食パン専門店の食べ比べ。今回は大阪梅田にある「LeBRESSO(レブレッソ)」に行ってきました。
レブレッソと言えばイートイン。分厚くカットされたサクふわのトーストと、店内挽きの豆から淹れるコーヒーが美味!なわけですが、この日はゆっくりしている時間がなかったため、持ち帰り用の「レブレッソブレッド」を購入して帰りました。
それでは早速レポートしたいと思います。
食パン専門店×コーヒースタンド『LeBRESSO(レブレッソ)』の「レブレッソブレッド」
店舗とか
お邪魔したのは、JR大阪駅すぐ北隣の「グランフロント大阪店」。うめきた広場というイベントスペースの地下1階にあります。ヨドバシカメラとはデッキで行き来できるので、カメラ好き的にはアクセス良好です。
店舗内装は、いわゆるブルックリンスタイル。過度な装飾は排除し、レンガや木、アイアンなどの”素材”で魅せる手法。倉庫のような無骨な仕上がりの中に、不思議とぬくもりを感じるこのインテリアは好みです。
手提げの紙袋には、たっぷりのハチミツとバターがかかったトーストのイラストが印刷されています。手作りスタンプのような雰囲気が素敵!
他に店内や小物、メニューなども撮影したかったのですが、施設のルール的にNGということで断念。ちなみにさきほどの写真は、施設の外から撮影しています。OKですよね??
「レブレッソブレッド」をお持ち帰り
持ち帰り用として購入できる食パンは、季節やタイミングによって、数種類存在するようです。今回は最もスタンダードなものを選びました。1本650円とリーズナブル。
ボン!
当ブログでは初の”山型”食パンの登場。
山型食パンは、焼き型にフタをしないで焼くことによって、気泡が大きくふわふわに仕上がるといった特徴があるそうです。だからてっぺんが、ぽっこりしているんですね。
焼き目は濃く、表面には多くのしわが見受けられます。ふんわり、柔らかい食感に期待。
重さを測ってみると636gでした。1.5斤なので標準的な重さ。ですが、高さがあるせいかボリューミーに感じます。
ふんわり系の食パンは、切るのにしばしば苦戦を強いられますが、レブレッソブレッドは意外にも、スッとパン切り包丁が入りました。
クラスト(外側)部分に適度な厚みがあり、中がもっちりしっとり仕上がっているおかげで、形状が保たれるようです。
一番お伝えしたいのは、小麦の香りが強いこと。袋の口を開けた時からそうでしたが、小麦の良い香りが部屋中に広がり、食欲がそそられます。最近食べた食パンの中では、一番のかぐわしさ。
使われている小麦粉は「北米産小麦粉」のようですね(公式ページ参照)。
一般的に、外国産小麦は国産小麦に比べて風味に劣るものが多いそうですが、これだけ良い香りがするのは、かなり良質な小麦を使っているからだと推測するのですがどうでしょう。
で、焼かずにそのまま食べると、あっさりした美味しさを楽しめます。もっちりふんわり食感は、その他の高級食パンより控えめ。甘さもほのかに感じる程度。
けれども旨味はしっかりと感じられます。それに加え、依然として小麦の香りも強いので、味わい自体はかなり豊かだと思います。
おすすめは断然トースト。
表面に少し焦げ目が付く程度に軽く焼きます。もちろん外はサクッ、中はもっちりの仕上がり。
我が家の平凡なトースターで焼いても、中に水分を上手く閉じ込めることができるシステム。何枚焼いても、美味しく焼き上がりました。
クリームが入っているかのように、中はしっとりもっちり。それでいて少し厚みがあるクラスト部分も含め、全体としてはふんわりな仕上がり。これは新しい食感!
小麦の香りや旨味もパワーアップしてるけれど、決してグイグイ主張してくるようなものではなく、じんわりしみ込むような深い味わい。やっぱ良い素材使ってるに違いない!
1周回って、めちゃくちゃ好みの食パンです。
あとがき
「乃が美」や「アトリエグーテ」のような、”デザート感”のある食パンとは一線を画しますね。
レブレッソブレッドは「主食」としてふさわしい。イートインで提供されているように、ジャムにもサラダにも合うことに納得。
今度は絶対にイートインに行くぞ!
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