現在、キャンプ用品のコンパクト&シンプル化を進めているんですが、改善効果が高いなぁと感じるのは”椅子”です。
キャンプを始めたころから使っていたのは、ホームセンターで購入したコールマンの折りたたみ椅子でした。
運動会なんかでもよく見かける、ごくごく一般的なものです。2,000円するかしないかぐらいで売られていて、我が家では家族分(4脚)全てがこれでした。
安くて、座り心地も別段問題無しでしたが、携行性に関しては褒められたものではありません。
折り畳んだときのサイズは約14cm角で、長さが約80cm。重さは3kgを超えています。家族分を合わせると、RVボックス1個分と同じぐらいのスペースを占拠し、ダッチオーブン(12インチ)1.5倍分の重量になるので、実はなかなかの厄介者。
とりあえず、ボロくなってきた2脚分をクオルツのアジャストチェアに替えてみたところ、かなり快適!
4脚全てをアジャストチェアにしても良かったのですが、いろいろあった方がおもしろいかなぁと思い、試しにこんな椅子を買いました。
ミニトライポッドチェア|Qualz(クオルツ)
WILD-1のオリジナルブランド、Qualz(クオルツ)の『ミニトライポッドチェア』です。
オンラインストアを眺めていて、こんな椅子がひとつあったら何かと便利じゃないだろうか、と妄想を膨らませ、ふらりと立ち寄った店舗にて購入。箱入りとは思っていなかったことと、予想以上に小さかったことで、しばらく店内を探し回ってしまいました。
組み立て方や仕様などが書かれたタグとともにイン。外箱よりも、さらに小さい。
だいたい500mlのペットボトルと同じ大きさ。重量は約360gなので、ミニトライポッドチェアの方が断然軽い!
収納袋の中には、座面とフレーム。
座面と収納袋は縫製されていて、ひと繋がりになっています。しかも座面には、収納袋を収納するスペースが用意されているので、組み立てた後に収納袋のやり場に困るなんてことはありません。もちろん紛失もね。
フレームはショックコード式なので、2秒もあれば組み立て完成。
座面とフレームは差し込むだけ。とはいっても、購入当初は生地が固く、フレームも短くてたわみにくいので、少し力をかけなければいけません。けれども数回ほど使用すれば、こなれてくるのでご安心を。あいかわらず、しっかりとした縫製です。
組み立て完成!
こんなに小さくて耐荷重は100kgとパワフル。くつろぐ用のものではありませんが、足を前方に放り出して座っても安定しているので、座り心地はなかなかのもの。焚き火台での火起こしなど、ロースタイルでのキャンプには抜群の機動力を発揮します。
あとがき
メインチェアにはなりませんが、めちゃくちゃコンパクト&軽量なんで、ひとつぐらい持っていても良いかなぁ、というような椅子です。アジャストチェアがおおげさに感じるような場面、たとえば釣りや山登りなんかで活躍しそう。
あるいは、運動会で子供目線のアングルで撮影するとき、長い時間、屈んでカメラを構えるのは辛いけど、こんな椅子があれば体への負担は軽減されますね。場所移動もラクだし、周囲への影響も最小限で済みます。
絶対オススメ!というほどのものじゃないけど、買って良かったとは思えるものです。