家庭用の精米機を買いました。アイリスオーヤマの「米屋の旨み|RCI-B5-W」。予算1万円ぐらいでいくつか検討し、一番コスパが高そうな本機を選んだ次第です。
精米したての白米の美味しさは格別!分つき米の穀物感もたまらない!
というわけで、以下レポートしたいと思います。
アイリスオーヤマの家庭用精米機「米屋の旨み」
外観とか
白と黒のみのシンプルな色使い。ボタンや表示のレイアウトも整然としていて、すっきりとしたデザインにまとめられています。
ボタンは全て物理ボタン。大きくて押しやすい。
「コース」は矢印で行ったり来たり。「銘柄」と「合数」は、押すごとに一方向に変わります。
1mある電源コードは、背面のホルダーにくるくるまとめて収納できます。出し入れして使う人にとっては、これがあるとないとじゃ大違い。
底面の脚は吸盤です。
精米時のモーターの動きから起こる位置ズレを防ぎ、振動が他に伝わるのを抑制する効果があります。なので設置面は、吸盤がくっつくような平滑な場所が適しています。
フタの左右に爪があり、クルッと回して外れて、カチッとロックがかかる方式。確実に閉まっていないと電源が入らない&運転が始まらない安全設計です。
精米カゴとぬかボックス、かくはん棒
銀色のが「精米カゴ」で、黒色のが「ぬかボックス」。
当然ですが、2つはピタッと重なります。気持ち良いぐらいにピタッと。
両方とも持ち手があって、取り出しやすいです。
特に、ぬかボックスに取っ手があるのは使いやすい。精米カゴと一緒に取り出せば、ぬかが全く飛び散りません。おかげで本体は、たまーにチャチャッと拭くだけでOKです。簡単にキレイを維持できるのは、キッチン家電では重要なポイントです。
精米カゴの側面には、特殊な形状の突起が設けられています。かくはん棒が回転して米を巻き上げ、突起との摩擦で磨き上げる仕組み。
これだけ突起や隙間があるので、洗うのが面倒かなぁと思っていましたが、意外にも水でサッと流すだけで綺麗になるので楽チン。台所用の中性洗剤もOK。
ぬかボックスも含め、この精米機はお手入れが非常に楽チンです。
実際に精米してみました
ぬかボックス、精米カゴ、かくはん棒をセットし、お米を投入。カチッと音が鳴るまでフタを回して閉めます。
銘柄、コース、合数(順不同)を合わせて運転ボタンを押すだけ。めちゃくちゃ簡単。前回の設定がメモリーされているので、毎回同じ品種、分量のお米を炊くならスタートするだけです。
精米完了までにかかる時間は、合数と精米度合いによって、約30秒〜7分を要します。
うちの場合、普段は「2合の5分つき」で食べることが多いんですが、それだと1分ぐらい。一瞬で終わる感覚です。
でも、5合の白米(標準)コースだと、結構待たされる感じはありますね。時間にして約5分ぐらい。その間に別の用事を済ませれば良いかぁ、ぐらいで運用しています。
動作音については、静かではないけど、うるさくて耐えられないほどでもない、といった感じ。
アプリで測ってみると65db前後をウロウロ。普通の音量の会話はできますが、同一部屋内のテレビの音は聞きづらくなります。
ご近所的には、夜9時ぐらいまでなら許容できるかな。深夜の使用は控えるようにしています。
7分つきだと、こんな感じです。
で、2合分のぬか。結構出ます。
精米カゴの周りには、ぬかが付着します。やっぱりぬかボックスごと取り出すのが懸命ですね。
銘柄選択モード
一番のウリである「銘柄選択モード」ですが、色々試してみてはいるのですが、今のところ違いはよく分からないでいます。お米を変えても、どのモードを選んでも、ちゃんと美味しいので別に良いんですけでね。
用意されたボタン6つの銘柄以外は、次の表を参考に選ぶ仕組みです。
銘柄選択ボタン | 銘柄 |
こしひかり | あきさかり あさひの夢 こしひかり 魚沼産こしひかり とちぎの星 ふさこがね ミルキークイーン |
あきたこまち | あきたこまち 秋の詩 ささ結 |
つや姫 | さがびより つや姫 みずかがみ |
ゆめぴりか | きぬむすめ 彩のかがやき ササニシキ なすひかり ふっくりんこ ゆめびりか |
ひとめぼれ | キヌヒカリ 銀河のしずく 青天の霹靂 こしいぶき ななつぼし ひとめぼれ |
ヒノヒカリ | あいちのかおり あきほなみ おいでまい おぼろづき きらら397 くまさんの力 元気つくし つがるロマン 天のつぶ にこまる はえぬき ハツシモ ヒノヒカリ まっしぐら 森のくまさん 夢つくし |
あとがき
というわけで、お手入れ簡単&シンプル操作の家庭用精米機。
お米の甘みを引き出したいときは白米、穀物感を味わいときは分つき米と、手軽に色々楽しめるのでおすすめ。
玄米なら長期保存ができるので、30kg分をまとめて安く買ってストックしておくことも可能。災害時の備蓄用として、一袋あれば安心です。
ふるさと納税を利用するのもひとつの手です。