レアリッチ『山型生食パン(プレーン)』を食べた感想。

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食パン専門店の食パン食べ比べ。今回は”極上の「レア」食パン”を掲げる大阪の「レアリッチ」へ行って来ました。

レアリッチの食パンは、いずれも”山型”。もこもこしていて愛らしく、断面は”しょくぱんまん”で非常にアイコニックなフォルム。しかも美味しい!

というわけで以下レポートしたいと思います。

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レアリッチ『山型生食パン(プレーン)』

レアリッチ箕面小野原店

レアリッチは大阪府内に4店舗(執筆時点)展開する食パン専門店。黄色に赤文字の目立つ看板には、極上の「レア」食パンが掲げられています。

レアリッチ箕面小野原店

今回訪問したのは箕面小野原店。間口が1.5間ほどの小さなお店ですが、お昼少し前の11時頃、お客さんが入れ替え来店する人気ぶり。なにより店員さんが明るくて気さく。楽しい買い物時間でした。

レアリッチ|持ち帰り用手提げ袋

てっきり黄色が店舗のイメージカラーかと思いきや、持ち帰り用の手提げ袋は全面赤色!公式サイトも赤色がメインなので、どうやら全くの思い違いだったようです。

レアリッチ|山型生食パン

購入したのは『山型生食パン(プレーン)』。

繰り返しになりますが、数種類あるレアリッチの食パンは、いずれも”山型”。いわゆるイギリスパンってやつ。食パン専門店の多くは”角型”なので、かなりの少数派です。

レアリッチ|山型生食パン

山型食パンは、型にフタをせずに焼くため、上部がもっこりふくらみます。おまけに空気をたくさん含むので、生地はふわふわ、表面はパリッと仕上がるのが特徴。

レアリッチ|山型生食パン

ですが、レアリッチの山型生食パンの表面はデニッシュ生地のような薄い皮で、ふにふに柔らかい。しかもしっとりつやつやしています。

レアリッチ|山型生食パンの原材料

バターかマーガリンの油分が表面に染み出てきているのかな?と思って原材料を確認してみると、そんな表記は見当たりません。

その代わりに「水あめ」の文字を発見。おそらく表面の艶とネタネタの招待はコレですね。

ちなみにレアリッチの食パンには卵や蜂蜜、防腐剤やイーストフードなども使われていません。安全安心に留意されています。

レアリッチ|山型生食パン

サイズは結構小ぶりな部類。1.5斤ってところでしょうか。

レアリッチ|山型生食パンの重さ

量ってみると、重さは約700gでした。

これまで食べたことのある1.5斤サイズの食パンの多くが600g台だったので、レアリッチの食パンは1割ほど重たい。持って帰る時に感じていたズシリ感は正しかった!

レアリッチ|山型生食パン

重たいのはパン切り包丁を入れた時も同じで、包丁にまとわりつくような感触が手に伝わってきます。

ふんわりが特徴の山型食パンにおいて、実はしっとり系なのか?断面の荒れ具合や切りカスの多さを見ると、水分量は少ないように思いますが果たしてどうなのか。答えは実食で。

レアリッチ|山型生食パン

まずは焼かずにそのまま食べます。

レアリッチ|山型生食パン

ちぎるだけで分かる生地の弾力性能。間違いなくふわふわなやつ。

レアリッチ|山型生食パン

その代わり粘りは少なめ。ある程度引っ張ると、あっさり裂けてしまいます。

食感もまんま同じ傾向で、ふんわりが全面的に支配。ですが、その中に少量のもっちり感を感じます。

正確に言うなら、ふんわり感を楽しみながら噛んでいると、最後の方でもっちり感が出てきてちょっとびっくりするさせられる、みたいな感じ。

甘さは控えめですが、小麦の旨味は十分に堪能できて美味しいです!

レアリッチ|山型生食パン

続いて軽くトーストしたものを食べます。

レアリッチ|山型生食パン

中はふんわりのままですが、表面はサクッと焼き上がり全く違った食感が楽しめます。

レアリッチ|山型生食パン

もともとクラスト(皮)部分は薄めだったのが、焼くことでさらに軽快感が増します。

生かトースト、どっちが美味しいか?

かなり僅差で悩むところですが、レアリッチの生食パンの場合は、生の方がその特徴を味わえるんじゃないかと思います。

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あとがき

生食パンがしっとり、もっちりなのは当たり前。そこにふんわり感を加えるために、レアリッチでは山型にこだわっているそうです。納得!

ブームは過ぎ去ったと言われている高級食パンですが、まだまだ個性豊かな美味しい食パンは存在するもんですねー。


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