質が含まれています。これじゃあ白米だけで目標値に達してしまう。
1食あたりの糖質は20〜40g以内に抑える必要があるので、ご飯の量は半分の75g(糖質約28g)が適正量(写真上)になります。なんと!小盛よりも少ないとは。。。
ちなみに、さきほどの食べたい分のご飯なら、糖質は約92.5g。。。
繰り返します。そりゃ痩せませんわ。
あとがき
このデジタルしゃもじスケールで正確な計測ができなわけではないけれど、オペレーション的にやや煩雑なことから、ざっくりとした使い方の方がストレス無くて良い気がします。
しかもロカボダイエットに限っては、1食当たりのご飯の量は決まっているので、一般的なデジタルスケールでも事足りてしまいます。毎食測っていれば、目分量でもいけちゃう。
それでも炊飯器上でちゃちゃっと測れるのは便利っちゃあ便利。おもしろ半分。ロカボダイエットの取っ掛かりとしては良いんじゃないでしょうか。
機能追加版の「デジタルしゃもじスケール プラス」では炭水化物(≒糖質)も測れます。糖質制限ダイエット目的なら、こっちの方が良いですね。失敗したぁ!