毎日のパパっと掃除に活躍しているマキタのコードレス掃除機（以下、マキタ掃除機）。
サッと出してきて使うには十分な吸引力で、充電時間は短く、取り回しも良し！
「手軽さ」こそが最大の魅力ということもあって、余計な機能や操作ボタンの類は省かれています。そのため、付属ノズルは「サッシ（すきま）用ノズル」1本のみ、というミニマムな構成。
「標準ノズル」との組み合わせで、家中の8割ぐらいはカバーできます。でも、あとちょっとのところに手が届かず、モヤモヤする場面があるのも確かです。
ということで、別途「クリーナー用先端アタッチメント（3点セット）」を購入しました。
「クリーナー用先端アタッチメント（3点セット）」｜マキタ
セット内容
3点セットの内容は、次の通り。
- ラウンドブラシ
- 棚ブラシ
- フレキシブルホース
それぞれ詳しく見ていきます。
ラウンドブラシ
「ラウンドブラシ」は、名前が示す通り、楕円形のブラシです。
横幅が標準ノズルよりも狭く、すきま用ノズルよりも広い形状は、これまで手が届かなかった場所にも突っ込んで、効率的に綺麗にすることができます。
また、先端には毛足が長くてしなやかなブラシが備わっているので、家具や家電など、傷付けたくない物や場所を掃除するのに向いています。
ラウンドブラシの最大の特長は、ブラシの向きが変えられること。360度、任意の角度をキープできます。
対象の形状に沿わせながらブラシを走らせたり、姿勢を変えることなく掃除ができたり。臨機応変に活用することで、体への負担を減らせます。
棚ブラシ
「棚ブラシ」は幅の広い、というか細長い形状をしています。約10cm。
棚や壁など、フラットな面を一気に掃除するのにも向いているし、カーテンレールや巾木の上などを掃除するのにも向いています。
先端には、毛足の短いブラシが備わっています。ラウンドブラシよりも密で、ホコリを掻き出すのが得意。おまけに吸込口が狭いおかげで、吸引力もアップ。エアコンや空気清浄機などのフィルター掃除にはもってこいのブラシです。
フレキシブルホース
「フレキシブルホース」は、蛇腹状のぐにゃりと曲がるホースです。標準のストレートパイプと置き換えることで、狭く入り組んだ場所にもアクセス可能になります。
メーカーの説明通り、車内掃除にはピッタリですね。ノズル部分だけを動かすので、シートの下にも楽々突っ込めるし、インパネ周りの細かな部分のホコリも吸い込むことができます。
我が家では特に、エアコンと天井の間を掃除するのに役立っています。スイッチ式の本体を選んだこともあって、持つ手にかかる負担は少なくて済みます。なので高い位置でも、それほど苦労なく綺麗にすることができます。
ただ惜しむらくは、本体との継ぎ部分が抜けやすい点。気にせず、ちょこまかノズルを動かしていると、高い確率で抜けてしまいます。これには回転機構を付けてねじれを吸収するなど、何らかの対策を期待します。
「短すぎる！」という声を耳にしますが、これ以上長くしてしまうと、小回りが効きにくくなってしまうかもしれないので、このままの長さで良いと思います。
このホースは継ぎ足しが可能なので、単品で購入するのもアリですね。値段も安いことですし。
あとがき
掲載の通り、それぞれ単品での購入も可能です。けれども結局、全部使うんじゃないかなぁ。標準で付いてくるノズルも含め、適材適所の活用でより快適に。ノズルの数だけ、掃除の幅が広がります。
マキタのコードレス掃除機用のアタッチメントと言えば、サイクロン化できるものもありますね。
紙パック式にサイクロン機能を追加できる、夢のアイテム。ハンディ状態では使用不可のようですが、非常に魅力を感じます。
