Ankerの「Soundcore Wakey」がキッチン用スピーカーとして優秀

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毎日の料理や食事の片付けは、音楽を聞きながら行うのが勝利の方程式。作業効率がグンと上がるし、疲れていてもヤル気がアップします。なので僕にとって、キッチン用のスピーカーはマストアイテム

ですが残念なことに、これまで使ってきたJBLのドック式スピーカーが壊れてしまいました。

同じようなものがないか色々探してみましたが、もうiPhoneを直挿しするドック式のスピーカーって売られていないんですね。家事の間に充電も完了するので重宝していたのに。

というわけで数ヶ月悩んだ挙げ句、Ankerの「Soundcore Wakey(以下Wakey)」を購入しました。

本来、ベッドサイドでの使用を念頭に作られたスピーカーですが、キッチンでもなかなか使い勝手が良い。以下、レビューしたいと思います。

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Soundcore Wakey(Anker)をじっくり見る

外箱のデザインがAnkerっぽくない

ANKER Soundcore Wakey|外箱

僕の持っているAnker製品の外箱といえば、ブルーとホワイトがベースのすっきりとしたデザインでした。商品写真は無く、アウトラインで描かれたシンプルなもの。

ですがWakeyの外箱は、ずいぶん雰囲気が違います。

ANKER Soundcore Wakey|デザインアワード

どっかり中央に箔押しされた文字は商品名かと思いきや、HIGH-SPEED WIRELESS CHARGINGと、まさかの機能推し。

シルバーでピカつかせたのは、受賞した賞のマークとのバランスなのでしょうかね。結構、コストが掛かっているんじゃないかな。

Ankerっぽくなくて、一瞬とまどってしまいました。

内容物とか、外観とか

ANKER Soundcore Wakey|内容物

内容物はこんな感じ。

カラーはホワイトの他に、ブラックとピンクの3色展開。

たいていブラックだけが少し安く売られていますが、購入したのはホワイト。前に使っていたスピーカーにならって、何となく選択しました。

どうせならFMラジオアンテナ(写真真ん中の黒いケーブル)も、同色で展開してくれればいいのに。

ANKER Soundcore Wakey|ACアダプター

ACアダプターは折り畳み式。引っ張り出すのに、結構な力が必要。このスピーカーは基本的に据え置きで使うものだと思うので、この機構が必要だったのかは疑問です。

形状はスクエアで、エッジはソリッド。それほど大きくもなく、収まりは良い方かと。

ANKER Soundcore Wakey|本体外観

うって変わって、スピーカー本体は各部分が丸っこく、ころんとした可愛い形をしています。

グレーのスピーカー部分は、メッシュのファブリック素材が使われていて、優しい雰囲気をプラスしています。

ANKER Soundcore Wakey|本体側面

で、それ以外の大部分はシリコン素材でコーティングされています。Ankerの別ラインのBluetoothスピーカー「Soundcore」なんかと同じような素材。Wakeyの方が若干サラリとしているような気がしないでもない。

Soundcoreは指紋が付きやすいといったレビューをちらほら見かけますが、僕は乾燥肌のせいか、そんな印象はありませんでした。なのでWakeyでも全く問題無し。しかもホワイトなので、なおさら目立ちません。

ANKER Soundcore Wakey|給電部分

給電部分は置いたスマホが滑り落ちるのを防ぐため、ラバー素材が採用されています。

ANKER Soundcore Wakey|底面

底面の滑り止めも同じ。両方とも効果テキメン。

ただし使用場所がキッチンなので、全体的にどれぐらい汚れが付着し、また手入れしやすいのか、今後検証していきたいと思います。

サイズ

ANKER Soundcore Wakey|Soundcoreと大きさ比較

サイズは幅が約200mm、高さは約82mm。

初代Soundcore(幅約165mm、高さ約45mm)と比べると、幅こそ少し大きい程度だけど、高さはずいぶんと差があります。

ANKER Soundcore Wakey|Soundcoreと大きさ比較

奥行きについても、Wakeyの約92mmに対し、Soundcoreは約54mm。色の違いも手伝って、倍ぐらいに感じます。

操作ボタンはタッチ式

ANKER Soundcore Wakey|タッチ式操作ボタン

本体の操作は、前面の操作ボタンで行います。ボタンといってもタッチ式になっていて、凹凸はありません。物理ボタンよりも、おそらく手入れはラクかと。

ANKER Soundcore Wakey|タッチ式操作ボタン

左(写真では奥)から、

  • ライトセンサー
  • FMラジオボタン
  • 音量−ボタン
  • 多機能ボタン
  • 音量+ボタン
  • Bluetooth ボタン / Bluetooth 表示
  • アラーム時計ボタン

が並んでいます。

本体カラーがホワイトなので、グレーのポタンは、良く言えばさりげなくてオシャレ、悪く言えば少々見えにくい。

タッチの反応はすこぶる良好です。

背面にバスレフポートがある!

ANKER Soundcore Wakey|背面の入力系統

背面にはUSB充電ポートや3.5mmオーディオ入力ポート(AUX)、FMアンテナポートなどが並びます。

一番大きな穴は「バスレフポート(ダクト)」と呼ばれるもの。低音を増強する効果があり、自然で豊かな音場形成に期待が持てます。

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Soundcore Wakeyの使用感

充電スピードが速い!

ANKER Soundcore Wakey|充電中

特徴の1つであるQi(チー)によるワイヤレス充電。こりゃ、すごい快適!ケーブルやドック端子に挿すのって結構ストレスを感じる行為なんだと初めて気付きました。

僕が使っているのはiPhone8。ケースはSpigenの「リキッド・エアー」で、1mm強の厚みがあるTPU素材。この組み合わせなら、何の問題もなく充電できます。

また妻のiPhone8は純正レザーケースを着用。こちらも問題ありません。

充電は、およそ1分で1%進みます。有線時と変わりなく速い。晩ごはんの準備をしている時間があれば100%付近まで到達します。

置き方はシビアなのかと思いきや、意外に対応幅が広いのも使い易さのポイント。横置き(本体と平行)だけでなく、縦置き(本体と直角)でも充電可能だし、2〜3cmぐらい中心がズレても大丈夫です。

熱くなる!というレビューを見かけましたが、ほんわか程度。気になるレベルではなく一安心です。

伸びのある中高音域、量感のある低音。良質なサウンド。

ANKER Soundcore Wakey|

Wakeyの奏でるサウンドは、Soundcoreよりも明らかに上

低音に、迫力と余裕がある

まず決定的に低音の迫力に差があります。

Wakeyの方はベースやドラムの音がドンドンと力強く、しっかりと空気の振動となって体に伝わってきます。しかも無理に増強されたような音ではなく、あくまでも自然な鳴り方。ボーカルなどの中高音域を潰さない、バランスの良い余裕ある低音です。

一方、Soudcoreの低音は貧弱。Wakeyでドンドン鳴った音も、Soundcoreではトントンとしか聞こえません。空気の震えも皆無で、迫力においては高校生と幼児ぐらいの違いがあります。

中高音域は、広がりと奥行きに圧倒的な差

中高音域についても、解像感や伸び、広がりなど、全ての面においてWakeyに軍配が上がります。クリアで小気味良い、耳障りの良い良質なサウンドです。

解像感についてはSoundcoreも頑張っている方だと思いますが、音の広がりや奥行きについては、どうしてもサイズ差が出てしまいますね。極端に言えば、Wakeyは空間を音で満たすことができるけれど、Soundcoreは真正面でしか音楽を楽しむことができない、といった感じ。

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Soundcore Wakeyがキッチン用スピーカーとして優秀な点

ANKER Soundcore Wakey|縦置き充電

で最後に、Soundcore Wakeyがキッチン用スピーカーとして優秀だと思う点をまとめておこうと思います。

「レシピを見る〜充電する」がシームレス。おまけに音楽も途切れない。

ドック式スピーカーの場合、近眼の僕はiPhoneを充電したままレシピを参照するのが辛かった。なのでレシピを見る時は一度外して、内容を確認後、また挿すを繰り返していました。音楽も途切れるし、結構ストレス。

USBケーブルを使えば手元まで引き寄せてこれますが、今度はケーブル邪魔問題が発生します。

Wakeyなら「挿す」という行為がないので、レシピを見るのも充電するのも、自然な動作の中でシームレスに完結します。めちゃくちゃ快適!

おまけにBluetooth接続なので音楽が途切れることはなくケーブル邪魔問題も発生しないなど良いことづくめです。

フラットなタッチ式操作面はゴミが溜まらない

以前使っていたドック式スピーカーは、物理ボタンが採用されていました。どうしても隙間にゴミが溜まってしまいます。

その点、Wakeyの操作はタッチ式でフラットな構造のため、ゴミが溜まりません。防滴仕様ではありませんが、水の侵入も少ないと思います。しかも濡れた指でも操作可能(説明書では推奨された使い方ではありません)。

たとえ汚れても、フラットな構造なら拭きやすく、手入れするのも簡単です。

コンセントが節約できる

我が家のキッチンは、年々、調理家電が増えています。なのでコンセントの数が足りなくなってきている現状。

充電とスピーカーが別系統なら、それだけでコンセントは2つ必要になるところ、Wakeyなら1つで済みます。おまけにラジオも付いているので、さらに1つ節約できることになります。

朝の支度に素敵な「睡眠モード」

Soundcoreアプリを使うことで、10種類のヒーリングサウンドを組み合わせて鳴らすことができる「睡眠モード」。

本来、快適な睡眠を促す目的で搭載されたモードですが、朝食の準備など、朝の支度用BGMとして活用すると、これがなかなか素敵です。

「鳥のさえずり」や「雨音」、「川のせせらぎ」、「電車の走行音」なんてのもあります。

音楽を聞くのはしんどいけど音が無いのは寂しい、なんて時に活躍します。

各種LEDの光が気にならないどころか、むしろ助かる

Wakeyのレビューの中には「充電中の青いLEDが眩しい」といった不満が、ちらほら見受けられます。

夜、暗い寝室で使うからこそ発生する問題ですが、明るいキッチンであれば全くもって気になりません。逆に、きちんと充電できている確認の印になるため重宝しているほどです。

デジタル表示の時計も大きく、明るさが自動調整されるため、昼でも夜でも見やすいです。

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あとがき

価格はおよそ10,000円。Amazonのタイムセールなんかの安い時だと、7,000円ぐらいにプライスダウンされることが頻繁にあります。

これだと「Soundcore 2」に「PowerWave 10 Pad」などのワイヤレス充電器を合わせ買いするのと金額的な差はほとんどありません。

むしろFMラジオが付いてる分、安いぐらい。

場所を変えて音楽を聞きたいとわけじゃなければ、Wakeyはかなりオススメです。

スピーカーの詳細はAnker公式サイトを参照ください。