ずいぶんとマスク生活にも慣れましたが、寒くなってくると悩みのタネになるのが”眼鏡の曇り”。昨年から、あれやこれやと対策してみてはいるのですが、もひとつ決定打と呼べる方法が見つかりません。
さて今シーズンはどうしようかと考えていたところ「メガネが曇りにくいマスク」なるものを発見。”曇りにくい”と控えめな商品名に期待少なめで試してみたところ、これがめちゃくちゃ効果あり!
というわけで以下レポートしたいと思います。
メディコムジャパンの「眼鏡が曇りにくいマスク」
購入したのはメディコムジャパンの「メガネが曇りにくいマスク」。40枚入って、大体6〜700円ぐらい。
サイズは「ふつう」と「小さめ」の2種類があります。成人男性の僕の場合、「ふつう」サイズで丁度良い感じでした。あご下ラインまで、すっぽりカバーされます。
眼鏡が曇ってしまう主な原因は、自分が吐く呼気にあります。温かく湿った呼気が冷たいレンズで急激に冷やされ、水滴となってレンズに付着する仕組み。いわゆる結露と同じ。
なので対策としては、呼気がレンズに接触しないようにすることが重要になります。
「メガネが曇りにくいマスク」では、
- 折り返しメッシュで、呼気漏れを大幅カット
- アルミノーズピースで、顔の形状にピッタリフィット
の2つの工夫が施されています。実物を見てみましょう。
マスクは一枚一枚が個包装。外出時に箱から取り出してカバンに入れやすい。僕は常時、車にもセットしています。
メーカー名は凹凸のある仕上げ。どちらが表なのか裏なのか、はたまた上なのか下なのかは一目瞭然。非常に使い勝手が良いです。
これが折り返しメッシュ。マスクの内側の上端にメッシュ生地が設けられています。これを鼻に被せるように装着することで、レンズ方向へ呼気が漏れるのを防ぐ効果があります。
また通常はワイヤーが使われているノーズピース部分に、幅広なアルミバーを採用。かなり強固に形状が保持されるので、顔へのフィット具合が段違いです。
これらのおかげで、レンズ方向への呼気はほぼ漏れてきません。
商品名は’曇りにくい”と控えめですが、顔の形状に合うよう調節すれば、ピタッと眼鏡の曇りを抑えることができます。これは想像以上!
いわゆる不織布タイプで3層構造。細菌やウイルス、花粉などは99%カットと、マスクとしての基本性能は申し分無し。
メッシュ部分を起こさなければ普通のマスクと同等なので、眼鏡無しの方でも普通に快適に使えます。
あとがき
僕の呼気は湿度が高めなのか、ひどいときにはレンズがびちょびちょになることもありました。
去年はこうした曇り止めをレンズに塗り込んだりしていましたが、曇りムラがあったり、持続性に乏しいなど効果はかなり限定的。
手間もかかるし、出先では塗り込みに使ったティッシュの処理にも困ります。
それがこのマスクでは水滴が全く付かない。使い捨てなので扱いもラク。天と地の差。冬場の眼鏡着用によるストレスがゼロになりました。かなりオススメです。