大豆ミートは美味しい?業務スーパーで買ってキーマカレーを作った話。

本ページはプロモーションが含まれます

たまたま業務スーパーで見つけた「大豆ミート」。最近ちらほら耳にすることが増えたので、試しに購入してみました。

大豆ミート(ソイミート)って、牛や豚などの家畜肉の代替肉として注目されているそうですが、そもそも美味しいの?という疑問が強くあって、これまで手を出してこなかったんですよね。

たとえ食えたもんじゃないほど不味いとしても、キーマカレーなら何とでもごまかせる!ってことで作ってみたところ、これが意外にも美味しくできました。

って言うか、食感は普通にひき肉。何も言われなければ気付かないレベル。

というわけで、今回は大豆ミートとキーマーカレーのレシピのお話です。

スポンサーリンク

大豆ミートは美味しい?業務スーパーで買ってキーマカレーを作った話。

大豆ミートとは

大豆ミートとは名前の通り、原料は大豆。乾燥させてお肉のように見立てた加工食品。ストレートに大豆肉とも呼ばれたりしています。

牛肉や豚肉など、いわゆる家畜肉の代わりに使うメリットは色々あります。詳しくはこちらのサイトを参照に。

低カロリー&低脂質&コレステロールゼロ

例えば牛肉と比べると、カロリーは約1/2〜1/4脂質は1/40以下にもなるそう。植物性なのでコレステロールが含まれておらず、生活習慣病の予防対策にもうってつけ。

高タンパク

たんぱく質は普通の肉と同じぐらい含まれています。肉によっては、上回ることもあるそうな。

長期保存が可能

乾燥させているので長期保存ができます。保存期間は約1年。栄養素が高いことも含め、災害時のための非常食として優秀。

安い

業務スーパーで購入した旭松食品の「まるごと大豆ミート」は、500g入で税込768円。調理する時は3倍量になるので、実質100g当たり約50円ほど。鶏むね肉ぐらいの値段です。

良いことばかりのようですが、問題は「美味しいか」です。

”おから”ライクな見た目に加え、脂質も少ないことから、食感はパサパサで旨味も薄いというのが食べる前の勝手なイメージ。また調理に手間がかかりそう、というのもありますね。

どれだけメリットがあったとしても、ヴィーガンでもベジタリアンでもない僕が、あえて大豆ミートを選択するためには、不味い&手間がかかるようじゃ続かないわけです。

下準備にかかる作業は、思っていたよりも簡単でスピーディです。

  • 10分ほど熱湯に浸す
  • 3分ほど茹でる

煮込み料理なら、そのままザザッと鍋に入れるだけでOK。なのでキーマカレーやミートソースなんかは、普通のひき肉を使う時と変わらず調理ができます。

実物がシリアルみたいだったので、そのままかじってみたんですが、カッチカチでした。戻さないと絶対に食べられませんのでご注意を。

スポンサーリンク

大豆ミートを使ったキーマカレーのレシピ

それでは大豆ミートを使ったキーマカレーを作っていきましょう。

  • 大豆ミート:100g
  • 水:800ml
  • たまねぎ:300g(中サイズ2個ぐらい)
  • にんじん:200g(中サイズ1本ぐらい)
  • セロリ:1本
  • ピーマン:3個
  • ごぼう:2本
  • ニンニク:1片
  • 生姜:1かけ
  • カットトマト:1缶
  • ココナッツミルク:1缶
  • バター:適量
  • 塩コショウ:適量
  • 砂糖:大さじ3ぐらい
  • ウスターソース:大さじ3ぐらい
  • コンソメ:大さじ1ぐらい
  • カレー粉:大さじ3ぐらい
  • ローリエ:1、2枚

今回使う大豆ミートは100g。少ないようですが、先述の通り水分を含むと3倍量になります。野菜もたっぷりなのでボリュームは十分です。

調理の手順は以下の通り。

  1. 野菜を全てみじん切りor粗みじん切りにする。
  2. フライパンに油をひき、香りが立つまでニンニクと生姜を熱する。
  3. 野菜を炒めながら、途中、塩コショウをふる。
  4. 水を注ぎ、大豆ミートを入れる。
  5. カットトマト、ローリエ、砂糖、ウスターソース、コンソメ、カレー粉を入れて10分ほど煮込む。
  6. ココナッツミルクを入れて、水分がある程度飛ぶまで煮込む(3分ぐらい)。
  7. 仕上げにバターを入れて完成!

ニンニクと生姜以外の野菜は、ブレンダーで一気にみじん切りにするとめちゃくちゃ楽チンなのでオススメです。

ザザッと大豆ミートを入れちゃいました。油分が無いおかげで飛び散りが少なく、調理後の台所が綺麗なのも嬉しい。

カレー粉等を入れる前にちょっと味見。水で戻した大豆ミートは、見た目も味もほぼ鶏むね肉のミンチです。こっからオムレツにしても良いですね。

カレー粉やココナッツミルクなどを入れてさらに煮込みます。

ちなみに今回使ったカレー粉は、神戸アールティのものです。

完成!

ひとつ前の写真の状態から冷えると少し固まりました。ある程度水分がある時点でストップするのが良いかな。お好みで。

心配していた食感は全く問題無しです。さっぱりしていて、むしろ食べやすいレベル。戻る過程で野菜の旨味を十分吸っているのか、大豆っぽさは全くありません。こりゃ普通に美味しい!

ちょっとコクが足りんなぁと思う方は、仕上げにバターを入れると風味が増します。個別に入れるならチューブタイプが使いやすいです。お試しあれ!

スポンサーリンク

あとがき

初めて大豆ミートを使ってみましたが、思っていた以上に普通の食材として使えることが分かりました。鶏むね肉の代わりというよりかは、積極的に大豆ミートを使っても良いぐらい。

保存食としてストックしておけるメリットが大きいので、これからはデイリーに活用していこうと思います。

[追記]その後、ミートスパゲッティにも挑戦しました。こちらもなかなか美味しかったー。


[追記]今回使った旭松の「まるごと大豆ミート」は、5%以内の遺伝子組換大豆が使用されている可能性があるみたい。値段は上がるけど、気になる方は「遺伝子組換でない」タイプのものを選んでください。