ダッチオーブンと同じタイミングで購入したのが、ユニフレームの「ファイアグリル」です。
それまで我が家では、BBQ用コンロとしてロゴスの「ステンチューブラル」を使っていました。
これ自体、特に不満はありません。ステンレス製で扱いやすく、火加減の調整もしやすい。
けれどもダッチオーブンを乗せて使うとなると、少々華奢で不安定な点が気になります。コンテナボックス1つ分という、過度な積載スペースもネックです。
ということで、買い替えを決断したのです。
ファイアグリル(ユニフレーム)の良いところ
[フォルム]囲みやすく、自然と会話が弾む
ファイアグリルを使ってみて、なるほどこれいいなぁ、と思ったのがその形状です。
収納時は正方形ですが、使う時には網を45度傾けてセットするので、八角形になります。
この八角形が絶妙!
囲む人とグリルとの距離が均等になるため、食事やおしゃべりがしやすい。自然な距離感とも言いますか。さすが、”焚き火”を想定して作られた商品です。
長方形と違って、正面性が希薄(=上座や下座がない)になることも要因なのかなぁ、とも思います。そういえば、囲炉裏も真四角が基本ですしね。
最近は、より角の無い「円形」のグリルも売られています。
”パーティ”と名乗るだけあって、円形は人が囲むのに適している形ということでしょうかね。
[コンパクト]トートバッグ1つ分の収納スペース
収納性に期待して購入したものなので、驚くことはありませんでしたが、思いのほかコンパクトでした。
収納時の厚みはわずか7cm。上記のBBQグリルと違って、”積み込む”というよりは、”隙間に収める”という感じ。積載&運搬時はもちろん、自宅で保管するときも最小限のスペースで済みます。
また、重量が2.7kgというのも、持ち運びの負担が減って大助かりです。「専用ケース」に入れれば、片手で運べるのでおすすめ。
けれども、ダッチオーブンを乗せるための「ヘビーロストル(別売)」が重い(約1.3kg)ので、合わせると軽くはないですね。
[タフネス]ダッチオーブンを2つ乗せても壊れない
メーカーのWEBサイトでも紹介されているように、ダッチオーブンを乗っけても、壊れない設計になっています。
写真(↑)はユニフレームのダッチオーブン「スーパーディープ」。
8インチと12インチ、2つのダッチオーブンを乗っけても、不安定な感じはありません。食材も含めると20kg近い重量物が乗っているわけですが、全くびくともしませんでした。
仕様では、分散耐荷重20kgとなっています。けれども、それ以上乗っけても耐えられるような頑強な造りをしています。
[後片付け]簡単に綺麗になる!
炉は一枚のステンレス板を折っただけの、凹凸が全くないシンプルな造りです。
だから、後片付けがめちゃんこラク!
- 残った炭をスルッと角によせ、火消し壺等に入れる
- サッと水洗い
- 拭きあげて、収納
と、簡単。
余計な部品がついていなかったり、複雑な構造になっていないのがポイントですね。
毎回、BBQグリルの片付けは、僕の仕事です。正直言うと、面倒でした。そこそこ大きいし、そこそこ重いし、ちょこちょこ洗いにくい部分があったので。
けれどもこれだけラクチンなら、自宅でも「ちょっと炭火焼き」ってな具合になりますね。
あとがき
ダッチオーブンを使うために購入したファイアグリル。
思いのほか使い勝手が良いので、お気に入りです。
ロースタイルで問題なければ、十分にメイングリルとしての役割を果たしてくれます。
しかも値段がそれほど高くない(5400円)ですよね。
比較に出すのは恐縮ですが、スノーピークの「焚火台」は1万円オーバーです。
こちらもとても人気があって良い製品なのでしょうが、まだまだ初心者キャンパーである我が家には高嶺の花。
ファイアグリルが壊れたら(壊れる気配はゼロですが)、検討するのかなぁ。