【Fujifilm X-Pro2に望むこと】タッチフォーカスの搭載

x-pro2のシミュレーション画像

Xシリーズでは、いまだかつて背面モニターをタッチしてピントを合わせる「タッチフォーカス」を搭載したモデルは発売されていません。

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タッチフォーカスはエントリー向けの機能?

最初にタッチフォーカスを搭載したレンズ交換式カメラはパナソニックだったかな。その後、同じマイクロフォーサーズ陣営のオリンパスからも発売され、ニコンやキャノンといったツートップも追随する流れになっていきました。

それらタッチフォーカスを搭載したモデルを眺めてみると、”小型・軽量”をコンセプトの一つの柱にしていることに気づきます。ターゲットとするユーザーが、”ママ”や”一眼初心者”といった、比較的、軽めの使用を想定しているのでしょう。だからニコンやキャノンはエントリーモデルのみの搭載にとどまっています。

タッチフォーカスについては、「そんなもの要らない」という不必要論や、「あると便利だよ」という必要論など、様々な意見があるようです。カメラの種類が多種多様なのと同じで、必要な機能も人それぞれ。僕は、「使わないかもしれないけど、あっても困らないもの」は付けておいて欲しい、と考える貧乏性なので、こういった飛び道具は基本的にウェルカムです。

タッチフォーカスのメリット・デメリット

タッチフォーカスについて、少し整理しておきます。

タッチフォーカスのメリット

直感的な操作

スマホ時代の現代では、2歳の乳幼児でさえ、いとも簡単に目的の動作を完了してしまいます。画面の中のピントを合わせたい部分を触るだけ。レバーをグリグリ、ボタンをポチポチすることなく、ワンアクションでシャッターを切ることが可能です。

シャッターチャンスに強い

上記のように、ピント合わせからシャッターを切るまでがワンアクションなので、シャッターチャンスにめっぽう強い。普通シャッター切るまでは、

  1. 構える
  2. 構図を決める
  3. ピントを合わせる
  4. シャッターを押す

AFロックを使った撮り方だと、2と3を往復したりするので、余計に動作が増えます。それがタッチフォーカスなら、

  1. 構える
  2. 構図を決める
  3. シャッターを押す

ピント合わせを省ける分、確実に一手間減ります

マイクロフォーサーズのGX8やE-M1なんて、思わず声をあげるぐらい、びっくりのスピードですよ。パシュッ、ピシュッ、って感じ。

被写体に警戒心を抱かせない

世の中、この撮影方法に完全に慣れてしまいました。ファインダーを覗いている方が少数派で、ときには怪しく見えてしまいますものね。威圧感がない。

ちらっとだけ画面を確認すればいいので、会話をしながら自然な流れで撮影することができます。

つまりタッチフォーカスってスナップショット向けの機能なんですよ。

タッチフォーカスのデメリット

一方、デメリットもあります。

手ブレしやすい

片手でカメラを支えることになるので、よっぽど意識していないと不安定になってしまいます。そのうえカメラを後ろから”押す”ことになるので、その影響は手ブレとして出やすくなります

雑になる

これは個人の性格によるところが大きいのかもしれませんが、撮影が雑になる感じがあります。

僕はその昔、E-M5を使っていました。もちろんタッチフォーカスが搭載されていて、使用頻度が高かったのですが、あまりに気楽に撮れるので、ついつい構図がおろそかになったり、枚数が増えたり、とにかくあまり考えずに撮影することが多かったように思います。

あくまでも個人の腕の問題、気構えの問題ですが。

X-PRO2にはタッチフォーカスを搭載して欲しい

X-PRO2登場の噂

来年早々にもX-PRO2が発表されるのではないか、という噂がチラホラ出始めてきました。去年から同様の噂が、出てきては消えてをくり返してきたので、信じるのもほどほどにしなければなりませんが、今回の噂は真実味が高い気がしています。

なぜなら、XF35mm F2が発売されることに加え、今行われているキャッシュバックキャンペーンの購入対象期間が2016年1月13日までとなっていることから。

XF35mm F2 R WRの登場

XF35mm F2の登場は、同じ焦点距離のレンズが既にあることから、XFレンズが2周目に入ったことを感じさせます。以前にも書きましたが、そのルックスはレンジファインダー用レンズを彷彿とさせるものがあり、写真家 内田ユキオ氏のブログにもあるように、X-PRO1にとてもしっくりくる。X-PRO2がレンジファインダースタイルを踏襲しているのならば、セット販売も十分に考えられるルックスです。

キャッシュバックキャンペーンとの関係

キャッシュバックキャンペーンについて、X-T1の発表のとき(2014年1月28日)も、2週間前、それまで行ってきたキャンペーンが終了をむかえています。今回と状況が似ているんですよね。

何とも根拠に乏しく、期待がはるかに充満している予想ですが、こんなことを考えているのが楽しい時期でもありますので、どうかご勘弁を。

ハイエンド機種にこそ選択肢が多い方が良い

冒頭にも書いたとおり、Xシリーズには「タッチフォーカス」が搭載されたことがありません。”ハイエンド路線”、”高級路線”とも言われるXシリーズなので、ターゲットとするユーザーには必要のない機能と位置づけているのかもしれません。あるいはタッチフォーカスのもつ”手軽”、”簡単”というイメージが、ブランドイメージを低下させると考えているのかもしれません。

でも”ハイエンド”であることと、”手軽”であることは、相反する関係ではないはずです。プロだからという理由で、料理人がフードプロセッサーを使ってはいけないことにはならないのと同じように。手動でしかピント合わせをしないプロカメラマンが存在しないのと同じように。

道具や機能といったものは、適材適所。なくても何とかなるかもしれませんが、あれば選択肢が広がります。選択肢の多さは表現の広さにつながると思うんですよね。だからこそハイエンドモデルにこそ、X-PRO2にこそ、タッチフォーカスは搭載して欲しい。使わないならOFFにしておけばいいんです。

X-T1との差別化を図るなら、X-PRO2では、よりスナップシューター向けに仕様を強化していくことが重要だと思うんですけどね。

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