浴室のシャワーを引っ掛けるフックが壊れたので、DIYにて交換しました。
と言っても、もうすでに2回交換済み。およそ2年スパンで壊れてしまっていて、これで3回目。
純正部品が流通していないこともあって、Amazonで安価なものに手を出してしまったのが裏目に出てしまったかと反省。
なので今回は少し高いけど、国産メーカー品を購入してみました。
安いシャワーフックは耐久性に難あり
我が家の浴室には、もともとLIXILのシャワーフックが設置されていました。ユニットバスの30mm径のスライドバーに対応した純正付属品。
内部の樹脂パーツが破損して、任意の位置で固定できなくなってしまったのです。経年劣化。10年間、お疲れ様でした。
交換しようと同じ純正品を探してみたのですが、全く見つかりません。どうも廃盤になったようで、メーカーにも流通在庫にも残っていない状況でした。
形状の異なる後継品が販売されていますが、値段が高い。7,000円以上もします。さすがに手を出しづらいっすわ。
もうちょっと安くて良い感じのが無いかなーってAmazonを物色して見つけたのがこのフック。
2,000円を切る価格でメッキの具合も良い感じ。元の純正フックと違って、ワンプッシュで高さを固定できる点も決め手となりました。
取付けについては、一旦スライドバーを外してからフックを差し込まねばなりません。プラスドライバーで外せるものの、ひと手間が必要。
シャワーの角度は無段階で変更できます。クリック無しでむにゅーって。
コンパクトだし、見た目もスッキリ。純正品と比べても違和感は少ないです。
値段の割に良い感じなので気に入ってたのですが、およそ1年のど経ったあたりで、固定用のプッシュボタンの具合が悪くなってきました。押すと戻らない。
分解してみると、中のバネ類が錆びてしまっていて折れる寸前でした。当然、固定力が弱いわけで、シャワーからお湯を出すと、その勢いでずり下がってしまいます。こりゃ駄目だ。
まぁでも安いしということで、懲りずに同じものを再購入。でも、やっぱり2年ほどで、同じ症状が出てしまいました。物自体は良いんですが、耐久性に難ありです。
日本製のシャワーフックはしっかりとした造り
3度目は無いわなぁということで、今回は少し予算をアップして日本製のフックを購入しました。
ナカ工業という、建材製品の製造・販売・施工を行っている、めちゃくちゃしっかりした会社です。
値段が購入当時で大体4,000円ぐらい。2度壊れたフックの倍ですが、純正品よりかは3割ほど安いという絶妙の設定。
このシャワーフックの良い点。まずは取付けがめちゃくちゃ簡単なこと。
本体とカバー、2つのパーツでスライドバーを挟み込むだけ。パチンとはまればOK。スライドバーを外す必要が無いので、道具も要らず、誰でも2秒で取付けることができます。
2つ目の良い点は、シャワーフックの傾きがピタッと決まること。カチッカチッっとクリック感が固めで、勢いよくお湯を出しても全くぶれません。
高さ調整のボタンも大きくて操作しやすく、これまた任意の位置でピタッと止まります。安定感抜群!全体的に造りがしっかりしている印象です。
小ぶりなサイズも取り回しが良くて、多くのお風呂で取り付けることができるんじゃないでしょうか。
あとがき
一番のの問題は耐久性なのですが、こればっかりは時間が経たないと分かりませんね。追ってご報告ということで。
値段的に考えて、5年以上壊れずにいてくれると良いんですけど、それ以下だと悲しい。その場合は、素直に純正品を買おうと思います。でもなんか楽々クリアできそうな雰囲気ですぞ。