京都河原町に「ザ シティ ベーカリー京都河原町」がオープンしました。大阪の2店舗に次いでの関西3店舗目。京都河原町店でしか買えない限定の食パン『塩麹京ブレッド』があると聞いて行ってきました。
AMACO CAFEの『甘麹熟成食パン』がめちゃくちゃ美味しかったので、「麹」に特徴がある食パンにはどうしても期待が高まる!
というわけで、早速レポートしたいと思います。
「ザ シティ ベーカリー京都河原町」限定食パン『塩麹京ブレッド』
店舗とか
「ザ シティ ベーカリー京都河原町」は、藤井大丸の東側、寺町通りを南へ1分ほど歩いたところにあります。店舗名には”河原町”とありますが、面しているのは河原町通りではなく寺町通りなのでご注意を。
京町家的にデザインされた建物に、シティベーカリーの現代的なデザインが見事にマッチ。シュッとして都会的だけど冷たさが無く、むしろ親しみを感じるデザインがカッコいい!素敵です。
パン屋というよりカフェ。どちらかと言えばイートインがメインなんですね。1階はカウンター席とテラス席、2階にはも少しゆったりできる席が用意されています。
『塩麹京ブレッド』
で、購入しました『塩麹京ブレッド』。何度も言うけど、購入できるのは京都河原町店のみ。
1本(2斤サイズ)は税込1166円。乃が美やに志かわよりも、かなり高めの設定。この日、1本サイズは売り切れだったので、ハーフサイズ(税込596円)を購入してきました。
重さを計ってみると、約422g。まぁ標準的な重さです。
焼き色も実に標準的。ムラやシワの無い綺麗な表情をしています。
断面には気泡跡(すだち)が少し観察できますが、全体的にはキメが細かな印象です。
『塩麹京ブレッド』はその名の通り、塩麹が使われていることが最大の特徴。
”麹”を使った食パンと言えば、AMACO CAFEの『甘麹熟成食パン』が思い出されます。
「これまで食べた食パンの中で、最も美味しい食パンはどれ?」と聞かれると、間違いなく候補に挙がるほど。独特の発酵臭が食欲をそそり、滑らかな食感と噛むほどに増す旨味は絶品です。
美味しさの秘密は、当然ながら「甘麹」の力。麹菌の力は偉大なわけで、塩麹にかける期待は大きいのです。
で、食べてみました。まずは焼かずにそのまま。
『甘麹熟成食パン』とは違って、生地の粘りは弱め。思いの外、あっさりと裂ける。
ですが口に含むと、もっちり感としっとり感でとろけそうになります。生地のキメは見た目のままに細かく、舌触りが滑らか。生クリームが配合されている影響もありますね。いつまでも噛んでいたくなります。
控えめな甘さに、ほんのり薫る発酵臭がクセになる仕上がり。派手さはないけど、確実に良いもの感が伝わる美味しさです。
お次はトーストしたものを。
外がさっくりしたため、裂け具合もさっくり。中のもっちり&しっとりは変わらないので、噛み心地のコントラストがたまりません。
焼くと風味がアップすることを期待していましたが、目立った変化はないように感じました。芳しい匂いは部屋いっぱいに広がったんですけどね。でもやっぱりトーストするのがおすすめ。
あとがき
この『塩麹京ブレッド』を食べて改めて、麹を使った食パンが好きだということが分かりました。食感や匂いに奥行きがあって、いつまでも目をつぶって味わっていたくなる感じが良い!
AMACO CAFEの『甘麹熟成食パン』よりかはおとなしめですが、間違いなく『塩麹京ブレッド』も美味しい食パンです。
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