[香川]幸せのお菓子「おいり」が、お祝いのプチギフトにぴったり。

おいり
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この春から下の息子が小学生になりました。ピカピカの新一年生です。ありがたいことに、親兄弟や友達から、たくさんのお祝いをもらいました。

収入がない子供にもらったお祝いなので、原則的にはお返しをする必要はありません。けれども何かの形で感謝の気持ちは伝えたい。もらった側が負担に感じない、でも嬉しくなるようなプチギフト

そんなことを頭の片隅に入れながら香川旅行をしていると、思わず「これイイ!」と心奪われるものを見つけました。香川の伝統お菓子「おいり」です。

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「おいり」|お祝い返しに最適なプチギフト

おいり(遊々椿)|パッケージ

パッケージ含め、ルックスが抜群に可愛い。カラフルでコロコロしていて、見ているだけで幸せな気分になります。一撃でやられました。

おいり(遊々椿)|説明書き

「おいり」のルーツは安土桃山時代。丸亀城主のお姫様が嫁入りするとき、領内のお百姓さんがお祝いとして、五色の煎りものあられを献上したことが始まりのようです。

なので、結婚式の引出物やご近所への配り物としてはもちろん、現代では、ひな祭りや新築祝い、長寿祝いなど、「幸せのお菓子」として使われているそうです。それなら入学祝いのお返しに使っても大丈夫ですね。

おいり(遊々椿)|原材料

「おいり」は、もち米と砂糖で作られています。いわゆる「あられ」です。

普段目にする「あられ」は茶色単色で、”地味”な印象のお菓子ですが、「おいり」はとってもカラフルな仕上がり。マカロンのようなポップさと華やかさを備えながら、ケバケバしさが無いところが素敵です。

ただし、この色は合成着色料由来のものなので、他人にあげるには配慮が必要です。合成着色料を断固拒否する人は、世の中に一定数おられます。

もちろん規制範囲内の着色料で、これだけの少ない量、しかも継続的に食べるわけではないのだから大丈夫、という考え方もあります。

食べる食べないは相手に委ねる。お祝いをやり取りする仲なら、それで良いような気もしますが。むずかしいところですね。

おいり(遊々椿)

一粒一粒の大きさは、直径1cmほど。

このパッケージに200粒以上入っていると思うのですが、重さは20gしかありません。めちゃくちゃ軽い!

おいり(遊々椿)|アップ

口に入れると、一瞬サクッとした感触はありますが、それもすぐに消えてしまいます。

「あられ」の語源は、冬に降る氷の粒である「霰(あられ)」のようです。まさに雪のように”溶けて無くなる”感覚です。エイセイボーロやポン菓子なんかよりも、はるかに繊細です。

おいり(遊々椿)|アップ

ごくごく優しい甘さの味付け。

桂皮油が入っているため、ほんのちょっぴりですがシナモン・ニッキ系の鼻を通る風味を感じます。子供でも食べられるぐらいの、わずかなレベル。これがあるから、上品で雅な感じになるんですよね。

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「おいり」は通販でも買える

おいり(遊々椿)

観音寺市や善通寺市など、香川県の西の方では、そこいらで売られています。

道の駅や土産物屋に行かなくても、当たり前のようにスーパーに並んでいる。しかも普通のお菓子コーナーに、「亀田のまがりせんべい」なんかと一緒に。

ですが、お返しの品となると、パッケージのデザインが凝ったものの方が良いですよね。

山下おいり本舗」のは、野暮ったい。

菓子工房 遊々椿

子供の入学祝いのお返しですから、「遊々椿」ぐらい愛らしいパッケージが良いと思うんですよね。ホワイトデーなら「ハートおいり」、それこそ出産祝いなら「白わくおいりと鯛」なんかも素敵です。もちろん通販でお取り寄せ可能です!

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あとがき

値段は500円しないものなので(現地価格)、もらった方も尻込みしないでしょう。こちらも気軽に渡せます。

こうしたプチギフトって意外に悩んでしまいますが、「おいり」は万能なので、今後いろんな場面で活躍してくれそうな予感がします。