変化する生活に合わせて、走ったり休んだりを繰り返している超低空飛行なランニングライフ。最近は、子供を習い事へ送ったついでにパターンで、夜に走ることが多くなりました。
いわゆる夜ランってやつですが、コース的に街灯が少ない道を走るもんで視界がちょっと不安。そこで軽量タイプのヘッドライトを購入しました。
購入したのはジェントスの「CP-260R」。充電式で軽くて明るくて、ランニングにはもってこい。
というわけで、早速レビューしたいと思います。
ジェントスの軽量ヘッドライト「CP-260R」
こちらがGENTOS(ジェントス)の「CP-260R」。
一昔前のジェントス製品では見かけなかったポップなデザインの外箱。時代は変化しています。
パッケージにはランナーのシルエットが描かれています。
特にランニング専用を謳ったものではないので、購入を少々迷いましたが、どうやら問題なさそう。想定内の使い方みたい。良かった。
内容物はこれだけ。本体と充電用のUSBケーブル。あと説明書。
USBは、Micro USB(Type-B)が採用されています。そろそろ世の中全て、Type-Cになってくれないもんですかねぇ。
CP-260Rの最大の特徴は、なんと言っても”軽い”こと。約50g。充電式だからこそなせる技。乾電池式なら、こうはいきません。
ちなみにライト部分のサイズは、W45.4×H42.0×D31.8mmです。十分小さいですが、頭に装着すると、もうひと回り小さければと思わなくもない。
ヘッドライト側面にある白い部分は、充電ポートのキャップです。
開閉は簡単。本体同様、触り心地がさらっと気持ち良いラバー素材で出来ています。
リチウムポリマー充電池(3.7V 700mAh)内蔵で、満充電に約2時間。およそ300回の充電に耐える設計。毎日走っても、5年ぐらい持ちそう。ヘタったら本体そのものを買い替え。
ライト部分はナチュラルに傾斜が付いています。だいたい20°ぐらいかな。ランニング中、前方を照らすには丁度良い角度。
もっと足元を照らしたいなーって時は、角度調節機構のおでまし。約90°まで4段階、適度なクリック感で調節可能。各アングル時の保持力も不満はありません。
ヘッドバンドは長さの調整が簡単。脱着可能で汗だくになっても洗濯できるので衛生的。防水等級はIPX4なので、汗でも雨でもへっちゃら。
カラーはこのウインターグレー(WG)の他に、スプリングピンク(SP)、サマーブルー(SB)、オータムブラウン(AB)の4色展開。
冒頭でも触れましたが、いずれも過去のジェントスでは考えられない明るく素敵なカラーリングです。
操作ボタンは一つだけ。大きさ、形状ともに押しやすい。操作部分が1つというのは、操作に戸惑わないので使いやすいです。
長押しでライトのON/OFF、点灯後は押すたびに明るさ(モード)が変わります。
明るさ | 連続点灯時間 | 照射距離 | |
High | 260lm | 2h | 100m |
Mid | 110lm | 6h | 67m |
Eco | 24lm | 1.5h | 31m |
点滅 | 80h |
消灯時の明るさを記憶(モードメモリー機能)しているので、再び点灯した時には同じ明るさからスタートします。
各モード時の明るさ
照射特性はワイドビーム固定式。それぞれの明るさをはこんな感じ。
まずはEcoモード(24ルーメン)。
正面の樹木までは約25m。ほんのり明るい程度ですが、僕の場合、走るスピードが6〜7分/kmと速くないので、前方5mが見えれば事足ります。
すれ違う人にも眩しくない明るさ。舗装された街中を走る分には十分な光量です。
お次はMidモード(110ルーメン)。
Ecoモードに比べて、前方をくっきり照らす印象です。これぐらいの明るさなら、街灯が無い道でも安心して走ることができます。
最後はHighモード(260ルーメン)。
暗闇では眩しいぐらい明るい。これだけの光量があれば、トレイルランでも使えます(多分)。逆に街中では眩しすぎて使いにくいです。対向車や人に迷惑がかかりそうで。
あとがき
というわけで、ジェントスの軽量ヘッドライト「CP-260R」の紹介でした。
シンプルで軽量、1mの落下にも耐えられる。ランニングだけじゃなく、キャンプや釣り、仕事や日常生活など、色んな場面でオールマイティに活躍できそう。
機能は最小限で構わないけど、明るさや照射距離には妥協したくない。そんな方にオススメのヘッドライトです。
ヘッドライトを装着しての夜ランは、ちょっと冒険心がくすぐられて楽しい!