先日、Qualz(クオルツ)の「ミニトライポッドチェア」を購入した話を書きました。
キャンプ道具のコンパクト化が狙いでしたが、釣りや子供の運動会の場所取り待ちなど、キャンプ以外に活躍する場面がちょこちょこあって、思っていたよりも重宝しています。
けれどもメインを張れるほどの”どっしり感”はないので、これはこれとして、椅子選びは継続中でした。
今回、購入したのは『アルミコンパクトベンチ』。
またもやクオルツ製品ですが、品質と価格のバランスが良くって、いっちょ試してみよっかと気になるんですよね。
というわけで、以下、レビューをお届けします。
アルミコンパクトベンチ|Qualz(クオルツ)
まずは収納時のサイズについて。
縦横の長さは約54cm×18cmで、重さは約2.65kg。これまで使ってきた折りたたみ椅子(コールマンのリゾートチェア:約3.1kg)に比べて、断然、短くて軽い!
これだけコンパクト&軽量なら、車への積載時に直面する問題はほとんどありません。しかも、5歳の子供でも引きずることなく運べるので、積極的にお手伝いをしてくれるようになりました。なので運搬もラクチン!
収納袋から取り出したところ。本体に固定されたベルクロで縛られているので、袋から出しやすく、入れやすい。
セッティングはとっても簡単。まずはベルクロをほどき、脚を左右に引っ張ります。
座面が一文字になるまで引っ張ったら、両端の脚を回転させ、全ての脚の向きを揃えます。
座面をパッと開けば完成。めちゃくちゃ簡単!
アジャストチェアやトライポッドチェアは、フレームと座面が分離しているので、組み立てのひと手間が必要です。けれどもアルミコンパクトベンチは一体型なので、素速いセッティング可能。慣れれば空中でだって、できちゃいます。あっ、でも開閉する時に、指の挟み込みには気をつけてくださいね。かなり痛いと思いますよ。
だって使われているパーツが、
こんなだったり、
こんなだったりと、なかなかのヘビーデューティ。これに挟まれたら、と想像するのも恐ろしいぐらい屈強な金物が使われています。
そのため耐荷重は150kg。大人2人が座っても大丈夫な造りなので、子供が寝っ転がったぐらいじゃビクともしませんし、荷物置きとして使うのもアリです。
専用のクーラーボックス・スタンドを買うぐらいなら、アルミコンパクトベンチをスタンド代わりにするのが良いんじゃないでしょうか。でもその場合は、また別に椅子を追加しなければなりませんけどね。
あとがき
左右と真ん中、合わせて3箇所に脚があるおかげで、安定感が抜群!座っていた片方の人が立ち去っても、ぐらついたりせず、何事もなかったような振る舞いをみせてくれます。
ミニトライポッドチェアと同様、リラックスするのには向いてません。けれども座り心地は悪くないので、十分にテーブル周りの椅子としての実力は持っています。
逆に「背もたれがないおかげで、どちらからでも座れる」といったメリットも生まれるわけで、物置き台としてのメリットも合わせると、もう1台あっても良いかな。
こうしたベンチ的な椅子は、地味にオススメです。
類似品では、クイックキャンプの商品なんかが、色味的にもイイ感じです!