ポータブル電源を購入したので、あったら良いなの勢いで小型ソーラーパネルも揃えました。ポータブル電源同様、LACITA(ラ・チタ)の「81W ソーラーチャージャー」です。
僕にとっては太陽光発電自体が初の体験。太陽で発電して蓄電して消費、そしてまた発電。半永久的に循環する理想の形。これが使える!となると、かなりの自由と安心が得られるわけです。
ということで、以下レポートしたいと思います。
81W ソーラーチャージャー|LACITA(ラ・チタ)

ソーラーパネルといえば、屋根の上に乗ってるような、でっかい板を思い浮かべますが、LACITAのソーラーチャージャーは折り畳み式でめちゃくちゃコンパクト。幅350mm、縦225mm、厚み75mmは、ビジネスバッグよりもひと回りほど小さい。

iPhone8と比べると分かりやすいですね。サイズに加えて、ピングーのようなキュートな見た目がグッドです。

コンパクトだけど、重さは約3.3kgとずっしりしています。でも革製のしっかりとした造りのハンドルのおかげで、持ち運ぶのは苦じゃありません。

裏側はこんな感じ。ファスナー付きの大きなポケットが鎮座している。

中には、付属品のDCケーブル(3.5m)とカラビナが4個入っています。収納場所に困らないし、無くさない。助かる!

で、ポケットの片隅には電源ポート。ソーラーパネルとは、ここでつながっています。むき出しじゃなくて安心。保護も兼ねているわけですね、なるほど。
ちなみにポートの仕様は、
- DC出力:81W/18V/4.5A(最大)
- USB出力:10W/5V/2A[最大)
です。

生地には強度と撥水性が高い600Dポリエステルが使われています。そういや、スノーピークのギアボックスも600Dポリエステル。屋外使用に耐えられるタフな素材です。

単純に蛇腹折りかと思いきや、微妙にそうじゃない。最後は、この写真の通りになっていないと、上手くたたむことができないので覚えておきましょう。

それでは充電を行ないたいと思います。
使うのは、バッテリー残量0%のiPhone5s。この日のために放ったらかしておきました。

ポケットに収納しながら充電できます。

自宅庭のウッドデッキに広げます。展開すると長さが2.3mになるのは、賛否が分かれるところかな。使い方によるのでしょうけど。

充電中はポートが赤く点灯します。この日は曇りだったこともあって、頻繁に点灯・消灯を繰り返していました。そのたびにiPhoneがポンポン鳴っていた。
充電が途切れた後に再開しても、きちんと充電できていたのは使い勝手が良いです。世のソーラーパネルのなかには、充電されないものもあるみたいなので。

バッテリー残量100%になるまでの経過は、以下の通り。
| 時刻 | 気温 | 充電に要した時間 | バッテリー残量 |
| 10:00 | 29.7℃ | スタート | 0% |
| 11:00 | 30.8℃ | 1時間後 | 22% |
| 12:00 | 31.9℃ | 2時間後 | 82% |
| 13:00 | 32.7℃ | 3時間後 | 95% |
| 13:20 | 32.9℃ | 3時間20分後 | 100% |
この日は終始曇っている状況でしたが、それでも3時間強ほどで100%に到達。一瞬、晴れ間が見えた11時台の伸び率がすごいですね。ずっと晴れていれば、2時間ぐらいで満充電できるんじゃないかな。
iPhone5sのバッテリー容量が1560mAhなので、iPhone8(1821mAh)なら4時間ぐらいで100%にできそう。iPhone11(3110mAh)だと朝から夕方までフルにかかる感じですかね。
あとがき
最大81Wの発電量は、一緒に購入したポータブル電源「ENERBOX-01」を5時間で60%蓄電できるようです。ギラギラに太陽が照りつける日中の想定ですが。
iPhone11にしろ、その日のうちに使える状態になるのなら十分。期待以上です。すごいやん!ソーラーパネル。



