関西方面から四国へ向かう場合、山陽自動車道の最後のサービスエリアが『吉備サービスエリア(下り)』です。
岡山県の特産品やグルメが豊富に取り揃えられているので、食事や休憩はもちろん、お土産を買うのにも最適です。旅情がびんびん刺激されます!
吉備サービスエリア(下り)
サービスエリアに到着して、真っ先に感じるのが「地元色」の濃さ。
桃太郎はもちろん、モモやブドウなどの果物、タコや牡蠣といった海産物など、これでもか!というぐらいに推してきます。
B級グルメの屋台村「赤鬼横丁」
屋外には「赤鬼横丁」という名前の屋台村が併設されています。どの食べ物もB級感あふれるラインナップ。
覚えている範囲で書き出すと、
- 赤鬼カレー
- 黒鬼カレー
- 海鮮串焼き(いかげそ、ほたて、つぶ貝、にし貝)
- 赤鬼のおやつ焼き(チーズ玉、豚玉、いか玉)
- 甘辛たこ焼き
- 鬼金棒天
- 後藤珈琲の水出しアイスコーヒー
- マスカットオブアレキサンドリアソフトクリーム
などなど。まだ他にもたくさんありました。
ちょうど小腹が空いた時間だったので、おやつタイムを取ることに。ネーミングに惹かれて「赤鬼のおやつ焼き」を食べました。スタンダードに豚玉をチョイス。
見た目はほとんど、とんぺい焼き。ソースを塗り、削り節を振りかけ、
青のりも振りかけ、最後はマヨネーズで完成!
食べてもやっぱり、とん平焼き。赤鬼のおやつ感はまったくありません。まぁ、はじめから薄々気づいていましたけどね。あっ、でも豚肉は旨味たっぷりで美味しかったですよ。
バラエティ豊かなフルーツ系ソフトクリーム
”フルーツカーニバル”と銘打つだけあって、吉備サービスエリア(下り)のフルーツ系ソフトクリームは魅力的なものばかり。
「清水白桃ソフトクリーム」に使われている『清水白桃』って、岡山県が生産する桃のなかで最優良品種と呼び声高いものらしいです。桃好きにはたまりません!
ピオーネやマスカットも岡山県を代表する果物。どれにしようか迷います。
そいでもって、今回は「清水白桃ソフトクリーム」を選びました。
ほんのりピンク色の見た目とは違い、桃の香りと甘みは濃い目の仕上げ。ですが食感も含め、どちらかといえばジェラートっぽいかな。後味が爽やかで生乳感が薄いです。
ソフトクリームっぽさが好きな方は、生乳バニラとの「ミックス」にした方が良いかもしれません。
あるいは究極のソフトクリームと名高い「クレミアソフトクリーム」も良いかも。コーンの代わりにラングドシャを使うこだわりのソフトクリーム。こっちにしときゃ良かったー!
瀬戸内の特産品が詰まった「桃太郎市」
吉備サービスエリア(下り)で一番の魅力ポイントは、この「桃太郎市」だと思います。地元の特産品がぎゅうぎゅうに詰まっているので、瀬戸内土産はここで完結するんじゃないでしょうか。
おおもり農園の大粒いちご「あきひめ」と「おおきみ」。1粒250円もします。もんげー。
三蔵農林の「ジャンボマッシュルーム」。こちらは1つ500円。丸ごと焼いて、マッシュルームステーキにして食べると美味しいそうです!
広島レモンとハバネロで作った、瀬戸内レモン農園の「レモスコ」。ご当地調味料って欲しくなるんですよね。
同じく瀬戸内レモン農園の「鳥皮みそ煮」。呉(広島)の名物だそうです。
和平治商店の「たこ味噌」には、岡山県産の黄ニラが入っています。
海田園黒坂製茶の「茶ノベーゼ」。美作番茶と作州黒(黒大豆)を使ったパスタソースと説明がありますが、全く味の想像がつきません。おもしろいなぁ。
「牛窓(うしまど)キャベツとバジルを使った食べるドレッシング」や、
「牛窓ホワイトマッシュルームの食べるドレッシング」なんてのも、どんな味がするんでしょうかね。
ミヤモトオレンジガーデン(愛媛県)の「塩みかん」も、魅力的なご当地調味料。
愛媛県産のみかんを塩漬け・熟成させて作った調味料で、甘じょっぱさと酸味が特徴。料理からスイーツまで幅広く使えるそうですよ。
魅力的な商品がたくさんあるなかで、うちが購入したのは「焼肉の糀たれ」。河野酢味噌工場と岡山南高校が共同開発したそうです。
あとがき
というわけで、吉備サービスエリア(下り)を紹介してみましたが、ここには書ききれないほどの特産品が、まだまだわんさか売られています。とてもじゃないけどコンプリートは不可能です。リピ確定!
サービスエリアは、これぐらい地元推しが強くて、賑やかな雰囲気が良い!手作りPOPとか素敵です。
こちら方面に来る時には、ぜひともお立ち寄りください。