[滋賀・高島]淡海堂の「酒粕れーずんさんど」酒蔵ごとの違いを味わう!

五蔵の酒粕れーずんさんど(淡海堂)|
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福井県で釣りをした帰りに、滋賀県・高島市へちょっと寄り道。前から気になっていた「酒粕れーずんさんど」を買いに、淡海堂へ行ってきました。

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「たかしまびれっじ」と「淡海堂」

淡海堂(高島)

淡海堂は「たかしまびれっじ」という商店街の一角にて、びれっじ3号館として営業されています。

建物の外観は、これでもかというぐらいの大正ロマン風。周囲に立ち並んでいるのは、旧城下町の商家や武家屋敷なので異質感はありますが、雰囲気を壊しているような感じは全くありません。ちゃんと馴染んでいます。

たかしまびれっじ|駐車場

写真の右奥に見える建物が淡海堂です。”す”と、でかでか掲げているけれど、不思議と変に思わないんですよね。あきらかに浮いてるのに。

たかしまびれっじ|ワニカフェ

「たかしまびれっじ」には、飲食店や体験工房、美容院、アウトドア・アクティビティを企画するお店などが営業されています。定休日がそれぞれなので、事前に調べて行くのがおすすめ。僕は、お目当てだったカレー屋さんが閉まっていて、食べることができませんでした。

高島びれっじ | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!

たかしまびれっじ

建物は築150年クラスの商家。有志の方々が手づくりで改装したそうで、狭い範囲ではありますが、散歩するだけでも楽しいです。

びれっじ2号館を挟んで、右と左(北と南)に専用駐車場(無料)があります。また下田食料品店の裏側(西側)も解放されていて、全部で50台以上は停めることができそうなので、車で行っても困ることはないと思います。

淡海堂

住所 〒520-1121 滋賀県高島市勝野1406−2
営業時間 9:00〜17:00
定休日 水曜日
電話番号 0740-36-1586
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酒粕れーずんさんど

五蔵の酒粕れーずんさんど(淡海堂)|外箱

というわけで、買って帰りました「五蔵の酒粕 れーずんさんど」。酒樽と焼杉が合わさったような外箱が、雰囲気あって良い感じ。

五蔵の酒粕れーずんさんど(淡海堂)|内容物

最大のウリは、地元高島市にある5つの酒蔵とのコラボ商品であること。商品説明とともにご紹介。

  • 「萩の露(福井弥平商店)」→華やかな香りと口あたりスッキリ。
  • 「不老泉(上原酒造)」→味の濃い、奥行きのある酒。鼻に抜ける香りは予想以上にスマート。
  • 「竹生嶋(吉田酒造)」→コストパフォーマンスに優れる「いつもの一本」向きな日本酒。辛口だけど甘口ともいえる味わい。
  • 「松の花(川島酒造)」→第一印象は瑞々しさを感じ、トロリとした甘味のあと、シナモンやグローブの香りが口いっぱいひろがる。
  • 「琵琶の長寿(池本酒造)」→生のさわやかで風味豊かな原酒。高めのアルコールが男らしい味。お米の香りもたのしみながら味わえる。

各蔵の酒粕をクリームに練り合わせ、レーズンは各蔵を代表する日本酒に漬け込んだものを使用しています。

個装されたパッケージには、それぞれの日本酒の銘柄が、字体そのままにプリントされています。これはシンプルで格好良いなと思うのですが、袋自体のデザインが洋風感丸出しなのは残念です。

五蔵の酒粕れーずんさんど(淡海堂)|

上下挟んでいるのはサブレ生地。しっとりはしているけれど、噛むとパキッと折れる、クッキー的な食感です。

レーズンサンドにはサブレ生地を合わせるのが一般的のようですが、僕はどちらかというと、マドレーヌ寄りのもっと柔らかい生地が好みです。ブルボンの「ガトーレーズン」みたいな。

五蔵の酒粕れーずんさんど(淡海堂)|横から

けれどもクリームとレーズンは、ものすごく好きな味。しっかりとした仕上げのクリームが、酒粕のクセのある香りと、少々パンチの効いた日本酒の味がするレーズンを、どっしりと受け止めています。

食べ比べることで、蔵の違いが理解できるのがおもしろいところ。一口に酒粕、日本酒といっても、やはり特徴があるものです。

どれも個性が感じられて美味しいのですが、あえて一番を挙げるなら「萩の露」かな。角がなく、バランスが取れているところが、洋風焼き菓子に合っているように思いました。

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あとがき

酒粕グルメ好きの僕としては、とっても美味しいレーズンサンドだったのですが、子どもたちにはちょっと食べにくかったようです。特に、日本酒に漬け込んだレーズンが、大人味だったかな。お酒に弱い妻も、2個目には手を出さなかったほどなので。

大人向け限定にはなるけれど、滋賀県にはこれといったお土産物が少ないので重宝します。