手持ちのiPhone12。9月にリリースされたiOS17にアップデートしたら、ストレージに「同期されたコンテンツ」という見慣れない項目が増えていました。
項目が増えているだけなら問題はないんですが、これが結構の容量(約18GB)を占めています。
調べてみると、実際に容量を消費しているわけではないみたい。計算してみると、確かにその通り。
特に不具合が無いので、そういうものかと気にしないでいましたが、次のiOS17.0.2にアップデートしようとした時に問題が発生しました。ストレージの容量不足でアップデートができなくなってしまったのです。
「ミュージック」と「同期されたコンテンツ」の容量被り
まず、この18GBという数値ですが、「ミュージック」の項目とほぼ同じ値。僕は音楽データをiMacと同期させているのですが、どうやらそれと関係があるようです。
僕のiPhone12の容量は64GBしかありません。「ミュージック」と「同期されたコンテンツ」を足すと、それだけで36GB。
実際に容量を消費しているわけではありませんが、アップデート時にはちゃっかりと消費容量として算出されてしまっているのです。
iOS17.0.2へのアップデート方法
そのためiOS17.0.2にアップデートするには、
- iMac側で「ミュージックを”iPhone12″と同期」のチェックを外して、音楽データをiPhoneから消去。
- iOS17.0.2にアップデート。
- 再びiMac側で「ミュージックを”iPhone12″と同期」にチェックを入れて、音楽データをiPhoneに戻す。
という、面倒くさい作業が必要でした。
iOS17.0.3へのアップデート方法
ですが今回リリースされたiOS17.0.3では、この面倒くさい作業は不要でした。
- iMacとiPhoneを接続して、ソフトウェアのアップデートを開始(同期のチェックを外す必要無し)。
- 音楽データのやり取り無しに、アップデートは完了。
ストレージを確認してみると、「同期されたコンテンツ」は残って、「ミュージック」の容量がほぼ無くなりました(約300MB)。
音楽データ自体は正常な容量でiPhoneに格納されています。ちゃんと音楽を聞くこともできます。どうやら「同期されたコンテンツ」として存在しているようです。よく分かりませんが。
ま、これにて容量バグは無くなりました。ご参考までに。