今回食べてみたのは、北欧倶楽部(バロー)の『北欧バター食パン』。
『濃い生食パン』がイマイチ残念な感想だったので、不安と期待が半分半分。コスパ最高の『北欧ミルク食パン』に迫れるか!?
以下レポートしたいと思います。
北欧倶楽部(バロー)の『北欧バター食パン』
『北欧バター食パン』はこれまでにない見た目。
一応、山型食パン(山食)に分類されるのかな?生地にひねりが加えられていて、トップがウェーブ状に切り立っています。
角食の『北欧ミルク食パン』より、ひと手間かかっていそう。
サイズは『北欧ミルク食パン』と同じ。
重さも680gなので、まぁ同じ。1.5斤分といったところです。
巷の高級食パンに定番の、手に持ったときのズシリ感はありません。
焼き目は『北欧ミルク食パン』よりも濃い目。
見た感じ、クラスト(皮)はパリパリと固そう に思います。が、手に持った感触は見た目に反して柔らかいのです。
1本の値段が398円(税別)と『北欧ミルク食パン』よりも100円高い。それでも高級食パンよりもリーズナブルなわけですが。
商品名に”バター”とあるだけに、原材料の違いがそのまま出ているんでしょうね。『北欧ミルク食パン』ではマーガリンを使用しています。バターって高い!
パン切り包丁の進みは軽く、ふんわり感が伝わってきます。切りカスも少ししか発生せず。
ただし形が形なだけに、等分にするにはどこからカットしようか迷ってしまいましたが。
まずは焼かずにそのまま食べてみます。
意外にも粘りのある生地。裂こうとしても、なかなかちぎれません。実は柔らかいクラスト(皮)も、それに追従します。
噛み心地も”ふんわり”よりかは、少々”もっちり”強め。バターが効いているのかな。
と言っても、バターの香りがめちゃくちゃするわけではないんですよね。控えめながらも、良い匂いではありますが。
肝心の味については、まぁまぁかな。ホームベーカリーで作った食パンと、どっこいどっこいといった感じです。
続いてトーストしたものを。
結論から言うと、断然トーストした方が美味しい!
熱を加えることで、バターの風味が呼び覚まされるんでしょうね。焼き菓子のような香ばしさもプラスされます。
食感も”サクッもちっ”に変化。耳の薄さ&やわらかさ、生地の粘りも健在なので「噛むほどに味わえる」仕上がりに満足です。
あとがき
好みで言えば『北欧ミルク食パン』を選びますが、たまには趣向を変えて、と思える美味しさが『北欧バター食パン』にはあります。見事、期待に応えてくれました!
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