今やスマホなど電子機器の多くは充電式が主流です。小型軽量・高電圧・継ぎ足し充電可能という特長を持つリチウムイオン電池。モバイルバッテリーにも使用されています。
でも家の中を見回すと、リモコンの類や子供のおもちゃなど乾電池を使用するものが、まだまだ結構あったりします。
そんな機器も、我が家ではエネループやエボルタといったニッケル水素充電池に置き換えが進んでいます。おそらく50本ぐらいはあるんじゃないかな。
で、ニッケル水素充電池と合わせて必要なのが「充電器」。ずっと充電池とのセット品を使っていましたが、急速充電できるものが必要になって新しく購入しました。
これが便利に進化していて、感心したというお話です。
エネループもスマホも充電できるUSB急速充電器|BQ-CC87(Panasonic)
外観とか、内容物とか
購入したのは、パナソニックのUSB入出力式急速充電器「BQ-CC87」。Amazon限定のブラックカラーモデルです。
内容物はこんな感じ。
本体とUSBケーブル、そして見慣れない物体が。詳細はのちほど。
USBケーブルの端子は、Type-AとB。Type-Cじゃないのは、唯一悔やまれるところです。
本体は、というかカバーはスライド式。端子がむき出しにならずホコリも防げるので合理的です。
充電できるのは、単3形4本と、
単4形4本。組み合わせての充電もOKです。
USB入出力式のメリット
USBケーブルを使って充電することこそ、この急速充電器の最大の特徴です。
我が家で使っていた充電器もそうですが、これまではコンセントに直差しするものが一般的でした。
それがUSBケーブル経由での充電方式なら、たとえばiPhoneなどのACアダプタが兼用できるので、コンセントが効率よく使えるというメリットがあります。
もちろんモバイルバッテリーからも充電可能。バッテリーからバッテリーに充電、というのはなんか変な感じもしますが。
さらにUSB出力ポートが備わっているので、逆にスマホなどへの充電もできてしまう。
出力はニッケル水素充電池じゃない普通の乾電池も使えます。しかも併用可、寄せ集め可。容量が少ないので緊急用程度ですが、モバイルバッテリーの代わりになるのは超便利!
時代にマッチしてますなー。
LEDライト
で、謎の物体ですが、USB出力に挿して使える「LEDライト」でした。
コロンとした小ぶりなLEDライトで、明るさは35lm。豆球ぐらいの光量ですが、手元足元を照らすには十分。ON/OFFはスイッチで行います。
このLEDライト、一応BQ-CC87専用品となっていますが、他のモバイルバッテリーで使えないわけではありません。使用はあくまでも、自己責任にはなりますが。
普段はカバーの開閉防止のロック機構として付けておくのが、収納場所に困らない&失くさないで良いかなと思います。
あとがき
肝心の急速充電器としての機能は、
- 予備充電機能(過放電によってダメージを受けた電池をLEDでお知らせ)
- 残量チェック機能(電池残量と充電の進行状況をLEDでお知らせ)
- 買い替え目安診断機能(電池の買い替え時期をLEDでお知らせ)
- 乾電池充電防止機能(乾電池など充電できない電池が装填されたときに充電を停止)
- スマートチャージ機能(電池1本ごとに満充電を検知)
- クイック自動診断機能(装填された電池を診断して最適な充電モードを選択)
- つぎ足し充電機能(使った分だけ充電し、過充電にならないよう制御)
と超優秀!これだけでも古い充電器から買い替えの価値があります。