ふるさと納税の返礼品。我が家は毎年お米を選択。食べたことがない銘柄のお米を、毎年全国各地から届けてもらっています。
今年は、というか寄付自体は去年になりますが、宮城県栗原市のみやぎ米「だて正夢」を頂きました。
早速食べたところ、「これ、もち米?」ってぐらいにもっちもちで家族一同びっくり。甘さも強くて、おかず無しでも食べたくなるほど美味しい!
思わず記事にしてしまいました。
ふるさと納税の返礼品|みやぎ米「だて正夢」が超もっちもちで美味い!
「だて正夢」とは?
まず名前が良いですね「だて正夢」。もちろん仙台の英雄、伊達政宗公をもじってのこと。ダジャレのようでいて、ふざけていない絶妙なネーミング。愛着が湧きます。
マークもまた可愛い。米俵がモチーフになっているそうですよ。
名前からして分かる通り、宮城県発の新品種のお米。宮城県って「ササニシキ」や「ひとめぼれ」を生み出した昔からの米どころなんですね。知らなかったー。
「だて正夢」は「ひとめぼれ」を超える美味しさを求めて開発。育成開始から12年を経て、平成30年に本格販売されるに至ったそうです。詳しくは公式サイトをご参考に。
「だて正夢」を炊飯する
「だて正夢」は吸水性が高いお米なので、通常よりも水の量を減らして炊くのがポイント。内釜に記された目盛りよりも、数mm程度少なめになるように。
吸水性の高さのおかげで、早炊きモードでも美味しく炊くことができます。その場合は、通常の水の量でOKです。
炊きあがり
炊飯中に吹き出す湯気が、めちゃくちゃ良い香り。もち米を蒸した時のような、あの感じに似ています。
炊きあがったお米はつっやつやのキッラキラ!一粒一粒がぷりっぷりしています。いわゆる粒立ちってやつですね。
ご飯を美味しく頂くには、炊飯後に上下をひっくり返す「ほぐし」の作業が欠かせません。余計な水分を飛ばしておくことで食感が良くなります。
「だて正夢」をほぐした時、これまで感じたことがない重みを感じました。しゃもじが気軽に入っていきません。ぬちっとしていて、よいしょっ!と力を入れなければひっくり返らない。
明らかに粘りが強いことが、食べる前から分かりました。
いてもたってもいられず実食。
ほんとに一つ一つの米粒が綺麗です。
口に含むと真っ先に、もちもち食感にやられます。粘りがあって、弾力もある。ホントにお餅みたい。
ちょっと大げさに言うなら、茶碗一杯のご飯を食べきるうちに、あごが疲れそうになる。というのは息子の感想。
甘みや旨味も強くて、ご飯だけでも食事が成り立つ美味しさ。これなら100杯は食べられる!というのは、下の息子の感想。でもお父さんも、そう思いますよ。
「だて正夢」は冷えると粘度が増すようで、さらにもっちり感がアップ。依然として粒感がはっきりしていて、べちゃつきはありません。冷ご飯、美味し!
我が家の10年来使っている安い炊飯器でこの美味しさですから、良い炊飯器や土鍋で炊くと、もっと美味しいんだろうな。
あとがき
日本のお米ってどれも少なからず美味しいので、取り立てて感動することってないように思ってました。家の炊飯器で炊く場合は特にです。
ですが「だて正夢」ぐらい特徴が際立っていると、さすがに心に刻まれますね。いやぁ感動した!
ふるさと納税で寄付をすれば、しばらくの間、定期的に「だて正夢」が届きます。一度ご賞味あれ、です。