2019年の夏キャンプは前・後半の2本立て。後半は、2泊3日で新潟県に行ってきました。
場所は糸魚川市にある「美山キャンプ場」。前半の「松江市宍道ふるさと森林公園」とはうって変わって、最低限の設備しかない素朴なキャンプ場です。
というわけで以下、レポートしたいと思います。
美山キャンプ場(新潟県糸魚川市)
「美山キャンプ場」は、その名もズバリ、「美山公園」内にあるキャンプ場です。
美山公園自体はものすごく広い敷地の公園で、キャンプ場以外にも、野球場や陸上競技場、テニスコートといったスポーツ施設があり、遺跡や「フォッサマグナミュージアム」などの文化施設も併設されています。
キャンプ場を利用するには、まず管理棟に立ち寄って受付を済ませます。
今回は、電話で事前に予約を入れておきました。名前を伝えるだけで、話がスムーズに進みます。2泊3日分の代金を支払い(テント1張850円/泊、利用料1人100円/泊)、許可証を受取ってキャンプ場へ向かいます。
キャンプ場への道は細く、離合するのは難しいように思います。
サイト前の道まで乗り付け可能ですが、荷物の出し入れが終われば、少し下った場所にある「市民クラブハウス美山」の駐車場まで車を戻すようにと、管理棟で説明がありました。
のはずですが、半分以上の利用者が、サイト内まで車で進入している始末。画になるぐらいカッコイイんですけどね、ランクル。
許可証は、見える位置に掲示しておくのもルールのひとつ。受付を済ませているか否かを判別できるわけです。
けれどもこのキャンプ場、夜間は管理人さんが不在になります。それを知ってか、夜遅くにやってきて、テントを張り出す輩の多いこと。もちろん車は乗り込みで。明るくなったら、そそくさと撤収していく。
2泊とも同じような状況だったので、常態化しているのかもしれません。
そんな人たちは、たいてい開けた側の芝生側に陣を張ります。なので気になる方は、林間側を選択しましょう。
フラットな部分は少ないですが(一部、整地箇所あり)、常に木陰で涼しいですし、多少の雨なら防いでくれます。ただし時期によっては、セミの数が気になるかもです。
トイレと炊事場は、それぞれ一箇所づつ。こじんまりとしたキャンプ場なので、こんなものかと。
両設備とも、お世辞にも綺麗とは言い難いです。炊事場の水の出が悪いのも気になります。古いことと虫が多いことはともかく、ゴミがちらほら目立つのは利用者の問題ですね。
お風呂やシャワーなんてものは無いので、車で5分の「ひすいの湯」を利用しましょう。石油系の臭いが漂う、珍しい温泉です。
ネガティブ要素が多めになってしまいましたが、キャンプ場の居心地自体は結構良いものでした。
先述の通り木陰で涼しく、タープも不要です。地面もふわふわした土で柔らかい。風の強い日でしたが、木々が適度に遮ってくれるので、守られている感があります。
そこそこの利用客がいたようですが、同じく木立のおかげで、パーソナル空間は確保されます。
やっぱり林間サイトは良いなぁ、と再認識した次第です。
ただし虫は多めなので、対策はしておきましょう。
あとがき
そういえば予約の際に「混んでいるんで、テント1張ぐらいだったらなんとか〜」と聞いていたのですが、全然大丈夫でした。もう倍ぐらいは収容できるんじゃないか、と思うぐらい余裕な感じ。予約無しでもいけそうです。
美山キャンプ場
住所 | 〒941-0071 糸魚川市大野65-1 |
連絡先 | 025-552-8290 |
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