高級食パンの食パン食べ比べ。今回は、ついにあの禁断の食パン「ねこねこ食パン」のおでましです。
言わずもがな、ねこ型フォルムの食パンなんて唯一無二。ベリーキュート。特に、ねこ好きでない僕でさえ心惹かれます。
反面、ああいう攻め方をされると、頭のどこかで警戒心が生まれるのも事実。「俺はあっち側のターゲットじゃねぇぞ。食パンなんだから、味で勝負せいや!」なんてね。
だから、これまでずっと禁断の食パンでした。
アンティーク「ねこねこ食パン」
でも、こんだけ食パンをレポートしてきて、一切触れないのも逆に意識しすぎ。なんて、もっともらしい理由を付けて、あっさり禁を解き購入しました。
包装袋には、ねこの顔が丁度良い位置にくるよう、上手いことプリントが施されています。たまらない人には、たまらない仕掛け。
原材料を見てみると、砂糖、はちみつ、バター、生クリームに加えて、ナチュラルチーズの表記が。ちょっと驚き。
購入したのはプレーン。他にチョコレートやこしあんなど色々ありました。季節限定の抹茶も美味しそうでしたよ。
正面はまさしくねこ型ですが、横から見たフォルムは北欧デザインのスピーカーみたい。
これ、どうやって焼くんだろう?と思って調べてみると、焼き型が売られてるんですね。
他に、クマ型もある。
チョコペンなんかでちょちょっとお絵描きすれば、パンダやカエルにも変身!しかも1,000円。
あぁぁ、じわじわ欲しくなってきている自分を感じます。
意識を取り戻して、いつもの通り重さを測ってみました。
1本約470g。1斤分として考えると、意外にもずっしり重い食パンです。
焼き色は標準〜少し濃い目。均一な焼き加減で、シワの少ない綺麗な表面です。
もうこの時点で、”耳”にかじりつきたい。食パンだけに、ねこだけに。
パン切り包丁を入れると、しっとりした手応えでお出迎え。切りカスもほぼゼロ。断面もめちゃくちゃ綺麗です。
いよいよ実食。まずは焼かずにそのまま。
しっとりした食感で、ほんのり甘め。国産小麦に加えて、水分は100%ミルクなのも納得の上品な味。こりゃ美味しい!
続いて、軽くトーストしたものを。
さくっもちっ!に変身。耳が薄くて食べやすい。バターの香りが目覚めて、より一層、風味が豊かになりました。
あとがき
ねこねこ食パンは、そのキャッチーなフォルムに目を奪われてしまいがちですが、味そのもも本格的に美味しい実力派食パンでした。
可愛い見た目に美味しいが合わさって、子どもたちも大喜び。ひょいっと手土産にも良いですね。
そういやナチュラルチーズはどこにいったのだろう。
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