数年前に何かの景品として頂いた「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ(以下ネスカフェバリスタ)」。狭い我が家の台所事情から、梱包されたままの状態で、押し入れに眠りっぱなしになっていました。インスタントコーヒー専用のコーヒーメーカーです。
模様替えを兼ねてレイアウトを見直し、なんとか設置するスペースを確保。ようやく使い始めたのですが、周回遅れで、その素晴らしさに魅了されている毎日です。
- そこそこ美味しく
- まあまあリーズナブル
- めちゃくちゃ手軽
にコーヒーを味わえる。ドリップコーヒーとインスタントコーヒーの隙間を埋める働きを見せてくれています。
というわけで、今回は「ネスカフェバリスタ」の今更レビューです。
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ
そこそこ美味しい|インスタントコーヒーの粋は脱している
いきなりですが、まずは「味」。
所詮はインスタントコーヒーでしょ、と全く期待はしていませんでした。押し入れに入れっぱなしにしていた根本的な理由はここにあります。
けれども飲んでみると、意外にも美味しい。インスタント臭さは残っていますが、レベルアップしているのは分かります。
旨味が引き出されている
この表面にできるキメの細かい泡のことを「クレマ」と呼びます。その正体はコーヒー豆(粉)から抽出される「油分」と「二酸化炭素」。
特に油分は、コクと風味の元であり、コーヒーを楽しむためには必須の成分です。美味しさの根拠。お湯に溶かすだけでは、こうはいきません。
昔からインスタントコーヒーには「酸味が強く、水っぽい」というイメージを持っていました。コクや苦味由来の旨味なんて味わった覚えがなかったので、これには驚きです。
まあまあリーズナブル|Amazonプライムの定期おトク便が最安
ネスカフェバリスタに使用する粉(コーヒーパウダー)は、専用のパッケージに入ったもの。
最もベーシックな「ゴールドブレンド」や、
有機コーヒー豆100%の「ゴールドブレンド オーガニック」、
希少豆にこだわった「香味焙煎ブレンド」などがあります。
インスタントコーヒーの中で一番美味しいと評価の高い「プレジデント」なんかも良さそうです。
種類が豊富で、毎日飲んでも全て網羅するのに1年間ぐらいかかりそう。ワクワクします。
一杯あたりの値段は、最もコスパの良い「ゴールドブレンド105g」で約20円。これまでデイリーで飲んでいた1g1円の激安豆が1杯あたり約12〜15円なので、少し割高という感じです。
けれども1杯あたり約20円というのは、公式サイトの定期便を参考にした数字。近くのスーパーやドラッグストアで販売されているものだと15円程度まで下がります。まあまあ安いですね、
さらに言えば、Amazonプライムの定期おトク便なら10%OFF(3品同月注文なら15%OFF)になるので、1杯あたりは約12〜14円。知っている限り最安。ここまでくれば、かなりリーズナブルです。
めちゃくちゃ手軽!
ネスカフェバリスタの最大の魅力は「手軽」ということ。基本的にはカップを置いて、スイッチを押すのみ。出来上がりまでにかかる時間も1分程度なので、思い立ったらすぐに飲むことができます。
我が家の場合、朝一番にカリタのコーヒーメーカーで水筒2本分のコーヒーを作ります。1本は僕の分で、もう1本は妻の分。その時の粉は、1g1円の激安豆。たいてい昼までには無くなってしまいます。
昼以降のコーヒーについては我慢をするか、1杯づつに個装されたドリップコーヒーを淹れるか、の2択。ほとんどの場合、手間と時間を惜しんで、我慢を選択する日々。
けれどもネスカフェバリスタを使い始めてからは一変。お昼のコーヒータイムが楽しみに変わりました。
カップを置いて、スイッチを押す。トイレを済ませている間に出来上がり。手間も時間もかかりません。めちゃくちゃ手軽。
カフェラテが美味い!
特に午後は甘い物が欲しくなっていることが多いので、カフェラテを作ることが多いです。これも複雑な手順を踏む必要はありません。予めカップに少量のミルク(60ml)を注いでおくだけで完成。
キメの細かなクリーミーな泡。これがまた美味しいんです!
メンテナンスも楽ちん
コーヒーパウダーは、最初にコーヒータンクへ充填した後、数週間は触ることはありません。給水は、1日1回で十分。
洗浄も、基本汚れるわけではないので、気になった時にさっと水洗いする程度。説明書には、本気のメンテナンスは750杯毎が目安と書かれています。1年に1度ぐらいのペースで良いみたいです。
最新モデル「バリスタ i(アイ)」なら、好みの味にカスタマイズ可能
比較的新しいモデルの「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ i[アイ](以下バリスタ アイ)」では、スマホからの操作でコーヒーや水の量、泡立ち加減をカスタマイズすることができます。
しかも使うたびにポイントが貯まって、賞品と交換できたりするようです。めちゃくちゃうらやましい!
価格も1,000円ほどしか差がなく、買うなら絶対に「バリスタ アイ」ですね。
あとがき
美味しくなったと言っても、やはり挽きたて、淹れたてのドリップコーヒーには敵いません。
けれどもドリップコーヒーの場合、相応の手間と時間がかかるわけです。
- 豆を挽く
- 湯を沸かす
- サーバーやカップを温める
- コーヒーフィルター設置
- 挽いた粉をフィルターに入れる
- ドリップ
出来上がりまで、少なくても10分。ずっと手を離すことはできません。
ネスカフェバリスタだと一瞬で出来上がるし、他のことをやりながらでも大丈夫。美味しさと天秤にかけるだけの価値があります。
舌がプチ・コーヒーモードの時に、この手軽さはありがたいです!もっと早く使っておけば良かったー。
でも今から始めるなら、バリスタアイが無料で使える定期便も良さそう。万一壊れても修理代がかからないし、解約も自由。消費ペースが合うなら検討の価値アリです。