コスパ抜群!「3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)」が優秀。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)
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現在、我が家にはサーキュレーターの類が、全部で3台あります。

ボルネード「660-JP」(以下、ボルネード)とバルミューダ「グリーンファン」(以下、グリーンファン)の2台は、リビングにて稼働。状況に応じて使い分けたり、併用したり。残り1台、無印良品のサーキュレーター(以下、無印)は、寝室で活躍しています。

ボルネードのサーキュレーター「660-JP」|バルミューダや無印と比較。

今まではこれで足りていたのですが、この春から上の子が子供部屋で寝るようになったので、もう1台必要になりました。

所有している3台は、どれも満足いく働きをみせてくれているので、同じものを購入しておけば間違いありません。けれども「どうせなら違うものを試してみたい」という欲求を抑えることができず、また新しいモデルを導入しました。

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購入の条件

子供部屋という狭い範囲の空気を循環させるのが目的なので、これまでのようなマッチョなサーキュレータは必要ありません。そこそこのパワーがあれば十分。それよりも”静音性”や”コンパクトさ”の方が重要です。

購入の条件は以下の通り。

  • 8畳ぐらいまで対応
  • 静音性が高い
  • コンパクト
  • 子供部屋用なので、かわいい感じのデザイン
  • 上記理由で、カラーは白
  • 予算は、なんとなく5,000円ぐらいまで

アマゾンなんかで評判が高いアイリスオーヤマや、山善のサーキュレーターなんかと迷いましたが、

デザイン的にホームセンター感が強いので却下しました。

その後、あーだこーだ調べてたどり着いたのが、スリーアップ社の「3Dターボサーキュレーター」(以下、スリーアップ)というわけです。

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3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)

デザイン

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|

なんと言っても、見た目がキュート。余計な色使いや表記は一切無く、ただただ白色のシンプルなデザイン。ロゴマークすらありません。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|無印サーキュレーターと白色の比較

無印(写真奥)に比べて、白色度は高めの明るく元気な白色です。

同じホワイトといっても、無印はグレーやベージュに近い落ち着いた色。純然たる白色としては、スリーアップの方がより一層、白色です。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|無印のサーキュレーターと後ろ姿の比較

後ろ姿はこんな感じ。

両者、同じ位置に取っ手があって、ボルネードなんかよりも持ち運びが楽ちんです。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|白色度は高い

全体的な質感も、無印とよく似ています。

マットな仕上げのおかげで反射がなく、明るい白色の割には、落ち着いた雰囲気。材質はABS樹脂かつ肉厚で、造りもしっかりしていて、やわな感じがないところも無印と同じです。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|無印のサーキュレーターと比較

ですが、並べて見ると安っぽい感じがしてしまうのは、無印のデザインが優秀なせいなのか。あるいは、スリーアップの羽根が透明だからなのか、それとも別の理由があるのか。

改めて、無印良品のデザイン性の高さを理解させられた次第です。

機能

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|風量調整ダイヤル

風量調整は、弱、中、強、ターボの4段階。ロータリー式で、どちらに回しても作動します。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|首振り変更ダイヤル

一方、首振り機能は、左右、上下、上下左右の3種類。こちらはロータリー式ではないので、少し不便に感じるかな。

首振り機能はアリ

首振り機能が無いボルネードや無印でも、十分すぎるほど空気を循環させます。なので、首振り機能の必要性には疑問を持っていました。

でも使ってみると、これはこれでアリということが判明。

色んな方向に風が進むので、部屋の中に死角が生まれにくくなるようです。また体感的に、風量以上の涼しさが得られます。

ダイヤル式よりタッチパネル式にしておけば良かった

両方のダイヤルに言えることですが、少々回しづらく感じます。直径に対して硬めのセッティングが原因ですね。ローレットが刻んであれば、マシだったかもしれませんが。

また時々のことですが、接点不良で動作がおかしくなる場面があります。

風量ダイヤルを回しても、作動しなかったり、好みの風量にならなかったり。ほんの少し回せば解消されるので、実用上は問題ありませんが、保証期間内に修理に出してみようと思います。

見た目の可愛らしさと、やっぱアナログっしょ的な浅い考えでダイヤル式を選んでしまいましたが、タッチパネル式のモデル(しかもリモコン、タイマー付き)にしておけば良かったと、少し後悔。

ほとんど同じ見た目ですが、どうしても中央に輝く銀色リングが許せなかったんですよね。

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風力と静音性、風切り音の質

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|風量と静音性

風力と静音性について、手持ちのの3機種と比較してみました。

風力

風力は、測定機器を持っていないので体感的な検証になります。

床と並行になるよう角度を調整し、おおよそ5m離れた位置で観測。最も風力が強かったボルネードの[ターボ]モード時を100とし、それぞれ点数を付けています。

ボルネード スリーアップ 無印良品 バルミューダ
80 70 75 50
ターボ 100 85 設定なし 70

基本的には、以前行った検証結果と同じです。ボルネードの風力が圧倒的で、無印やバルミューダはそれよりも落ちるというもの。

驚いたのは、スリーアップがボルネードと良い勝負をしたことです。

足元に向けた風は、より上方の空気を撹拌しながら進んでくるわけですが、胸元付近までなら同等の風量が届きます。天井まで到達するボルネードに対して、スリーアップはせいぜい頭の高さぐらいまで。こうした差はあるものの、なかなかの健闘ぶりでした。

静音性

サーキュレーターから1m離れた位置にスマホを置き、「Googleサイエンス」というアプリで測定しました。

ボルネード スリーアップ 無印良品 バルミューダ
27.6 24.9 22.1 測定不可
31.8 29.9 26.7 19.6
38.3 33.8 32.7 21.6
ターボ 41.4 35,9 設定なし 27.2

静音性ではバルミューダが断トツで、続いて無印、その次がスリーアップ、最も音が大きいのがボルネードという結果に。音の大きさは風力に比例する部分があるので、この結果は順当です。

けれども対風力比で考えると、スリーアップは一番バランスが良いように思います。ボルネードと競うほどの風を生み出しながらも、音の大きさは無印寄りなのですから。

風切り音の質

ただし、スリーアップの風切り音は周波数が高い音なので、耳障りに感じるかもしれません。

無印やボルネードが「ブォー」という一定の鳴り方をするのに対し、スリーアップには「ピュー」という音が混じっています。

[弱]モードで、ようやく気にならないレベルに落ち着きますが、気流が安定するまでは、結構気になるレベルです。

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手入れのしやすさ

サーキュレーターは、こまめな手入れが必須です。なので、掃除がしやすい設計になっていることは重要です。

スリーアップは合格点。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|ネジ一本で前フタが開く

前ガードの取り外しにプラスドライバーが必要になるのは残念な部分ですが、ネジへのアクセスはしやすく、1本だけなので、まだ許せるかな。

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|羽根の取り外し

一般的な扇風機同様、羽根の取り外しも可能

3Dターボサーキュレーター(スリーアップ)|分解したところ

これなら掃除機を使って、簡単に清掃することができます。

無印は羽根を取り外すことができないので、掃除がしにくい。ボルネードなんて、前ガードを開けるのに、ネジを3箇所外さなければいけません。しかも、ネジはアクセスしづらい位置にあります。

バルミューダ は、そこのところが本当によく考えられていて、例えば2011年モデルは、前ガードの固定がマグネット式で、取り外しがめちゃくちゃ簡単です。

スリーアップも、ただのネジは止めて、せめてユリアネジとかにすれば、もっと使い勝手が良くなるのに、と思います。

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あとがき

今回、8畳の子供部屋用として購入しましたが、リビングでも十分使える能力を持ったサーキュレーターだと思います。特にデザイン性の高さが、他メーカーの機種にはない魅力です。

これで5,000円そこそこなので、コスパは高いと思います。

スリーアップは大阪発、2007年創業のベンチャー企業。製品のいくつかは過去に受賞歴があるものも少なくなく、「注目の西日本ベンチャー100」に選出されるなど、成長株の会社のようです。

「3Dターボサーキュレーター」以外にも、

扇風機タイプや、

温風が出るモデルなどを販売しています。

いずれもデザイン性が高く、気になる製品が多いので、今後の動向が気になります。