冷凍餃子の食べ比べ。今回は無人販売形式で話題の「餃子の雪松」に行ってきました。
昔から野菜の無人販売所はありましたが、まさかの餃子。しかもこの令和の時代に、どアナログなシステムをぶつけてくるとは驚きです。味はもとより、販売所自体が気になります!
というわけで、以下レポートです。
無人販売所「餃子の雪松(ゆきまつ」
店舗とか、買い方とか
お邪魔したのは「餃子の雪松 大津店」。瀬田川のほとりに建つマンションの1階に入っていて、隣は新福菜館というラーメン屋が営業されています。
最寄りに駅はないので車は必須。お店の前には3台ほど停められる駐車スペースがあります。
自動じゃないドアを開けて、いざ店内へ。
店内には誰もおらず。入店のチャイムも一切鳴らない完全手放し状態。ものすごい違和感。不安にも似た感情に支配されます。
入ってすぐの壁に設置されたモニターには、購入方法を説明する動画がエンドレスで流されています。横に掲示された図解と合わせて理解するシステム。
と言っても、難しいことはありません。
- 餃子を冷凍庫から取り出す。
- 料金を料金箱に入れる。
以上。機械めいたものが一切間に入らない昔ながらの買い方。
これが冷凍庫。まだまだめっちり入っています。
全て18個入りのパックが2つまとめて包装されていて、合わせて1包36個入りとなっています。18個入りのみで購入することはできません。
足元の方に保冷剤があったんですね。緊張していて気付かなかった。1包につき2つまで無料なんで必要な方はお忘れなく。
で、こちらが料金箱。上部に設けられた隙間(投入口)にお金を入れます。1包36個入りで1000円(税込)。
料金箱自体はただの木箱ですが、ロックや振動感知といったセキュリティシステムは搭載されています。箱に振動を加えると大音量が鳴るそうなんで、お金を入れる時はガッチガチに緊張しましたよ。
持ち帰り用の袋は無料(1包につき1枚)でもらえます。雪松特製ダレは1個200円(税込)。
自分で計算して、同じように料金箱に入れるわけですが、なんだか落ち着かなくて買わずにさっさと退出してしまいました。雰囲気に慣れたら買おっと。
雪松の冷凍餃子
これが雪松の冷凍餃子。パッケージかわいい。
門外不出なのに持ち帰ってきてしまったぜぃ。
原材料を眺めてみても、特に変わったものが入っている様子は無し。あえて言うなら、白菜ではなくキャベツを使っていることぐらいかな。
裏面には焼き方が書いてあります。
- フライパンに油30ccをひき、火をつけて1分間あたためます。
- フライパンの火を止め、間隔をあけて餃子を並べます。
- 用意した熱湯100ccをすべての餃子にかかるように上からかけます。
- すぐに蓋をして、中火で蒸し焼きにします。(3〜5分を目安)
- 蓋をあけて水分をとばし、程よい焼き色がついたらできあがり。
焼き色を付けてから熱湯をかけるのが普通だと思っていましたが、雪松の焼き方は、先に熱湯をかけるようです。蒸し焼きメイン。
ちなみに餃子1個の重さはぴったり20g。パッケージ表記と同じです。
それでは焼いていきまっしょ!
餃子36個を間隔あけて並べるには、28cmのフライパンでギリギリいけるぐらい。
完成!
いつもの焼き方と若干違うので少々てこずった。でもまぁ、良い感じ。
モッチモチの皮。よく練られた豚肉はペースト状でとろっとしていて、甘いキャベツとの相性が良好。反面、ニラとにんにくは強めのパンチを効かせていて、全体的に濃い味付けとなっています。
しょうがのクセのある香りが前面に出てしまっていることも含め、子供たちはいつもより箸の進みが悪かったです。家にあった餃子のタレを付けると、ちょっと食べるようにはなりましたが。
あとがき
普段、家で作る餃子にはにんにくを入れないこともあって、ガツンとした味の雪松の餃子は、我が家ではもひとつ受けが悪かったです。残念。我が家では大阪のふくちぁん餃子の方が人気高しです。
ガッツリ系の味が好きな方は、かなりビールが進むと思いますよ。
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