以前、大豆ミートを使ってキーマカレーを作ってみたら、なかなか美味しくできたので、今回はミートスパゲティに挑戦しました。
大豆ミートって鶏むね肉のような淡白味の素材なので、野菜や調味料と合わせる煮込み系の料理と相性が良いように思います。
というわけで、大豆ミートを使ったミートスパゲティのレシピです。
大豆ミートを使ったミートスパゲティの作り方
今回使用する大豆ミートはAmazonで購入しました。株式会社波里(なみさと)の「SUPER FOODS JAPAN」というブランドのものです。
乾燥ミンチタイプのソフト仕上げ。大豆100%で国内製造、遺伝子組換なしです。
業務スーパーで買った旭松の「まるごと大豆ミート」が、5%以内の遺伝子組換大豆が含まれているものだったので念の為に変更。
商品が違っても基本的な扱い方は同じですね。ソフトタイプということで、お湯に入れて1分程度で柔らかくなります。
煮込み料理で使う場合は、水分を多めにすることで、この手順が不要になります。
お湯で戻すと30gの大豆ミートが約110gに。約3〜4倍に膨らみます。内容量500gなので、実質1800gの計算です。
購入時、Amazonでは980円(税込)でした。100g当たりの値段は約54円。コスト的にも鶏むね肉と同等です。お財布にありがたい!
大豆ミートを使ったミートスパゲティの作り方
それではミートスパゲティを作っていきましょう。
材料は以下の通り。
- 大豆ミート:300g
- 玉ねぎ:1個
- にんじん:1本
- セロリ:1/2
- ニンニク:1片
- オリーブオイル:50ml
- 赤ワイン:300ml
- トマト缶:2缶
- ブイヨンスープの素:1個
- 水:800ml
- ローリエ:2枚
- 塩:小さじ1/2
- 粗挽き黒こしょう:小さじ1/3
- オレガノ:小さじ1/3
- 砂糖:大さじ1
- ウスターソース、中濃ソース、ケチャップ、ダシダ、しょうゆ、バター
大体いつもこんな分量。玉ねぎは多めに入れる時もあるかな。セロリは外せません。
なにせ大豆ミートはあっさりした味なんで、物足りなく感じたら、ウスターソースや中濃ソース、ケチャップで調整。
ダシダを入れるとベースがしっかりするし、しょうゆは輪郭をくっきりさせたい時に使います。
子供向けに、バターでコクと風味をアップするのも良しです。
お次は調理の手順。
- 野菜を全てみじん切りにする。
- オリーブオイルでニンニクを炒める。
- 玉ねぎ、にんじん、セロリを合わせて炒める。
- 大豆ミートを入れる。
- ブイヨン、水、香辛料を入れて煮る。
- トマト缶を加え、煮込む。
- 砂糖やソースなど、その他の調味料で調整して完成。
ざっくり言えば、炒めて煮込むだけ。正直言って、調理の順番はざっくりでも問題無しです。
みじん切りもブレンダーを使えば、あっと言う間に出来上がり。
野菜を炒めて、
大豆ミートをそのまま投入。
水、ブイヨン、香辛料を加えて、大豆ミートが柔らかくなるまで煮込みます。
カットトマトをドバドバ。ソースやダシダなどで味を整えます。
牛豚合い挽きミンチで作るよりも、色は薄めに仕上がりました。
目玉焼きをのっけて完成!
言われなければ大豆ミートで作ったとは分からないぐらいに、コクや旨味があります。後からくる、ほんのり大豆の香りが健康食な感じ。家族にも好評。美味しい!
タバスコかけるのも良し!
大豆ミートだけだと、どうしてもあっさりしてしまうので、最終調整は必須です。ダシダとバターが良い仕事をしてくれました。
あとがき
大豆ミートを使ってハンバーグを作ったこともあるんですが、あまりに淡白過ぎて美味しくありませんでした。粘りが無いので固まらない、というのも弱点。
照り焼きソースで煮込んで、なんとか食べることができるように調整しましたが、それもあって大豆ミートは煮込み料理の方が良いな、というのが現段階での結論。味付け必須。
大豆ミートじゃなきゃ美味しくない、なんて料理があると最高なんですけどね。